容子の部屋

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香港に代わり「アジアのハブ」狙うマレーシア

2007年07月02日 10時08分55秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

  

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最近まで香港はアジアのハブとしてシンガポールと共にその地位を誇ってきましたが、最近この地位を狙って香港に対し、金融・観光・生活の質といったあらゆる分野でその地位を狙った激しい競争を仕掛けているのが、 現在のところ、最大のライバルはマレーシアだそうです。

このマレーシアは半世紀前からイスラム法に則った金融システムを保ってきたそうで、最近6年間にイスラム諸国の資本が平均19%も増加したそうです・・・

マレーシア自身イスラム教国であり、そのため昨年からは135億ドル(約1兆6582億円)を投じ、「イスラム金融」を国家ブランドとして育てていく政策を採っているそうです・・

最近ではマレーシア国のイスラム系金融機関に対する法人税を完全に免除するなど、中東にあふれる「オイルマネー」を自国に引き入れることに全力を挙げている方針を採っているのだそうです。

 この国は、1年中温暖な気候と、汚染されていない自然環境を誇り、観光地としても注目を集めているため、海外からの移住者の誘致にも力を入れており・・・日本からも最近は退職後の生活の場としてここを選んでいる人も多いようです・・・

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そのため、2003年末から「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」と名付けたプロジェクトを進めており、滞留ビザの発給や課税などにおいてメリットを付与するなど、母国で定年退職した外国人の長期滞在を促進する施策を講じております。

もともと・・・多民族国家の伝統の中で培われた多彩な食文化や、外国人に対する寛容さ、他の東南アジア諸国に比べ安定的な政治状況や社会環境などが、外国人の移住先として急浮上する原動力になっているとの評価を得ているそうです。

 マレーシアはまた、医療サービスと観光をセットにした「医療観光」でも国際的に高い評価を得ているそうです。
マレーシア観光庁によると、昨年1年間で23万2300人の「医療観光客」を誘致し、3300万ドル(約40億5603万円)の収益を上げたとの事です。安い価格で良質な医療サービスを受けられるというのがその理由だと言われております。

このような、マレーシアのこうした動きに対し、シンガポールも、ニューヨークに本部を置く国際コンサルティング会社「ECAインターナショナル」は今年4月、世界の257の都市を対象に行った調査の結果を「住みよい都市ランキング」としてまとめたが、その中でシンガポールは治安、保健・医療などすべての分野で高得点を得て、5年連続でランキング1位なそうです

一方、香港はその地位が昨年よりさらに12ランクも下がり・・・32位にとどまったそうです。
これについてインターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)紙は「大気汚染が深刻化し、香港に住む外国人が空気のきれいなシンガポールに移住するケースが増えている」と報じたそうです。その様子は下記の図表でもはっきりと現れております。                

(朝鮮日報記事引用)
 


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