[ふるさと納税制度」が岩手・宮城内陸地震で被害を受けた栗原市と岩手県奥州市などでは、「ふるさと納税制度」を活用した復興支援の寄付申し込みが増え続けているそうです。
この制度は、寄付することで住民税と所得税が軽減される制度との事ですが・・・都市と地方の税収の格差是正を図るために本年度から導入されたばかりです・・この制度には色々な意見があったように思ってましたが・・・今回の岩手・宮城内陸地震により思わぬ形で注目されている事は嬉しい事です。
宮城県・栗原市では3日現在の集計で、ふるさと納税の寄付申し込みは47件、305万円在ったそうです。この災害前の4件はすべて出身者だったようですが・・・被災後の43件は栗原市とゆかりのない人も多いとの事です。
この「義援金」の意外な受け皿として、ふるさと納税について報道されたあとでは申込者が急増して入るそうです。これらの人達は、北海道から九州まで全国各地から寄せられているとの事です。
窓口となる栗原市企画課では「連日数件の申し込みがある。ありがたい」と話してます。多くは「震災の復興に役立ててほしい」とのメッセージが添えられているそうです。
また、宮城県庁にも4日までに、被災地支援を目的に首都圏などから11件、計100万円を超える申し込みがあったとか・・ 東北大出身で、神奈川在住の女性からは「1日も早い復旧を応援し、少しでもお役に立ちたい」との手紙が添えられてあったそうです。
また、奥州市には震災後、4日現在で9件の申し込みがあり、総額330万円・・で県別では東京都から5件、千葉、埼玉、石川などからもあったそうです。岩手県庁にも地震関連で「将来の防災に使ってほしい」と計2件、計11万円の申し出があったようです・・・
このふるさと納税制度は、出身地に限らず、支援したい自治体に寄付すると、寄付額のうち5000円を超える額が一定額まで控除の対象となるのだそうで、この制度の事をもっと報道してほしいものです。
(河北新報参考)
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この「ふるさと納税制度」がこんな形で脚光を浴びたんですね。この「岩手・宮城内陸地震」は激甚指定される地震でしたね。
そこの国会で激論されて結果は通過したこの「ふるさと納税」が思わぬ形で役に立ったとか?
でも、この間の中国の四川大地震には日本からどれだけの援助金が出たのでしょうね?
四川は他国の問題です。テレビ各局が競争するようにその義援金を報道してましたが、この「ふるさと基金」の事はあまり聞きませんでした。
その点がとても疑問です。
岩手・宮城内陸地震・・は激甚指定を受けたようで、被災者も少しはそれによって再起する手助けになれば良いですね。
ところで、この「ふるさと基金」・・の詳しい事もっと報道して欲しいですね。そしてこれを活用して、もっと多額な寄付が集まるよう願ってます。時期が悪かったとはいえ、中国の四川地震には、日本から相当額の寄付が届いた筈です。
それもいいですが、もっと同胞の不幸にこのような制度を利用すれば、同じ納税するのならこの地域もまた寒村のようですし、是非お願いしたいと思います。