中国は最近盛んに海洋国家としての存在を示そうとして、あちこちで摩擦が起きています。
この11月に西沙諸島中国がで軍事演習を実施した事もその一つだと思います。中国は当然の如く西沙諸島は中国の領有するものとの立場のようですが・・・同諸島をめぐっては、特に軍部を中心に周辺海域でのプレゼンスを示す必要性を説く強硬路線が台頭している・・・ようでそれが諸辺諸国との摩擦を起こしかねない・・ト思います。少し検索した所、ここの地下には石油資源があるそうです・・・
中国外務省は、ベトナムに於ける一連の反中国デモについて「ベトナム政府に事態の発展を抑える措置を希望する」といっているようですが・・・このちたいの領有権が確定していないのに、一方的に中国がここで軍事演習をするのはいかがなものでしょうか???
西沙での中国軍の軍事演習については、中国側の立場は「中国海域での完全に正常な活動だ。ベトナム側の非難に道理はない」と一蹴したそうです。そして7月には、南沙諸島で中国艦船がベトナム漁船を攻撃し、負傷者が出たとも伝えられるなど、中国側はあくまで強気の姿勢のようですが・・最近の中国の大昔の地図を基にして、領有権を主張するこの時代錯誤・・・とでも言ったらいいほど横柄な振る舞いに私など不快感だけが襲います・・・
これはまるで南沙諸島で日本が受けた事態と似ていて、中国がまず実務行動と進めその後で、中国政府は、領有権を棚上げして、その一方で周辺国との安定を保つ方針で、資源の共同開発も呼びかけているのが特徴のようです・・・
しかし、今回ベトナム政府はこの事態を不快に思っているらしく・・・首都ハノイにある中国大使館前で9日、ベトナムや中国などが領有権を主張するみ南シナ海の南沙、西沙諸島をめぐり、ベトナム市民は自国の領有権を訴え市民ら約300人が、両諸島は「ベトナムのものだ」「中国に抗議する」などと叫んで、約1時間にわたってデモを行ったそうですが・・・そんなことで怯む中国ではないと思います・・・
元来・・共産党一党体制のベトナムでは、政治的な主張を掲げた集会などは厳しく規制されるのが通常だそうですが・・・今回のデモでは警官はそのデモを見逃しているようで・・・政府もそれを容認していると思います。
しかし中国政府は「ベトナム側の非難に道理はない」と言っているそうですが・・・ ベトナムではかつて戦火を交えた隣国中国に対してかなり警戒感強い国だけにあまり中国が高飛車に出て・・・あちこちに不満分子がいるのに・・・この態度・・・私は大国の奢りのように思えて・・・中国はここの地下資源が欲しいのでしょうね・・
中国は今まで無関心で居た、所属が不明瞭な島岨を
地下資源・領海の観点から俄かに囲い込みに掛かりました。尖閣もそのひとつです、西沙・南沙・スプラトリーなどなどです。
東亜南アジヤ各国と紛糾しております、その遣りかたもえげつないですね。武力制圧しておいて、後は平和に話し合いで行きましょう、と来る。
ベトナム・ヒリピン・タイ・インドネシャなど泣き寝入りでしょうね。かっての大日本帝国思い出します。
本当に中国の拡張主義はと止まることを知らないほどあれもこれもと、大昔少しでも関係あった所は、全て自己領との立場のようで・・・それに対しそれらの関係国はあまりにも小国で、中国と正面から戦う事すらためらっている間に中国軍はそこに軍を駐留させております。
それらは今後海洋国家としても存在したい、そこの海底に石油資源があることを探査していて、それも手に入れたいからと思います。
アジアの他の諸国はあまりにも経済的に小国である事が中国の横暴を許していると思うと不快感だけが感じます。