最近のニュースで最も驚いたのは・・・1980年代に活躍していた英国の人気ニュースキャスター、エド・ミッチェルさん(Ed Mitchell)の事です。と言うのはこの方が多額の負債を抱えてとうとう自己破産してしまい、現在はホームレスなっていたと言うのです。
このミッチェルさん(54歳)は、かつては報道番組のニュースキャスターだったそうです。同氏は全盛期には、英国のサッチャー元首相やブレア首相、メイジャー元首相などにもインタビューしていたとの事です。
当時の年俸は10万ポンド(約2千万円)だったそうで・・1億円もの邸宅に住んで、年2回の海外旅行も楽しんでいたんだそうです。しかし、幸運はここまでで・・・2001年に米国に移り、米国のニュース専門放送局CNBCに勤務したそうですが・・・そこを解雇されたんだそうです。その時から、同氏の不幸が始まったそうです・・・
米国人は多くの人がクレジットカードを使うのが普通なのでしょうが・・・同氏はきっとあまり使い慣れていなかったためなのか??ミッチェルさんは5万ポンド(約1千万円)のクレジットカードの借金が出来たそうで・・・その返済のために、彼は他のクレジットカードを作ると言うもう自転車操業のような生活に追い込まれ・・・それはもう・・・、借金は雪だるまのように膨らんで、なんと同氏は気がついた時には、なんと25社から25万ボンド(約5千万円)物借金が貯まってしまい・・・返済の充ても無くなり・・自己破産に追い込まれたと言うのです・・・
このような状態に陥った同氏は、妻にも見放され・・2年前25年の連れ添った妻からも見放されて離婚・・したとの事で・・・なんて書いていいのやら・・・当然、家は競売にかけられ、ミッチェルさんは結果・・・ホームレスとなったのだというのです。
今では、競売された自宅近くの公園で寝泊りし、公衆トイレでひげを剃り、顔を洗い、慈善団体が提供する食事を摂る生活とか・・そのため寒さが厳しい路上生活では、毎晩3時間ぐらいしか眠れないのだそうです・・・
今では、毎週52ポンド(約1万円)の失業者救済金が支給だけが頼りで、仕事を探し続けて居るのだそうですが・・・おとり取材の記者と疑われたりで、清掃員の求人すら断られる始末だというのです。
ミッチェルさんが言うには・・・このホームレスの中にも、同じような世渡り下手な人が多いらしく・・・元弁護士や不動産業者、実業家など元ホワイトカラーの人たちも多いと言うのです・・・その中には、全財産を失ってホームレスとなった元百万長者間で居るんだそうです・・・もうトホホ・・・などといっていられない厳しい現実がそこにはあるようです。同氏はつくづくと・・「今はホワイトカラー・ホームレスの時代だ」と語ったとか・・・
最後に教訓を込めて ミッチェルさんは、簡単にクレジットカードで安易に借金をしないでほしいと述べていたそうです。そしていかなる人でも一夜でホームレスになる可能性があると・・・語ったとか・・・
この話・・ニュースキャスターとしてはそれなりに仕事が出来たのでしょうが、自己管理の能力ガ・・・あまりに無さ過ぎますね。
その前に転換できたでしょうが・・と外野の私など思うけど・・しかもよ。現在以前住んでいた自宅の側の公園でのホームレス生活・・・私ならとても出来そうに無いわ・・・
日本でもホームレスの人の中にはそれなりの人が居るんでしょうが・・英国も相当厳しいのね。もう笑えなくなった・・・
書く力があるんだから、ここから抜け出そうという勇気さえあればまだ52歳でこの生活をするのなんで・・書くだけでも辛すぎますよ・・
今年も暮れようとしている年の瀬に、このような話は悲しすぎますね。
英国の相当厳しいんですね。ある記事で読んだんですけど、欧州の中でどこが住みいいか聞いたアンケートでは、イギリス・・といった人が多かったのですが、住んでいる人はそうでもないだ・・
最もこのミッチェル氏は金銭感覚に相当かけていたようで、そうなったのも仕方が無いですよ・・
そうかも知れませんね。クレジットは気を付けないと使いすぎる恐れは確かにありますが、自己管理をする以外ないでしょうね。
日本よりイギリスの方が寒さも厳しいと思いますが、街頭での生活となると、どうしてるんでしょうね。
まだ52歳なら、やり直せるでしょうに・・と思うけど、ご本人にその気があればの話ですが・・