タイ・バンコクで11月開かれたアジア太平洋地域の薬物の取り締まりに関する会議(国連加盟の27カ国・2地域が参加)で、日本の警察庁が提案した「北朝鮮の薬物密輸に対する国際協力」の勧告案が全会一致で採択された。
取締実務者による国連会議で、特定の国に対する包囲網の強化が採択されるのは異例。
北朝鮮は会議加盟国でないにもかかわらず採決直前に外交官らが議場に“乱入”、対日非難や反論を展開して“妨害”に及んだが、中韓の支持を得られず、包囲網を狭められる結果になった。
(産経新聞)
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最近タイで開催されていた 国連の「アジア太平洋地域薬物取締機関長会議」。
11月14日から17日まで、バンコクの国連会議センターで日本、中国、韓国、ロシアやフィリピン、タイなど27カ国と2地域が参加しました・・・
日本からは警察庁と海上保安庁が出席し、ヘロインの密売や証人の保護、海上取引対策などが議論されております・・・
警察庁は会議3日目に、北朝鮮を積み出し地とする薬物密輸事件について発表し、平成13年12月に鹿児島県奄美大島沖で北朝鮮の工作船が海保の巡視船と銃撃の末、自沈した事件が北朝鮮による覚醒(かくせい)剤密輸事件と判明した経緯・・・・・
日本近海で10年、12年、14年に起きた覚醒剤漂着事件と北朝鮮との関連などを銃撃シーンの映像を流しながら説明し、主席者に驚きを与え、ました。
このような北朝鮮の国家犯罪である薬物の密輸に対する情報交換や取り締まり連携の強化を訴え、勧告の採択を提案しました・・・
これに対し、 北朝鮮は会議加盟国でないにもかかわらず、2人は会議事務局に「わが国は国連加盟国であり、会議への参加を拒む理由はない」「議席をよこせ」などと大声で怒鳴り立て、議場は騒然としたそうです・・・
会議出席者によると、「参加国側は北朝鮮側の意向を受け入れ、議席を与えることになり、 北朝鮮の大使館員らはこの席で、「日本の発表は、国際社会での(北朝鮮に対する)名誉棄損であり・・・薬物はわが国でも違法であり、厳しく取り締まっている・・・
と述べた上で日本こそ、しっかり取り締まったらどうか」「日本の勧告案は、わが国を陥れようとする誹謗(ひぼう)中傷で、政治的な意図を感じる」などと、約5分にわたり気色ばんで、発言しましたが・・・
しかし、会議出席者は「演説は北朝鮮のテレビアナウンサーのようにヒステリックな調子で、原稿を読み上げていた」と証言し、「各国代表は騒然とするやら、あっけにとられるやらで、異様な出来事を楽しんでいる代表団すらあった」と報告されております・・・
結局、勧告案は、心配された中国、韓国、ロシアの反対もなく、全会一致で通過。包囲網の構築が決まり、北朝鮮にとって、屈辱の会議だったようです・・・
国際会議では、 各国の外交上の利害が錯綜し、特定の国を名指しして非難・制裁的な対策をとる決議の採択には消極的な傾向が強いのが一般的ですが・・・
しかし今回の薬物取り締まり決議は「各国の反対もなくすんなり通過し、日本の「捜査力」が、北朝鮮の妨害工作を排除した格好となった様です・・・
●容子の部屋別室を再開しました。よろしかったら覗いて見てください
灘中・高校本館の歴史・・・
北としても、必死なのでしょうね。地道かもしれませんが、じっくり確実に包囲網を狭くしていくことが必要だと思いました。
北朝鮮は相変わらず国際ルールも守ろうとしない、国際連合の加盟国の資格がないと思います。
途上国でもこれほどまでに国際ルールを無視し自国流が通汁とでも思っているのかしら?
国際社会から幾多の援助を受けていながら、国際社会の決めたルールぐらい攻めて守る意識がないと、除名処分を受ける可能性もあります。ご用心あれ・・・
国際社会を無視しているこの国に国際人権団体は今でも食料その他を送り、哀れな庶民を救おうと努力してもそれらは転売されたり、国連人権委員会の意図とはまるで違い使われ方をしているこの様な国にくれお席を与える事お意味が解りません・・