活動記録。

日々是精進。
昨日よりすばらしい今日が送れるよう、一日一日を大切に。

柳沢納めレポ

2006-11-25 23:56:56 | Weblog
先ほど柳沢納めから帰ってきました。
天候にも恵まれ、仲間と楽しく走ることができました


おきなわ前の練習では景色に目もくれず峠道をひたすら走ってたのですが、きょうは付近の紅葉を楽しみながらゆったりと走りました。でも、、柳沢峠への道は、長く厳しい。ゆっくり走ったとはいえ、翌日以降の筋肉痛が心配


峠付近の気温1℃、『凍結注意』だって。
山はすっかりもう冬ですな。
下り道で凍え死にそうになりながらも、なんとか丘の上の温泉にたどりつきました。 峠越えて下山後にいつも行く温泉、今日ほど恋しく思えた日はないです。

参加されたみなさま、寒い中どうもおつかれさまでした。

柳沢納め

2006-11-25 05:51:38 | Weblog
今年最後の柳沢峠越え、行ってきま~す♪
ツールドおきなわ完走できたのも、デンと聳えるこの峠にめげずに何度も立ち向かっていったから。きょうはそのときの苦労を思い出しつつゆっくり楽しみながら走ろうと思います。
寒いだろうけどがんばります。

ツールドおきなわ2006 市民レース130km参戦記(5)

2006-11-22 00:39:12 | Weblog
源河の関門までの道は微妙に曲がりくねっていて、先がわからない。
西海岸沿いの国道58号との交差点が関門のはずだが、なかなかそれが見えてこない。
沿道の左右両側にいる監視員はみんな赤旗を振っている。
やっぱりダメなのか、と思っているうちに辺りが開け、前方に海が見えた。
交差点の道の真ん中で、警備員が大きな白旗を左に振っている。

・・・?
指示されるがままに、交差点を左に折れる。
え、これって・・?

源河への下りあたりから、いっしょに走っていた130kmの選手2人と話す。
 「・・今のって、最後の関門ですよねぇ?」
 「そうですよ」
 「ゴールまで、行けるんですよね?」

・・・
うおおおおおぉぉぉぉ
 やったあああああぁぁぁぁぁ~~~~~


腹の底から、心の底から大声を出した。
信ジラレナ~イ(byヒルマン監督)

そのとき、この2ヶ月間苦労したことが次々と甦ってきた。
右手に広がる沖縄の海が、祝福するようにキラキラ輝いて見えた。

選手1人は途中脱落し、2人で名護のゴールを目指す。
はるか前方では、交通整理員が右折・左折車を時折コースに入れている。
オマケで関門通してくれたのかな、とも思う。でも勝ちは勝ちだ!
つらいというので、自分が前に出て先導する。
名護市民会館のゴールゲートを、ガッツポーズで駆け抜けた。



単純に成績だけ見れば、300数十人参加者がいるうちの半分より下。
完走した中ではお尻から数えて十数番目。
本当にギリギリ完走という形ではあったが、
「努力した結果がそのまま発揮できた」
と思った。
努力した分が、そのまま感動につながる。
この感動を忘れることなく、スポーツに限らず、仕事や他のさまざまなことに生かしていきたいと思う。


おしまい。

PS.
今年はレースに専念しようと、土日のみ沖縄滞在という強行スケジュールで来たので、ふれあいパーティー終了後速攻帰る羽目に・・
やっぱり次回からは、ゆっくり来ることにします。それが今回の旅の唯一の反省点。



ツールドおきなわ2006 市民レース130km参戦記(4)

2006-11-18 22:09:00 | Weblog
過去何度か参加した「本島1周サイクリング」で、この辺りのコースは何となく覚えている。
過去の記憶を紐解くと、高江の関門を抜ければそれほどの上りはなかったと思った。・・違ってた。
いや、今まで走ってきたコースに較べれば楽なのかもしれない。
ただ、もう体が思うように動いてくれないのだ。
平坦路でも30km/h維持するのが厳しくなってきた。向かい風が行く手を阻む。
はるか前方に数人の集団が見えるのだが、自分は1人、追いかける力も残ってない。
単独走行のまま、平良の関門を通過。
関門直後で、減速して停車した選手を発見。とくにトラブルが起きたように見受けられなかったので、時間的に無理と、あきらめてしまったのだろうか?
自分も、体力的・時間的に、最後の源河関門でTIME UPかなと思う。
だけど、途中リタイヤだったとしても、最後まで精一杯走ろう。
風が追い風になったのか、また35km/h近くまでペースが上がってきた。

また上り坂が見えてきた。もういいよ坂は・・
一気にスローダウンしてチンタラ坂を上る。
道路標識を見ると「有銘 4km」の表示が 以外と近い!
自分が思ってたよりも5kmぐらい勘違いしていた。
源河までは・・ 関門閉鎖時刻である12:40に間に合うかもしれない!
(ただし、「先頭集団から15分以上離れた選手についても足きり」というルールもある。このルールが適用されると、完全にアウトなのだろうが)
スピードアップ!したいのだが、上り坂でペースがまったく上がらない。

有銘を通過し、源河まで東から西海岸に抜ける道に差し掛かった。
この道は最後の登り坂、ということで、話には聞いていたのだが、1周サイクリングのコースからは外れており、過去1度も走ったことがない。
御手柔らかに・・と思っていたが、それも叶わぬ願いなのか。
ギアを落とし、時速1ケタに落ちようかという速度でヘナヘナ上っていく。
体のいたる所が攣りそうだ。しんどい
沿道で応援してくれてる人に
 「頂上まであとどれくらい?」
搾り出すように声を出すと
 「がんばれ~
こんなにがんばっているというのに~ ウワワーン

名護市との境界を示す標識が見えた。そしてその先は待望の下り坂!
これで一気に源河まで、と思ったら、あららまた上り坂。
源河まではあと3km、時間は? 12:25ぐらいか。
12:40まで開いているということであれば、間に合う時間ではあるが・・

登り坂が終わった。下り坂の向こうに青い海が見える。
これで源河まで下りだ!
関門まであと1km。最後の力を振り絞る。
沿道の各所に立っている監視員は白旗・赤旗両方を振っている。

関門がだんだん近づいてきた。
付近の住民だろうか、大勢沿道に出てきて声援を送ってる。
沿道の監視員は小さい赤旗を縦に振っている。
ああ、ここまでがんばったけど、ゴールには行けないのか・・
沿道の「がんばれ~」という声が大きくなる。
どっちなんだ!? 名護に行けるのか? 行けないのか?



・・・つづく。(笑)

三浦半島サイクリング

2006-11-18 21:37:07 | Weblog
#ツールドおきなわからいったん横道にそれまして

おきなわのレースも終わり、ええ加減寒くなってはきましたが、オフトレとばかりにチャリにまたがり遠出です。
・・でも家出たのは10時過ぎ。すっかりやる気なし

きょうは、いつもと趣向を変えて海を目指して走ることにしました。


山下公園の氷川丸をバックに。

横浜から三浦半島を時計回りにぐるっと回って帰ってこようという目論み。ところが度重なる信号待ちのStop&Goが効いたか、はたまた朝飯の量が少なかったのか、早くもハンガーノック気味。スタートして30km、まだ横須賀にすらたどりついてないのに
コンビニで補給した後はなんとか復活 観音崎、浦賀を経由して、三崎港にて休憩。マグロで有名なこの地で、コンビニのツナマヨおにぎりをほおばる・・
この時点で14時過ぎ。ヘッドライトを持ってくるのを忘れたので、暗くなるまでには帰りたい。134号を北上して、逗子からワープして、明るいうちに何とか帰ってこれました。(ライト持ってたら自走で帰ってたかな・・まあいいや100km乗ったんで。しかし思ったより距離あるんだなあ)

ツールドおきなわ2006 市民レース130km参戦記(3)

2006-11-17 22:31:10 | Weblog
普久川ダムへの上り2回目。やはり今朝方上ったときの元気はなく、思うようにペースは上がらない。
ならば立ちこぎで、とスタンディングした瞬間、
「ヤバい、ふくらはぎが・・
しょうがない、軽いギアでクルクル回すか~と思ったら
「ヤバい、足首が・・
動きを止めないで無理にペダルを回し続け、事なきを得た。

レースもまだ中盤戦というところであるのだが、ここへ来て体が言うことを聞かなくなってきた。
無理に力を込めようとすると、その部分が攣ってしまいそうになるのである。
足が攣ってその場に蹲ってしまったら、大幅なタイムロスは避けられない。
幸いに周りを走る選手のペースも特段速いというわけではない。
苦しみながらも、何とかダムの頂上通過。
補給所でスポーツドリンクもゲットできた。

普久川ダムを今度は右に折れ、名護に向かって東海岸を南下する。
周りに選手がいなくなり、向かい風の中1人旅。
200kmレースの選手集団に捕まり、しばらく追走するが、まだまだ続くアップダウンのコース。
それにしても、つくづく200kmの選手のレベルの高さを感じる。
200km、120km、80kmの選手が入り混じって走ってる中で、一番走りに勢いがあるのはこれまで一番長い距離を走っている200kmの選手である。
200km選手の1人に「がんばれ」と声をかけられるが、それに応えられず、結局集団から脱落。

淡い期待を持っていたのだが、やはり完走は無理だろうか?
自分と同じくペースの上がってない130km選手を発見。
 「(関門足切り時刻に)間にあいますかねぇ?」
 「いや~ ちょっとキビしいでしょー、源河でアウトじゃないかなぁ。」
そうか、やっぱり完走の夢は叶わないのか・・
 「でも、ビリでも何でもいいから、完走したいっすよ」
まったく同感である。
 「あきらめないで、がんばりましょう!」
相手を励ますとともに、自分を奮い立たせようと、声をかけた。

高江の関門が見えてきた。
過去2年間越えられなかった関門を、審判員の振る白旗に背中を押され、通過していった。


つづく。

ツールドおきなわ2006 市民レース130km参戦記(2)

2006-11-16 22:19:03 | Weblog
スタートして、みんなガシガシこいでいくかと心配していたのだが、意外とゆっくりとした入りに拍子抜けする。
すぐ近くでガラガラという音ともに前方左の一部集団が崩れた。早くも落車だ。巻き込まれることなく集団についていく。
その後も前方で落車が何度か起きたのか、その都度前の集団のペースが急に落ちる。落車の合図で「落車~!」とみんな大声で合図しているのだろうが、後ろにいる自分には何を言っているのかよく聞こえなかったので「○☆ЯШФ◇~!」適当に大声を上げる。体はともかく口は元気なようだ。

平坦な西海岸沿いの道に別れを告げ、いよいよ普久川ダムへの登りである。
さっきまで見えていた先頭は見えなくなってしまったが、周りの選手に遅れまいとペースを維持する。
いつになったら頂上なの?という長い上り坂。息が上がってきたがそこそこのペースでようやく登りきることができた。
ただ、もう1回上らなきゃいけないんだよなあ・・果たして体力が残っているのかどうか?

普久川ダムを抜け、左折して東海岸を北上し、沖縄本島の北端を目指す。
先ほどまでのだらだらした上りはないものの、アップダウンの連続でまったく気が抜けない。
左折直後、やや前方に数名の集団を発見。下りを利用して後ろからスピードアップしてきた選手に
 「前に着きましょう!!」
と声をかけられる。声をかけた選手と、後から来たもう1人とともに、前を追いかけるべくペースアップするが、は、速い・・
前の集団には結局つけなかったが、後から来た数名の選手とともに集団を形成。このペースなら何とかついていけそうだ。
とくにお互い声をかけることはなかったが、自然と先頭交代しながら進む。
後ろにいるばっかりじゃ悪いだろうと、自分も先頭に出る(結構向かい風が強く、すぐ追い抜かれる形であったが)

奥(おく)やんばるの里のCPが近づいてきた。例年、ここにたどり着いた時点ですでに戦意喪失 状態なのであるが、今年は余裕とまではいかないものの体はまだ動いている感じがする。CP手前の下りで集団から置いてかれてしまったが、CPを越えて辺戸岬の上りですぐに追いついた。体力温存で牽制してるのか、ペースが遅いように思ったので一気に前に出てみた。
誰もついてこなかった。

・・なんだか、ちょっと楽しくなってきた。ワクワクしてきた!

辺戸岬への上りがそろそろ終わろうかという頃、緑のゼッケンをつけた選手が1人、2人と自分を抜いていった。3人、4人・・見ると200km市民レースの大集団である。去年は雨の中西海岸1人旅で苦しんだ。今年は是が非でもこの集団にくっついて、体力温存したい。集団の最後尾まで下がってしまったが、なにくそとばかり立ちこぎを駆使し、坂を上りきる。
下りになっている宜名真トンネルを超高速で通過。サングラスをかけているとトンネル中の様子が見えなくてこわい。頼むから落車だけはやめてくれ~と思いながらペダルをこぐ。

西海岸では、思惑通り大集団についての走行。単独走行ではまず出しえない、40km/h近くで巡航。
誰かの後ろにつくと、不思議と高速走行にもついていけるものだ。ただ、ちょっとでも油断するとちぎられてしまいそうだ。
ハンガーノックが怖いと、ここぞとばかり補給食を口にする。
ふと前を見ると、集団が前方に離れていた
もう単独ではあの集団についていけない。もうすぐ普久川の上りだろうし、無理せず行くかと思ってボトルに手をかけたら手を滑らせて落っことしてしまった!(慌てて後ろについてた選手にゴメンナサイと平謝り)
持っていたボトルはさっきの1本のみ。程なく2回目の普久川ダムの登り口が見えてきた。

つづく。

ツールドおきなわ2006 市民レース130km参戦記(1)

2006-11-15 19:58:51 | Weblog


ツールドおきなわ 公式ホームページ

#大会会場で延々流れているテーマソングを鼻歌交じりに歌いながら、読んでいただければと思います(^^♪

11/12日曜日。いよいよこの日がやってきた。
ツールドおきなわ初参加から6年連続ということで、自分にとってすっかり馴染みの大会となったわけであるが、今年はいつもと勝手が違う。
そう。今年はいつになく「マジ」なのである。

*****
9月初め、練習不足で苦しみながらも完走できた佐渡トライアスロン終了後。
今年はおきなわ行こうかどっしようかなぁと迷っている間に、すでに80kmの受付は終了、他クラスも〆切直前とのこと。
佐渡から帰ってきて、まだ受付締め切られたら、今年は行くのやめよう。
家に帰って早速ネットの受付画面を見ると、なるほど80kmは受付終了。ただ130kmはまだだいじょうぶのようである。
・・・ん? 130km?? 去年より10km増えている?
どこが増えたのかと思ってみてみると、最初の10km、西海岸~普久川ダムの登り区間ではないか。
ただでさえひたすら上って下ってしんどいコースなのに。。でもとりあえず申し込みのボタンをクリックした。

120kmのレースは、過去2年参加している。
2004年 120km
2005年 120km
いずれも、おとといきやがれという感じ。
完走には遠く及ばないレベルだけど、今年は例年より少しでも先の関門まで、そして楽に走りたい。
ふと、「今年はちょっとがんばってみようかな」と思った。
「毎週末、130km以上走る」ことを目標に、毎週のように奥多摩に行った。
古里(こり)のセブンイレブンの店員に顔覚えられてるのでは(そんなわけないか)
柳沢峠への上りでは、グダグダなペースなれど、途中止まらずに何とか上りきった。
毎週末ロングライドして、すっかりチャリンコ大嫌いになってしまったが、2ヶ月でスタミナとスピードはちょっぴりついた気がした。
少しでも練習の成果が出れば・・ 緊張に震えながら、大会の当日を迎えた。
*****

大会当日の朝はひんやりとしていた。去年は突然の大雨に苦しめられたが、今年はその心配はなさそうだ。
北からの季節風が激しく吹きつける。ただ西海岸の平坦路を走るときは味方になってくれそうだ。
スタート地点である国頭村道の駅に早々に着いてスタートのときを待つ。
さほど緊張はしてないのだが北風の冷たさで震えが止まらない。
途中行けないだろうからと、何度もトイレに行く。

200kmチャンピオンの選手が道の駅を通過した。
さほどスピードを出してないように見えた。向かい風とこの先待ち受ける普久川の登りに備えてのことだろうか。
にわかに辺りが騒ぎ出した。スタート予定時刻の8:40までまだ時間はあるが、召集がかかった。
スタート1分前の声。どうやら源河の最終関門到達に10分の余裕をもらえそうだ。
スタートダッシュが肝心、いきなり遅れるわけにはいかない。でも落車したらしゃれにならんので慎重にいかねば・・
スタート30秒前。まわりでクリートをはめる音がカチャカチャ鳴り出した。
しんどいだろうけど、体力の続く限り、行けるところまでがんばるぞ。
スタートの号砲。周りの選手とともに、ゆっくりとペダルを回し始めた。

つづく。