アンジョルラスが好き

おもにAaron Tveitについて
彼に興味が無ければつまらないです。
コメント欄が面白いので読んで下さいね。

Family Tree

2014-05-16 | ミュージカルのアーロン


sawaさんが訳して下さいました。ありがとう~
私も訳しかけたけど、なんかよくわからなくて・・・ほったらかしにしてました。
嬉しいです。

この歌の後、来る『フランクが孤独なパパに逢いに行くシーン』そこでの会話がなかなか悲しい
ブレンダの多少古臭いけど暖かいストロング家と、フランクの今はもう戻れない家。

アーロンじゃない人が演じるCMIYCの画像です。アーロンのファミリーツリーの画像がなかったので。
アーロンバージョンは、たくさんのリボンが上から繋がって華やかだけど、こちらは背景の映像がなかなか美しくて
これも素敵ですよね。踊りはどうなってるんでしょうね。

Family Tree、yuriさんの残り訳しました。
かなりわけわからないところ多数�・
きっと英語ができる人から見たら、なんじゃこりゃなレベルです。
こんなの世の中に出していいのかと思いますが、
ま、大まかな感じで捉えて頂きたくお願いしますw。

英語もですが、アメリカの風習が難しくないですか?

Family Treeは、家系図という意味ですね。
家系図って、書くと木みたいになりますもんね、なるほど�・わかりやすい。
で、アメリカ南部のことが色々出てくる。


☆のところがどうしてもわからないので、yuriさん見てみてくれますか!?
他にも間違いがあったら全然直しちゃってください!

私もわかりません。誰かおわかりなる方、いらしたら教えて下さい。

舞台では、ニューオリンズのストロング家(ブレンダの家族)にフランクが挨拶に行く。
夫妻は、夕食後にいつも家族皆で歌を歌うということをフランクに教え、テレビをつける。
(昔アメリカで有名な「Sing along with Mitch」っていう歌番組があって、
日本でもNHKで「ミッチと歌おう」という番組で放映されてお茶の間の人気番組だったみたいです。)
テレビの中のショーですが、舞台ではミッチさんが一人一人ストロング家を紹介しながら、
Family treeがテレビショーさながらに進んでいくという、なかなか小粋な演出になってます。
舞台では、フランクのプロポーズも途中にありますよね、幸せな曲で大好きです!

60年代はTVの黄金時代だったみたいですね。CMIYCの曲を手がけたお二人はヘアスプレイでも
TVショーの中の人物を上手く使ってましたよね。youtubeでしか見てないけど。

この歌を楽しむのにミッチさんは欠かせないのでw、ミッチさん箇所も加えちゃいました!

Sing along(さあ、ごいっしょに歌いましょう)って、日本ではあんまり無いですよね。カラオケでしか歌わない。
Disney's Sing Along Songsとかは、DVDも出てるけど、どちらかというと歌を楽しむより英語学習用?
アメリカでは舞台や映画でもシングアロングバージョンは珍しくないそうです。


(Our) Family Tree

Mitch Miller:
NBC presents, 「Sing along with Mitch」starring me, Mitch Miller, and a Sing along gangs.
This one for the whole family,
Take it,mother.

NBC提供「ミッチと歌おう」
ご案内は私、ミッチ・ミラーと合唱団
こちらにはすてきな家族がいますよ。
ではどうぞ、お母さん!

■Carol
I feel a mighty quake
The south begins to shake
Under our family tree

巨大地震を感じる
南の方が揺れ始めても
わたしたちはファミリーツリーの下にいる

The leaves begin to blow
Gone with the wind they go
All through our family tree
木の葉が風を受け始め
それらが、全部、風と共に去ってしまっても
それでも、私たちにはファミリーツリーがある

Up top magnolias bloom
They spread their sweet perfume
For this ancestral jubilee

マグノリアの花がいっぱい咲き誇り
それらは、甘い香りをまきちらしていた
先祖代々の祝祭日のために

Now every bough must pull its weight
It's time to prune and propagate
Welcome to our family tree

今その大枝はその重さで引っ張られるはず
さあ、余分な枝を剪定して、繁殖させる時がきた
ようこそ、わたしたちのファミリー・ツリーへ

ROGER
That would be great,mother.
最高だね、母さん。

Mitch Miller
Let's hear it for fantastic father!
では、すてきなお父さんに拍手を!

ROGER
I hear the dogwood's bark
A seed's begun to spark
Inside our family tree

ハナミズキの吠える声や
種が巻き散りはじめるのが聞こえる
わたしたちのファミリーツリーのなかで

ハナミズキ。昔、犬の皮膚病にこの樹液を使ったから犬の樹の名前になったという説があるが、真偽は不明だそうです。

A twig begins to poke
From out that mighty oak
To join the jamboree

カシの大木から小枝が突き出し始める
賑やかなお祭りに参加しようと

And like a slide trombone
☆He glides out fully grown
☆A dixieland R.S.V.P.

滑らかな動きのトロンボーンのように
☆彼は滑らかに成熟した (???)
☆ディキシーランドにお返事を (意味不明�・。)
誰かわかる人いたら教えて下さい。ブログ主にもわかりません。

And no one minds an extra limb

誰も余分な一本の枝なんて気にしない

CAROL
Especially when it looks like him!

特に彼みたいなのにはね!

ROGER & CAROL
So welcome to our family tree

だから、わたしたちのファミリーツリーへようこそ

Mitch Miller
All right,Brenda.It's your turn.
Ladies and Gentleman,the Strong family singer!

いいかいブレンダ、君の番だ。
紳士淑女の皆さん、ストロング家のシンガーです!

BRENDA & LADIES
I feel a burst of spring
My trunk begins to swing
Just like our family tree

春のほとばしる訪れを感じるわ
私のトランクが踊り始めてる
わたしたちのファミリーツリーみたいに

☆The cousins come to call
They'll stay until next fall
'Cause there's lots of fixins
And they're free

☆いとこたちは (???)
彼らは次の秋まで滞在するの
たくさん調整することがあって、彼らは自由だから

うーん、これもブログ主にはわかりません。


MEN
Save some of that gumbo for me

そのガンボ(アメリカ南部の料理)を僕にとっておいて

BRENDA & LADIES
The kin folk gather 'round
They've covered lots of ground
There's not a soul left in Tennessee

一族みんな集まって
そこらじゅうを埋め尽くす
テネシーには残された魂はない

BRENDA
They've all arrived to germinate
To fertilize and

彼らはみんな芽を出し始めてる
肥料をやり、そして

BRENDA & LADIES
Cultivate
And populate our family tree

耕して、
そしてファミリーツリーを育てるの

Mitch Miller
Ready,Frank?

準備はいいかい、フランク?

FRANK JR.
Ready,Mitch!!
I'll give a rebel yell
To every southern belle
Under our family tree

OK、ミッチ!
すべてのサザン・ベル(南部美人・上流階級の女性の理想)に
「反逆のアイドル」をあげるよ('83リリース、ビリーアイドルのアルバム)
僕たちのファミリーツリーの下で

I'll swing the second line
When our two clans combine
For some big.....

セカンドラインで踊るんだ(ニューオリンズの伝統的なパレード)
僕たち2つの一族が1つになったときに
大きくて...

ALL
...Easy harmony

...優しいハーモニー

FRANK JR.
Trumpets begin to shout
To welcome your new sprout
You've charmed this yankee refugee

トランペットが大きく鳴り始める
君の新芽を迎えるために
君はこのヤンキー難民を魅了したよ

You're all so lush and overgrown
But I know I'll never be alone
I'm glad to climb your family tree

あなたたちは皆青々として、一面に生い茂っている
もう僕は決して一人にはならないんだってわかる
あなたたちのファミリーツリーに登れて嬉しいよ

FRANK JR & THE STRONGS
Your love has raised the bar
I'm swingin' on a star

君の愛はハードルのレベルを上げた
僕は(私は)星の上で踊ってる

FRANK JR.
For that who needs a law degree?!?!

そのために誰が法律の学位なんて必要だい?

LADIES
The trees that bear the ripest fruits

熟した果実のなる木

MEN
Are trees that have the deepest roots, so....

深いルーツを持つ木がある

ALL
Welcome to our family
Welcome to our family

わたしたちのファミリーツリーへようこそ

FRANK JR.
I'm

ALL
Welcome to the family tree!

FRANK JR.
Look out old Frankie is home!

ほら!親愛なるフランキーが帰ってきたよ!

ALL
Yeah!


ファミリーツリー~
訳して下さったんですね、ありがとう。
CMIYCって、日本人には難しいと思いませんか?
それをここまで訳せるなんて凄いです。

楽しみにしているTVショーの前で歌いながらフランクと親しくなって行く
ブレンダの両親の家はルイジアナ州のニューオリンズなんですね。
そして、フランクがブレンダと知り合ったのはアトランタ(ジョージア州)
ブレンダは南部美人なんだ。
南部美人って、京美人みたいな憧れの言葉らしいですね。
フランクはヤンキー(NY出身)だし、余計憧れるのかも。

「僕の目には美人」 「なんだってぇ~

swinging on the starは
映画 Going My Way (我が道を行く, 1944) でビング・クロスビーと子供たちが歌った。
アカデミー主題歌賞受賞曲だそうです。
検索かけたらたまたま出てきたけど、わからないよね。ふぅ~

訳はこちらです。

なんか色々隠れた意味があるのかな?
日本公演はどんな風に訳されるんでしょうね。

Seven wondersで愛を誓ったフランクは、ブレンダの両親のもとへ挨拶に行きます。
そこで皆で歌うのが、この歌。

訳してるうちに、
両親が離婚し家族がバラバラになってしまった孤独なフランクが
温かい家族に迎え入れられ、もう僕は一人じゃないっていう思いが
この思いっきり明るい曲の中にあるんだなぁってことに胸を打たれました。

でも、CDではこのあとすぐにもうFly,fly awayじゃないですか?
それがまた悲しくて、泣ける。。

明るくて楽しい、そして平凡な一家団欒の歌ですが、その空気のような「そこにあるもの」が
フランクには無い、そして、今、目の前の手に届きそうなところにある。
それが、なんかとても切ないですよね。


ブレンダの家族から「先生はルター派?」と聞かれて「はい」と答えるフランク。
すると食前の祈りを唱えてくれと言われ・・・

「・・・・・・・・・・(沈黙が長いw)」
「二匹のねずみがミルクの中に落ちました。一匹は・・・」

なぜか皆に受けて、ほっとするフランク。
今度は出身校をバークレーというと

「パパもよ、同じね!」(当然、どきっとするフランクw)

「あの先生はまだ元気かね?嫌味なホリングワースは?」

「ああ、相変わらずですよ。(知らないけど)」

「彼は小さな犬を飼ってただろう?元気かい?」

「それが・・・犬は死んでしまったんです。(でまかせ)」

「可哀そうになぁ・・・(しんみり)」

あのぉ、パパ、フランクといくつ違うと思ってる?
20歳(フランクが30歳くらいだとごまかしてるとして)違うとして
犬、普通生きてないよ。

と、ここまではどうにか誤魔化したフランクに、いきなりパパが

「で、君はいったい何者なんだ?本当のことを話してくれ」

どきっとするフランク。ばれたのか?

「僕はパイロットでも、医者でも、法律家でもない・・・
 ただ、ブレンダを愛するだけの男です。」

「フランク、君はロマンチストだ!(気に入ってる)」

実はお父さんは貧乏な時代にお母さんにプロポーズしています。
なので愛に生きることを、とても大事だと思っているんですね。
能書きはいいから、私に、娘に求愛したいということを言えと言ってたんです。

まさか、フランクが本当に医者でも法律家でもないとは思ってないでしょうから。

ただ、この家族、フランクが医者や法律家でなく、貧しい青年であっても
信心深く真面目に働いていたら、許してくれそうな気もしました。
頼りがいがあり暖かいお父さん、明るく陽気で楽しいお母さん。
フランクの憧れ続けた仲の良い家族です。

そんな一家だからこそ、詐欺だと知ったら仰天しただろうな。

このままばれずに、この一族の一員として幸せな生活をおくらせてあげられないかなと
思ってしまいます。でも、そうはいかないんだよね。
この歌の後、来るのは『フランクが孤独なパパに逢いに行くシーン』
そこでの会話がなかなか悲しい。
ママはもう新しい家庭をもっていて、二度と家族はもとの形にはならない。
フランクはそのことを思い知る。

「キャデラックをパパに買うよ」
「結婚するんだ、パパ来てよ」

だけど、父はハンラティから全てを聞いて知っている。

「だったらパパ、僕にもうやめろって言ってよ」

しかし、父は言ったからどうなる?もう遅いんだ、これからどうするんだ?という。

フランクは耐えられなくなって、その場を去る。
自分の罪が、自分を追ってきている・・・それをひしひしと思い知らされる。
ブレンダとの結婚は、やはり夢でしかなかった?