nonomさんが、アーロンとの日本での再会のお話を書いて下さいました。頼んでないけど
ちなみにバレンタイン編はこちらです。
一番最初、ふたりの初めての出会いはここです。
ホワイトデーまであと2週間、という時に、アーロンから電話がありました。
「休みが取れたんだ!会いに行く!日本にいくよー!」
「ホワイトデーには、5日間程すぎちゃうけどね。今度は、僕がのんに会いに行く!」
アーロンが、日本に来る?!
そんなこと考えたこともありませんでした。だって、スターだし、忙しいのに!
頭が真っ白になってしまいました。
でも...
アーロンに会える!
その日から、もう心臓はドキドキで、来日の19日が待ち切れなくて、カレンダーをいく度睨みつけたことか...
滞在は3日間って言ってた。何をしよう?どこへ行こう?もうパニックです。
とりあえず、ホテルは、出会った思い出の地、ディズニーランドホテルを取りました。
アーロンは、前回の友達との日本旅行の時、浅草とディズニーランド(ここで、運命の出会いをした)と
京都に行ったらしいので、今回案内するなら、やっぱり原宿とか六本木ヒルズとか東京タワーとかかしら?
夜景の見えるレストランでお食事がいいなぁ。
ああ、もうどうしたらいいの?時間がないのに、興奮していて考えがまとまらない...
って、その前に、私は仕事休めるのかしら?一ヶ月前に有給取っちゃてるし。
仕事があるので、昼間は一人で東京観光してて、なんて言えないし。
第一、私がアーロンとずっと一緒にいたい!
こうなったら奥の手、病欠だ!インフルエンザにかかったことにするしかない。ごめんなさい。
仕事は、ちゃんと終わらせときますから。それからは、怒涛の2週間でした。
あの~私、二週間後にインフルエンザにかかる予定なんですが、お休みさせていただけますでしょうか?
でも、アーロンと原宿で一緒にクレープを食べ歩く姿を想像しながら乗り越えました。
かっこいいから、みんな振り向くだろうなぁ。
アーロン、口にチョコとかつけちゃって、可愛いだろうなぁと。
「も~う、口の横にチョコレートついちゃってるよー。」「どこ?のんが舐めてとってくれよー。」
なんて言われたりして、きゃ~っ!(赤面)と、1人妄想で盛り上がっておりました。
アーロンの来日まであとわずか。
その日まで待ち切れない、のんなのでした。
>sawa
>のんちゃん、乙女でキュートなんだけどね。たしかに多少いじりたくなるわ(前科ありw)。なんでだろう?
>名前がもろアーロンだから?
>nonomさん、ウーロンとかアランとか、アローンとか、どうw?
>あだ名を「あー君」にしちゃうとかww かわいい。
ウーロンといえばドラゴンボールのw のん、こちらがお似合いだと思うよ。
成田の到着ロビー、
アーロンは? もう、心臓が口から飛び出しそうです。
その時...
「のん!ヘーイ!僕だよー!」アーロンです。
★アーロン、見りゃわかるよ
満面の笑みで私を見つめて、手を振っています。そして、大股で足早やにやってくると、私をハグしました。
それは熱く強く、でも、優しい抱擁でした。
「やっと会えたね。たった一ヶ月なのに、すごく長く感じたよ。」
「ワオ!本当にのんの、日本に来ちゃった!」アーロンは興奮気味で一気にしゃべりました。
私ときたら、嬉しすぎて、アーロンの顔を見つめるだけで、何も言葉が浮かびません。
もう、嬉しくて嬉しくて。
気づくと、涙が溢れてきちゃっていました。
アーロンは、私の頬を流れる涙を、優しく指でぬぐってくれながら、
「なぜ泣くの?会えてこんなにも嬉しいのに。笑って、のん!」
私の顔を覗き込み、とびっきりの笑顔を見せてくれました。それはそれは、素敵な笑顔でした。
幸福感に包まれ、思わずつられて少しだけ笑いました。
そんな私に満足したように、「OK! Let's go!」
アーロンは私の手を強く握りしめると、ホテルへと向かったのです。
ディズニーランドホテル、2人が出会った思い出のバークが見えます。
今こうして、アーロンと一緒にいるなんて、本当に信じられません。夢のようです。
ベッドに並んで腰掛けると、彼が耳元で囁きました。
「夢を見ているようだ」私は思わず笑ってしまいました。
「私も今、同じ事を考えていたの」私達は見つめ合うと、唇と唇をそっと重ねました。
アーロンの瞳の中に、私が映っています。思わず見入ってしまいました。
綺麗な瞳の中に妖怪が映ってる・・・
アーロンは私の髪を優しく撫でると、真剣な顔をして...
「I Love You」息が止まりそうな程熱い口づけをくれました。
そして、ベッドに倒れ込み...
離れていた時間を埋めるかのように、お互いの肌をいつまでも求め合いました。
それは、まるで、少しでも離れたら死んでしまうかのように。必死でいつまでも抱きしめ合っていたのです。
どれくらいの時間がたったのでしょうか?
いつの間にか、2人は眠ってしまっていました。先に目覚めたのは、のんでした。
隣りに眠るアーロンの寝顔を見つめて、少し不安になりました。
これは夢の中?幻?髪を撫で、腕にそっと触ってみました。アーロンは消えません。本物です。
やっと安心したのんでした。
くすぐったかったのか、アーロンが「う~ん、Morning!」まだ眠そうに目をさましました。
「うふっ、寝ぼけてるのね、今は夜よ、お腹すかない?シャワーを浴びて何か食べに行きましょう?」
「あ~、そうだねぇ、確かにお腹が空いてるようだよ。運動もしたしね!」
今回の のんは意外と獣なので、この曲どうでしょう?
ニヤッと笑うと軽くキスをしました。 意地悪なアーロン!
日本一日目は、こうして、ホテルで過ぎていきました。
>AZ
>ついにアーロン来日ですね!
>私、CDにサインもらいにディズニーランドホテルに行っちゃおうかなぁ?
>何号室ですか??
>今夜のディナーはホテルかイクスピアリ? それともアフター6でパークに入園するのでしょうか?
>ああ、いいな~、何か超楽しそう☆
>あっ、でもヘルメット被って行かないとダメですよ!
>どこから飛び蹴りが飛んで来るか分かりませんからね。
>アトラクションに乗る時も、動く人形達には十分ご注意を。
>海賊や最後に乗り込んでくるゴースト辺りに仮装したyuri先輩が、紛れて狙っているかも??
AZさん、完璧『B級ホラー映画脳』ですね。蝋人形館なんかで殺戮者が人形に化けてるみたいな?
ご安心ください。ケチなyuri先輩は入場料がかかる場所には出現しませんから!
二日目の朝、2人は昼過ぎまでぐっすりとベッドの中でした。
アメリカから日本への長いフライトの間、アーロンは興奮状態で全然眠れなかったと言っていました。
その疲れも貯まっていたのでしょう。のんと会えて安心し、やっと深い眠りの中にいました。
夕べは結局、一晩中愛し合っていましたし。
アーロンは珍しく情熱的でした。
何度も求めてきました。
愛し合っては、語り合い、また愛し合っては語り合うという、感じでした。
「のん、君が愛おしくてたまらないよ。」見つめ合い、微笑み、指でそっとのんの唇を撫でました。
「毎日、こうして君の顔を見つめていたいなぁ。今、僕はこの上なく幸せだ、」
そう言ってそっと口づけると、彼は濃厚なキス、そして激しい動きへと昂まっていくのでした。
うとうとしかけると、私の一番弱いところを攻めてきます。意地悪なアーロン。
「もう、ダ・メ」「今夜は君を眠らせないって、決めてきたんだ」いたずらっぽくウィンクして笑いました。
彼のささやきは愛の媚薬。夢の世界へと導きます。
彼の重みを受け止めながら、私は雲の上をふわふわ漂っているようなここちよさを全身で感じていました。
幸せ過ぎて溶けてしまいそうでした。
激しさと優しさ、この二つを同時に持ち合わせているのがアーロンでした。
激しいアーロンと優しいアーロン
午後、ゆっくりとブランチをとると、舞浜のイクスピアリにショッピングにいきました。
手を固く繋いで、微笑みあって歩きます。
あの激しい夜を過ごしてもなお、これが現実なのか信じられずにいて、この手を離したらアーロンは煙となって
消えてしまうのではないか、のんは、怖くて少しも離れることができなかったのです。
アーロンも同じ気持ちなのか、繋いだ手に自然と力が込められていました。
映画も一本見ました。それは、ごく普通のカップルのようで、とても幸せな時間でした。
素敵な外人さんだなぁと、振り返る人はいても、アーロンをスターだと気づく人はいません。
帽子もサングラスもない、素顔のアーロンがそこにはいました。
2人はとても幸せでした。
>MIHO
>のん、最高ですね!
>一緒にいる時間が限られてるんだもん、思いっきり甘えて、可愛がられるのよ。
最高というか・・・まあ、最高に調子に乗ってることは確かですけど。
三日目、2人の姿はディズニーランドにありました。
しっかりと手を繋ぎ、思い出のパークを歩きながら、おしゃべりは途切れることなく続きます。
アーロンは饒舌でした。私達は見つめ合い、ずっと笑っていました。
この先の事など何も考えずに、目の前の彼だけを見ていたかったのです。
今のこの瞬間を心に、全身に焼き付けようとしていました。こんなにも幸せを感じたことはありません。
のんは、一緒の時間をかみしめるように、アーロンの手をぎゅっと握っていました。
夜、急に怖くなりました。今日も一が終わる。アーロンといられるのはあと1日。
部屋の窓辺にたたずむと、カーテンの隙間から夜の景色を一人眺めていました。
そんな私の様子を心配して、アーロンが隣りにやってきました。私の肩に腕を回し、優しく微笑みました。
「のん、僕らは一緒にいても離れていても、心はいつも一つだよ。何も心配することなんてないから。」
「僕はいつものんを感じてる、のんだって、そうだろう?」私は涙が溢れ出し、後から後から止まりませんでした。
アーロンはそっとキスをすると、優しく抱きしめてくれました。彼の体温は私を安心させてくれました。
このまま、彼の腕の中で時が止まればいいのにと願うのんでした。
「今日も朝まで寝かさないよ。」アーロンはいたずらっぽく笑いました。
「バレンタインのお返し、ホワイトデーのプレゼントは実は、この僕だったのさ!」
「えっ?!」真っ赤になって何も言えずにいる私に、
「嘘だよ、困ったのんの可愛い顔が見たくてからかってみたのさ。遅くなったけど、本物はこれ!」
と、色とりどりの綺麗なマカロンをくれました。
「わあ、可愛い!ありがとう、アーロン。食べるのもったいないみたい。でも...、食べちゃおう!」
「どれにしようかなぁ?う~ん、これ!あっ、美味しい!、はい、アーロンも味見ね。うふふ。」
「のん、嬉しそうだね、そんなに美味しい?」
「もちろん!だって、アーロンからのプレゼントよ、余計に美味しいわ。」
私の顔をじっと見つめていたアーロンは、
「そんな幸せそうな顔見せられちゃったら、本当に一晩中寝かせたくなくなっちゃったよ。」
と、いきなり唇を重ねてきて...
マカロンまみれの甘い甘いキスになりました。
でも、何と彼女、一気に全部食べちゃったんです。それはもう美味しそうに。
マカロンだらけの唇で、何度も何度も「Thank's」チューって、
嬉しいです。
でも、呆気に取られてしまいました。
思いを込めて一生懸命作ったから、本当は、一粒一粒大事に少しずつ食べてほしかったの。
それを...
だから、僕は悲しくなって、いつの間にか涙がこぼれ落ちてしまっていました。
のんは、僕の反応に理解が全然出来なくて、戸惑っていました。
彼女は美味しいから止まらなかったと言ってましたが、僕達は、二度目のケンカをしてしまったのです。
ひどいわ、徹夜で作ったのよ!
マカロンというより千歳飴が似合いだな。
甘いだけでヒネリが無いですもんね、このふたり。
最終日です。
2人は、思いっきり楽しもうと決めました。
今日はちょっぴり東京観光です。
「ニューヨークも寒いけど、やっぱり東京の寒さは違うなぁ。風が冷たいよ。今度は暖かい時に来なくちゃ。」
なんとなくですけど、アーロン、暑くても寒くても平気な顔してそうなイメージがあります。
今年は北米は記録的な厳冬だったらしいけど、大丈夫だったかな?
「のんは、暖かいなぁ。こうしてないと凍えそうだ。」
なんて言いながら、のんの肩を抱いて身体を密着させてきました。
わかってるよ、アーロン、そんな言い訳しなくても。この後訪れる別れが、怖いんだよね。私も同じだもの。
少しでも2人は一緒だって実感がほしいの。今は、片ときも離れたくなかったのです。
渋谷~原宿へ、手をしっかり握り合って歩きました。
グレープも食べました。ただ、想像とは違い、口の周りにクリームをつけたのは...
なんと...
「まったく子供みたいだなぁ、しょうがないなぁ。」と、ペロッと舐めてもらったのは、のんの方でした。
こんな人混みの道で、人前でですよ。思わす赤面したのんでした。
まじで?
成田では泣かないと決めていました。笑顔で別れようと。
アーロンは、「のんは、僕の物、そして、僕はのんだけの物。」
「それは、どんな事があっても絶対に変わらない。決して忘れないでね。」と、熱い抱擁をくれました。
涙が溢れて止まりません。でも、必死で笑顔を作りました。
「夏休みには、会いに行くから、待っててね。」「7月かぁ、長いなぁ。」
「のん、少しでも時間ができたら、またすぐ飛んでくるから。
でも、できることなら、このままニューヨークに連れて帰りたいよ。」
そう言って、アーロンはまた私を抱きしめました。さっきよりも強い力で。
まるで時間が止まるのを願うかのように、長く強く。
今回は選曲もnonomさんがして下さったんで、邪魔しないようにしようと思ったんだけど、1曲入れさせてね。
これ良い曲ですよね。歌詞がアーロンの気持ちそのものじゃないかな。
※結局、3曲入れてしまった。nonomさんごめん、曲多すぎかも。
でも、残酷なことに時は止まってはくれません。出国の時間です。
アーロンは、息が止まるほどの熱い口づけをくれると、「のん、I Love you」そう言って旅立っていきました。
彼の姿が見えなくなると、その場にうずくまってしまいました。
涙が後から後から溢れ出て止まらず、しばらく動くことが出来なかったのです。
呼吸も苦しくなり、意識が遠くなりかけました。
その時です。携帯がなりました。
アーロンからのメールです。
「My Sweet Girl!」私の寝顔の写メでした。思わず力が抜けてしまい、尻もちをついてしまいました。
「もう、アーロンたら...」
一人泣き笑いの、のんでした。アーロン、愛してます。私達は、離れてても大丈夫!そう思えた瞬間でした。
でもね、アーロン~nonomはちょっとウルスさんに浮気してたよ?
わお、そうなんだ
>AZ
>マカロンの描写がとっても美味しそうで、私も食べたくなっちゃいました。
>でも、またここでマカロンまみれのキスが。。。
>とりあえず、あなた方は口の周りを拭きなさいw
マカロンって口にクリーム付く?どんだけ食べ方が下手なんだ~
わざとやってる?
そのころyuri先輩は・・・なぜかとてもご機嫌でした。
「ねえ、となりの課に入った新人君、超イケメンだよね?」と皆で盛り上がっていたのです。
なんと、その新人君、イケメン外人。
「さっき私物をチラ見したから名前わかっちゃった。ふふ、ミケ君って言うんだって。」
Mikeですってば。
「ちらっと見たら、最終学歴・アストレル自動車学校ですって。超可愛い」
本当はFBIクワンティコ校主席卒業なんだけどな。
一体、nonomの職場はなんだったのでしょう?カザカルテル日本支部?!
マイク・ウォーレン、潜入捜査ですか?なぜ日本へ?
謎が謎を呼ぶ展開になって・・・きませんね、はい。
今、管理人が夢中なのがマイクなので。すみませんw
ちょっと今回も曲が多すぎるんですが、この曲、ふたりにぴったりかなと。
クイーンの『手を取り合って』です。
1分57秒あたりから、日本語で歌ってますよ。
アーロン、これ歌ってくれないかなw
のん、お幸せにね。
ちなみにバレンタイン編はこちらです。
一番最初、ふたりの初めての出会いはここです。
ホワイトデーまであと2週間、という時に、アーロンから電話がありました。
「休みが取れたんだ!会いに行く!日本にいくよー!」
「ホワイトデーには、5日間程すぎちゃうけどね。今度は、僕がのんに会いに行く!」
アーロンが、日本に来る?!
そんなこと考えたこともありませんでした。だって、スターだし、忙しいのに!
頭が真っ白になってしまいました。
でも...
アーロンに会える!
その日から、もう心臓はドキドキで、来日の19日が待ち切れなくて、カレンダーをいく度睨みつけたことか...
滞在は3日間って言ってた。何をしよう?どこへ行こう?もうパニックです。
とりあえず、ホテルは、出会った思い出の地、ディズニーランドホテルを取りました。
アーロンは、前回の友達との日本旅行の時、浅草とディズニーランド(ここで、運命の出会いをした)と
京都に行ったらしいので、今回案内するなら、やっぱり原宿とか六本木ヒルズとか東京タワーとかかしら?
夜景の見えるレストランでお食事がいいなぁ。
ああ、もうどうしたらいいの?時間がないのに、興奮していて考えがまとまらない...
って、その前に、私は仕事休めるのかしら?一ヶ月前に有給取っちゃてるし。
仕事があるので、昼間は一人で東京観光してて、なんて言えないし。
第一、私がアーロンとずっと一緒にいたい!
こうなったら奥の手、病欠だ!インフルエンザにかかったことにするしかない。ごめんなさい。
仕事は、ちゃんと終わらせときますから。それからは、怒涛の2週間でした。
あの~私、二週間後にインフルエンザにかかる予定なんですが、お休みさせていただけますでしょうか?
でも、アーロンと原宿で一緒にクレープを食べ歩く姿を想像しながら乗り越えました。
かっこいいから、みんな振り向くだろうなぁ。
アーロン、口にチョコとかつけちゃって、可愛いだろうなぁと。
「も~う、口の横にチョコレートついちゃってるよー。」「どこ?のんが舐めてとってくれよー。」
なんて言われたりして、きゃ~っ!(赤面)と、1人妄想で盛り上がっておりました。
アーロンの来日まであとわずか。
その日まで待ち切れない、のんなのでした。
>sawa
>のんちゃん、乙女でキュートなんだけどね。たしかに多少いじりたくなるわ(前科ありw)。なんでだろう?
>名前がもろアーロンだから?
>nonomさん、ウーロンとかアランとか、アローンとか、どうw?
>あだ名を「あー君」にしちゃうとかww かわいい。
ウーロンといえばドラゴンボールのw のん、こちらがお似合いだと思うよ。
成田の到着ロビー、
アーロンは? もう、心臓が口から飛び出しそうです。
その時...
「のん!ヘーイ!僕だよー!」アーロンです。
★アーロン、見りゃわかるよ
満面の笑みで私を見つめて、手を振っています。そして、大股で足早やにやってくると、私をハグしました。
それは熱く強く、でも、優しい抱擁でした。
「やっと会えたね。たった一ヶ月なのに、すごく長く感じたよ。」
「ワオ!本当にのんの、日本に来ちゃった!」アーロンは興奮気味で一気にしゃべりました。
私ときたら、嬉しすぎて、アーロンの顔を見つめるだけで、何も言葉が浮かびません。
もう、嬉しくて嬉しくて。
気づくと、涙が溢れてきちゃっていました。
アーロンは、私の頬を流れる涙を、優しく指でぬぐってくれながら、
「なぜ泣くの?会えてこんなにも嬉しいのに。笑って、のん!」
私の顔を覗き込み、とびっきりの笑顔を見せてくれました。それはそれは、素敵な笑顔でした。
幸福感に包まれ、思わずつられて少しだけ笑いました。
そんな私に満足したように、「OK! Let's go!」
アーロンは私の手を強く握りしめると、ホテルへと向かったのです。
ディズニーランドホテル、2人が出会った思い出のバークが見えます。
今こうして、アーロンと一緒にいるなんて、本当に信じられません。夢のようです。
ベッドに並んで腰掛けると、彼が耳元で囁きました。
「夢を見ているようだ」私は思わず笑ってしまいました。
「私も今、同じ事を考えていたの」私達は見つめ合うと、唇と唇をそっと重ねました。
アーロンの瞳の中に、私が映っています。思わず見入ってしまいました。
綺麗な瞳の中に妖怪が映ってる・・・
アーロンは私の髪を優しく撫でると、真剣な顔をして...
「I Love You」息が止まりそうな程熱い口づけをくれました。
そして、ベッドに倒れ込み...
離れていた時間を埋めるかのように、お互いの肌をいつまでも求め合いました。
それは、まるで、少しでも離れたら死んでしまうかのように。必死でいつまでも抱きしめ合っていたのです。
どれくらいの時間がたったのでしょうか?
いつの間にか、2人は眠ってしまっていました。先に目覚めたのは、のんでした。
隣りに眠るアーロンの寝顔を見つめて、少し不安になりました。
これは夢の中?幻?髪を撫で、腕にそっと触ってみました。アーロンは消えません。本物です。
やっと安心したのんでした。
くすぐったかったのか、アーロンが「う~ん、Morning!」まだ眠そうに目をさましました。
「うふっ、寝ぼけてるのね、今は夜よ、お腹すかない?シャワーを浴びて何か食べに行きましょう?」
「あ~、そうだねぇ、確かにお腹が空いてるようだよ。運動もしたしね!」
今回の のんは意外と獣なので、この曲どうでしょう?
ニヤッと笑うと軽くキスをしました。 意地悪なアーロン!
日本一日目は、こうして、ホテルで過ぎていきました。
>AZ
>ついにアーロン来日ですね!
>私、CDにサインもらいにディズニーランドホテルに行っちゃおうかなぁ?
>何号室ですか??
>今夜のディナーはホテルかイクスピアリ? それともアフター6でパークに入園するのでしょうか?
>ああ、いいな~、何か超楽しそう☆
>あっ、でもヘルメット被って行かないとダメですよ!
>どこから飛び蹴りが飛んで来るか分かりませんからね。
>アトラクションに乗る時も、動く人形達には十分ご注意を。
>海賊や最後に乗り込んでくるゴースト辺りに仮装したyuri先輩が、紛れて狙っているかも??
AZさん、完璧『B級ホラー映画脳』ですね。蝋人形館なんかで殺戮者が人形に化けてるみたいな?
ご安心ください。ケチなyuri先輩は入場料がかかる場所には出現しませんから!
二日目の朝、2人は昼過ぎまでぐっすりとベッドの中でした。
アメリカから日本への長いフライトの間、アーロンは興奮状態で全然眠れなかったと言っていました。
その疲れも貯まっていたのでしょう。のんと会えて安心し、やっと深い眠りの中にいました。
夕べは結局、一晩中愛し合っていましたし。
アーロンは珍しく情熱的でした。
何度も求めてきました。
愛し合っては、語り合い、また愛し合っては語り合うという、感じでした。
「のん、君が愛おしくてたまらないよ。」見つめ合い、微笑み、指でそっとのんの唇を撫でました。
「毎日、こうして君の顔を見つめていたいなぁ。今、僕はこの上なく幸せだ、」
そう言ってそっと口づけると、彼は濃厚なキス、そして激しい動きへと昂まっていくのでした。
うとうとしかけると、私の一番弱いところを攻めてきます。意地悪なアーロン。
「もう、ダ・メ」「今夜は君を眠らせないって、決めてきたんだ」いたずらっぽくウィンクして笑いました。
彼のささやきは愛の媚薬。夢の世界へと導きます。
彼の重みを受け止めながら、私は雲の上をふわふわ漂っているようなここちよさを全身で感じていました。
幸せ過ぎて溶けてしまいそうでした。
激しさと優しさ、この二つを同時に持ち合わせているのがアーロンでした。
激しいアーロンと優しいアーロン
午後、ゆっくりとブランチをとると、舞浜のイクスピアリにショッピングにいきました。
手を固く繋いで、微笑みあって歩きます。
あの激しい夜を過ごしてもなお、これが現実なのか信じられずにいて、この手を離したらアーロンは煙となって
消えてしまうのではないか、のんは、怖くて少しも離れることができなかったのです。
アーロンも同じ気持ちなのか、繋いだ手に自然と力が込められていました。
映画も一本見ました。それは、ごく普通のカップルのようで、とても幸せな時間でした。
素敵な外人さんだなぁと、振り返る人はいても、アーロンをスターだと気づく人はいません。
帽子もサングラスもない、素顔のアーロンがそこにはいました。
2人はとても幸せでした。
>MIHO
>のん、最高ですね!
>一緒にいる時間が限られてるんだもん、思いっきり甘えて、可愛がられるのよ。
最高というか・・・まあ、最高に調子に乗ってることは確かですけど。
三日目、2人の姿はディズニーランドにありました。
しっかりと手を繋ぎ、思い出のパークを歩きながら、おしゃべりは途切れることなく続きます。
アーロンは饒舌でした。私達は見つめ合い、ずっと笑っていました。
この先の事など何も考えずに、目の前の彼だけを見ていたかったのです。
今のこの瞬間を心に、全身に焼き付けようとしていました。こんなにも幸せを感じたことはありません。
のんは、一緒の時間をかみしめるように、アーロンの手をぎゅっと握っていました。
夜、急に怖くなりました。今日も一が終わる。アーロンといられるのはあと1日。
部屋の窓辺にたたずむと、カーテンの隙間から夜の景色を一人眺めていました。
そんな私の様子を心配して、アーロンが隣りにやってきました。私の肩に腕を回し、優しく微笑みました。
「のん、僕らは一緒にいても離れていても、心はいつも一つだよ。何も心配することなんてないから。」
「僕はいつものんを感じてる、のんだって、そうだろう?」私は涙が溢れ出し、後から後から止まりませんでした。
アーロンはそっとキスをすると、優しく抱きしめてくれました。彼の体温は私を安心させてくれました。
このまま、彼の腕の中で時が止まればいいのにと願うのんでした。
「今日も朝まで寝かさないよ。」アーロンはいたずらっぽく笑いました。
「バレンタインのお返し、ホワイトデーのプレゼントは実は、この僕だったのさ!」
「えっ?!」真っ赤になって何も言えずにいる私に、
「嘘だよ、困ったのんの可愛い顔が見たくてからかってみたのさ。遅くなったけど、本物はこれ!」
と、色とりどりの綺麗なマカロンをくれました。
「わあ、可愛い!ありがとう、アーロン。食べるのもったいないみたい。でも...、食べちゃおう!」
「どれにしようかなぁ?う~ん、これ!あっ、美味しい!、はい、アーロンも味見ね。うふふ。」
「のん、嬉しそうだね、そんなに美味しい?」
「もちろん!だって、アーロンからのプレゼントよ、余計に美味しいわ。」
私の顔をじっと見つめていたアーロンは、
「そんな幸せそうな顔見せられちゃったら、本当に一晩中寝かせたくなくなっちゃったよ。」
と、いきなり唇を重ねてきて...
マカロンまみれの甘い甘いキスになりました。
でも、何と彼女、一気に全部食べちゃったんです。それはもう美味しそうに。
マカロンだらけの唇で、何度も何度も「Thank's」チューって、
嬉しいです。
でも、呆気に取られてしまいました。
思いを込めて一生懸命作ったから、本当は、一粒一粒大事に少しずつ食べてほしかったの。
それを...
だから、僕は悲しくなって、いつの間にか涙がこぼれ落ちてしまっていました。
のんは、僕の反応に理解が全然出来なくて、戸惑っていました。
彼女は美味しいから止まらなかったと言ってましたが、僕達は、二度目のケンカをしてしまったのです。
ひどいわ、徹夜で作ったのよ!
マカロンというより千歳飴が似合いだな。
甘いだけでヒネリが無いですもんね、このふたり。
最終日です。
2人は、思いっきり楽しもうと決めました。
今日はちょっぴり東京観光です。
「ニューヨークも寒いけど、やっぱり東京の寒さは違うなぁ。風が冷たいよ。今度は暖かい時に来なくちゃ。」
なんとなくですけど、アーロン、暑くても寒くても平気な顔してそうなイメージがあります。
今年は北米は記録的な厳冬だったらしいけど、大丈夫だったかな?
「のんは、暖かいなぁ。こうしてないと凍えそうだ。」
なんて言いながら、のんの肩を抱いて身体を密着させてきました。
わかってるよ、アーロン、そんな言い訳しなくても。この後訪れる別れが、怖いんだよね。私も同じだもの。
少しでも2人は一緒だって実感がほしいの。今は、片ときも離れたくなかったのです。
渋谷~原宿へ、手をしっかり握り合って歩きました。
グレープも食べました。ただ、想像とは違い、口の周りにクリームをつけたのは...
なんと...
「まったく子供みたいだなぁ、しょうがないなぁ。」と、ペロッと舐めてもらったのは、のんの方でした。
こんな人混みの道で、人前でですよ。思わす赤面したのんでした。
まじで?
成田では泣かないと決めていました。笑顔で別れようと。
アーロンは、「のんは、僕の物、そして、僕はのんだけの物。」
「それは、どんな事があっても絶対に変わらない。決して忘れないでね。」と、熱い抱擁をくれました。
涙が溢れて止まりません。でも、必死で笑顔を作りました。
「夏休みには、会いに行くから、待っててね。」「7月かぁ、長いなぁ。」
「のん、少しでも時間ができたら、またすぐ飛んでくるから。
でも、できることなら、このままニューヨークに連れて帰りたいよ。」
そう言って、アーロンはまた私を抱きしめました。さっきよりも強い力で。
まるで時間が止まるのを願うかのように、長く強く。
今回は選曲もnonomさんがして下さったんで、邪魔しないようにしようと思ったんだけど、1曲入れさせてね。
これ良い曲ですよね。歌詞がアーロンの気持ちそのものじゃないかな。
※結局、3曲入れてしまった。nonomさんごめん、曲多すぎかも。
でも、残酷なことに時は止まってはくれません。出国の時間です。
アーロンは、息が止まるほどの熱い口づけをくれると、「のん、I Love you」そう言って旅立っていきました。
彼の姿が見えなくなると、その場にうずくまってしまいました。
涙が後から後から溢れ出て止まらず、しばらく動くことが出来なかったのです。
呼吸も苦しくなり、意識が遠くなりかけました。
その時です。携帯がなりました。
アーロンからのメールです。
「My Sweet Girl!」私の寝顔の写メでした。思わず力が抜けてしまい、尻もちをついてしまいました。
「もう、アーロンたら...」
一人泣き笑いの、のんでした。アーロン、愛してます。私達は、離れてても大丈夫!そう思えた瞬間でした。
でもね、アーロン~nonomはちょっとウルスさんに浮気してたよ?
わお、そうなんだ
>AZ
>マカロンの描写がとっても美味しそうで、私も食べたくなっちゃいました。
>でも、またここでマカロンまみれのキスが。。。
>とりあえず、あなた方は口の周りを拭きなさいw
マカロンって口にクリーム付く?どんだけ食べ方が下手なんだ~
わざとやってる?
そのころyuri先輩は・・・なぜかとてもご機嫌でした。
「ねえ、となりの課に入った新人君、超イケメンだよね?」と皆で盛り上がっていたのです。
なんと、その新人君、イケメン外人。
「さっき私物をチラ見したから名前わかっちゃった。ふふ、ミケ君って言うんだって。」
Mikeですってば。
「ちらっと見たら、最終学歴・アストレル自動車学校ですって。超可愛い」
本当はFBIクワンティコ校主席卒業なんだけどな。
一体、nonomの職場はなんだったのでしょう?カザカルテル日本支部?!
マイク・ウォーレン、潜入捜査ですか?なぜ日本へ?
謎が謎を呼ぶ展開になって・・・きませんね、はい。
今、管理人が夢中なのがマイクなので。すみませんw
ちょっと今回も曲が多すぎるんですが、この曲、ふたりにぴったりかなと。
クイーンの『手を取り合って』です。
1分57秒あたりから、日本語で歌ってますよ。
アーロン、これ歌ってくれないかなw
のん、お幸せにね。