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三菱一号館美術館 『印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション展』

三連休初日!

9月、10月の3連休は、台風が来たりして、
天気が悪いどころか、被害も出るような状況でしたが、
この三連休は、二日目の明日は雨の予報がありますが、
台風は来ないので、穏やかに過ごせそうです。

そんな土曜日は、三菱一号館美術館で開催中の
『吉野石膏コレクション展』に行って見ました。

不勉強なのですが、
吉野石膏がこんな立派なコレクションを持っている事、
しかも、吉野石膏の原材料が、山形県産出だったと言う由来から、
このコレクションの多くが、山形県にあると言う事を知りませんでした。
いやぁ、勉強になります。

出展されている作品は、そのタイトルにある通り、
印象派の作品以降の作品になっています。
私的には、宗教画は、その背景の意味がイマイチ理解できないので、
ちょっと苦手なので、今回の様な展覧会は、私には“優しい”展覧会です(笑)

そういう意味では、すべて、興味深い作品ばかりなのですが、
今回改めて理解できたのは、シャガールですかね。

彼は、明るくて、楽しい作品もあるのですが、
奥さんが亡くなった時には、めっちゃ暗い雰囲気の作品を書いていますよねぇ。
今回、彼の作品をいくつか並べてみることが出来たのですが、その際、
「シャガールと言う画家は、物凄く、画家自身の心の移り変わりが、
 作品に簡単に出てくる画家、あるいは、自分の心境を素直に、
 作品に表現できる画家」
なんだなと、あたらめて、理解する事が出来ました。
純粋な人なんですね、シャガールは。

その他にも、モネ、マネ、ルノワール、ユトリロ、ピカソ、
マティス、ルソー・・・。
めっちゃ有名な画家の作品ばっかり。
なので、混むかなぁ・・・とも思ったのですが、
全然混んでいませんでした。
非常に見やすかったです。

会場内は、当然撮影禁止なのですが、
途中、複製したものが置いてあるエリアは撮影可でしたので、
撮ってきました。

まずは、ピエール=オーギュスト・ルノワール《シュザンヌ・アダン嬢の肖像》

ポスターにも使われている作品です。

クロード・モネ《睡蓮》

モネの《睡蓮》は、ご存じの通り、国立西洋美術館にも収蔵されていますし、
そもそも、連作で沢山描かれているものなのですが、
吉野石膏コレクションにもあったんですね。

こちらもクロード・モネの《サン=ジェルマンの森の中で》

山形美術館に寄託されているものです。

エドガー・ドガ《踊り子たち(ピンクと緑)》

ドガ、嫌いじゃ無いです。
この作品は、他の展覧会でも見た事があるような気がします。

落ち着いてみることが出来ました。
中々良かったです。










名称印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション展
会期2019年10月30日(水)~2020年1月20日(月)
会場三菱一号館美術館
当日観覧料一般1700円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生500円
開館時間10:00~18:00
※1月3日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで
※入館は、閉館の30分前まで
休館日月曜日
※但し、祝日・振替休日の場合、1月20日、トークフリーデーの11月25日と12月30日は開館
巡回展終了[名古屋展] 2019年4月9日(火)~5月26日(日) 名古屋市美術館
終了[兵庫展] 2019年6月1日(土)~7月21日(日) 兵庫県立美術館
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