赤坂の迎賓館見学に行ってきました。
予約は内閣府の予約ページから行います。
抽選とかではなくて、先着順なので、
予約開始時間にPCから予約情報を投入して
順番を取りました。
でも、予約が通っても意外にその予約はゆるくて、
一応予約時に当日見学する人の氏名を入れるんですが、
来れなくなった人は、まぁ、当日口頭で言うことに
違和感はないんですが、予約時と違う人が来ても、
当日口頭で申し出れば可と言う予約なんですよねぇ。
だったら、予約時に予約者全員の氏名を入れる必要は
無いと思うんですけど?
でもあれか、人数だけだと「とりあえず予約しよう」って、
予約枠だけ取って、実際には来ないという事があり得るんで、
当日変更可と言うゆるい予約だけど、予約時に予約者全員の
氏名を入れさせているのかな。
予約の時間指定も、微妙にユーザフレンドリーではありません。
集合場所への集合時間が、予約時間の30分前なので、
実質予約時間の30分前が本当の予約時間。
だったら素直に、集合時間を予約時間にすれば良いと思ったら、
不敬罪になってしまいますか?
迎賓館構内への入構時には、
荷物と身体のセキュリティチェックがあります。
レベル的には、空港のセキュリティチェックと同じ
と言う印象です。
不思議と思ったのは、荷物をX線検査する列と、
目視検査する列の二つの列が有るところ。
どっちかに統一すればいいのに。
あるいは、X線を当てられない物があるとマズイので、
X線を使わない目視検査列を残していたのかな?
よくわかりません。
それと、ペットボトル入り飲料を持っていると、
一口飲まされます。
セキュリティチェック終了後に、料金1000円を支払います。
普通の券売機で販売される、普通の感熱紙の券です。
ありがたみがない・・・(苦笑)
まずは、迎賓館内部の見学から。
中も写真が撮れればいいんですが、何故か内部は撮影禁止。
うーん、何でかな?
既に外部の人間を入れてしまっているので、
警備上の問題では無さそうな気がします。
写真を撮ることで、中で人が滞留して渋滞することを
防ぐ意味合いなんですかね?
確かにあれを撮影可にしたら、撮影する人で、
渋滞しそうな気がします。
意外に通路と部屋の入口が狭いので、
人が滞留したら困りますね。
中で見学できるのは、
- 《彩鸞の間》表敬訪問した賓客の控えの間、晩餐会招待客が国・公賓に謁見の間、条約・協定書の調印式、国・公賓とのインタビュー等に使用
- 《花鳥の間》国・公賓主催の公式晩餐会に使用
- 《中央階段・2階大ホール》正面入口から続く中央階段と大ホール
- 《朝日の間》国・公賓のサロンとして使用。表敬訪問や首脳会談が行われる
- 《羽衣の間》雨天時の歓迎行事やレセプションや会議場として使用。また、晩餐会招待客に食前酒・食後酒を振る舞われるところでも有る
の5部屋と1階段(?)。
中を歩いていて、どこがどこだかよくわかりませんでしたが、
迎賓館に向かって正面に有る棟にある施設だけのようですね。
両翼の建屋の中には入っていないようです。
それと、国・公賓の方々が泊まる設備も見られませんでした。
見たかったな。
迎賓館内部の見学はこれにて終了で、あとは館外へ。
外側の撮影は自由なので、やっとカメラの出番(笑)。
これは、アメリカのフォード大統領と、
旧ソ連のゴルバチョフ大統領が行った記念植樹。
こちらがフォード大統領。
こちらがゴルバチョフ大統領
迎賓館の裏手には噴水があって、丁度いい撮影スポットです。
こちらが噴水単独ショット。
こちらが迎賓館単独ショット。
そうそう。
中を見学している時に気が付いたんですが、雨樋がピカピカです!
こんなところまで磨きこむんですね!
迎賓館裏側中央棟(?)のファザードを見ると皇室の菊の御紋。
赤丸のところです。
アップはこちら。
元々明治42(1909)年に東宮御所として建設されたので、
皇室の菊の御紋があるんでしょうね。
この菊の御紋は、結構至る所にありました。
正面前庭に回ります。
正面側の全景を撮ろうと思ったんですが・・・
私の持っていたカメラのレンズでは出来なかった。
もっと広角のレンズでないと撮れないですね。
前庭を出てしまうくらいギリギリまで下がったんですが。
こちらは、前庭入口の門にある照明灯。
前庭を出てしまうくらいギリギリまで下がったので、
目に入りました(笑)
少し、本館に近づきます。
本館正面
と
本館正面横の照明灯
本館正面には3つの入口があります。
中央
左
右
中央の入口だけ、ドアの上部に菊の御紋
左
右
は、ありません。
本館正面から少し上を見上げると西洋風のオブジェ。
でも、鳥と鳥の間には、五七の桐が入っています。
(写真赤丸部分)
それと、本館正面上部ですが、
菊の御紋が真ん中にあって(赤丸)、
左右上部に武将の像(黄色菱型)。
迎賓館は、基本的に西洋風宮殿建築なんですが、
こう言うところで、日本を表現したらしいです。
右翼の端によって、やっと全景が撮れました(苦笑)
あとは、辞去しますが、そのまま正面正門に向かうルートと
西営舎を経由するルートがあるんで、西営舎を経由する
ルートを通っていきます。
こちらは、西営舎
これは、その当時、近衛兵が詰めた営舎だそうです。
実は今でも使っているそうで、迎賓館を使用するときは、
警備要員が詰めているらしいです。
西営舎ファザードの上部のオブジェ。
ここにも五七の桐がありました。
なんか順番が逆になっていますが、
これが正面正門から迎賓館正面の方向。
賓客は、ここから入っていくわけですよね。
いやぁ、中々面白かったです。
迎賓館には和風別館があって、そちらを見学するには、
そちらの枠で予約する必要あり。
今回は、本館と前庭の枠で予約してしまったので、
和風別館の見学はできませんでした。
何れは見学しようと思いますが、枠は120人位で、
狭き門なんだよなぁ。
あともう一つ。
京都迎賓館も見学できるようになったので、
そっちも行かないとね。
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迎賓館赤坂離宮の一般公開のページ http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai.html