一旦は競技者を卒業します

和楽民謡ファンのみなさま　こんにちはファンの皆様が見守ってくださったお陰様で私も曲がりなりにも10年もの間、民謡道を歩むことが出来ました　　これも、これまで数々の民謡人との素晴らしい出会い　　が導いてくれた賜物と感じております。　生まれて初めて出場した第二回音戸の舟唄全国大会から始まって早１０年　　最初は決勝の舞台に立つことの夢を一生懸命に追いかける日々でした　　それから第６回大会にて初めて決勝に進み５年連続で立てたのでした。　これは私にとりまして快挙となったのです。

ところが今年、大会前からどうもやる気が失われていることに気がつきました。　良きライバルの続く欠場にて寂しくなり、気持ちが冷めてしまっていたのでした。　もちろん、そんなの理由にはなりませんが、私の中で競技を行ってゆく理由がなくなってきたのでした。　おかしな考えですが日本一になったところて、人間性が、それに合わなければ意味がなく、今の私には、相応しくはないとわかり、今後は一旦、競技の世界を一時的に卒業して、今からは私の目指す自由な民謡の世界を温め育ててゆきたいと決めました　

私の場合、競技で出来る研究材料と言えば、自分で映した映像だけです。　撮影禁止された（見回りのあるような）大会などでは、自分なりの研究が出来ませんし、想い出としても残せないため、私に取りましては魅力が半減することとなり参加意欲も落ちてゆきました　撮影禁止というのは、他県から参加する競技者に対して不利だと私は考えます。　地元の唄を習える環境にないからです。　もちろん、この意見は私個人的な思いですので、大会に対しての一切の関係はございませんです。

これからは自分らしく、自由な民謡を思う存分、楽しみたいと考えております　　どのように　はい、それは例えばですが自分だけの民謡ＣＤを制作することや、旅行などに行った際に綺麗な景色の下で三味線や尺八を演奏した動画を撮影するなどです　　日本一にもなっておりませんので、私の民謡を求める人や団体も、今は、ほとんど存在しませんが、だからこそ、自分がやってみたい自由な民謡（間違いがあったとしても怒られることもなく）を精一杯楽しみたい　

今、現在、私の演奏を求めて呼んでくださる団体が一つだけありまして、５月３日（祝）には広島県呉市は御手洗（みたらい：呉市で最も東側にある由緒ある歴史建造物の宝庫群がある観光地なんですよ　）　その中の歴史ある情緒たっぷりの建造物の中の板の間にて、三味線や唄、尺八などを披露する予定となっております。　やっとこの私も、１０年間で、呼んでくれるように成長したってことでしょうかね　　頑張りたいと思っておりますよ～　

それに今月、九州旅行を計画しております。　火山情報が気になって気になってーー　　ゆうさん、生きて帰れるのか　　果たしてどこで三味線を演奏することになるんでしょーか　　まさか溶岩の上じゃーーー　　そんなアホな　　せめて美しき阿蘇や桜島をバックに弾いてみたいものですよね～　　妄想ばかり起こしてますけどーー　　今はね、三味線練習しておりますよー　　ファンの皆様、いつもご拝読、誠にありがとうございますです　　素晴らしい民謡人生を生き抜いてくださいませね　　私も応援させていただきますのでね　　おおきに　

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