和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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きょうはなんでも書こうと思います (無題)

2012-04-14 15:31:56 | 日記
まず80名の皆さまにお礼を述べさせてくださいませ。 僕の心労のお陰でブログを毎日更新できなくなり・・ 今やコメントにお返事を書くことさえもできない状態の時がございます。

でも、そんな悪い体調の時にも変わらずこのブログを最初から今までずっと観てくれている方がきっといるはずです 嬉しいです どうもありがとうございます 

私が体調の悪化を訴え、閲覧数もグッと下がりました 当然の結果でございます。 皆さまにご心配をお掛け致しましたことお詫び申し上げ致します 

私の大好きだった父は12年前に他界致しまして・・ 考えてみますと、その頃からアドバイスもいただけなくなりまして 私は何も知らず体だけ年を取りながら大人になってゆきました。

20代のころは好きだったスキーにばっかりお金を使い、母が言っておりました、家庭を持ったら大変だからと貯金をしておきなさいとの言葉は全く無視・・ 自分の思うようにスキーに没頭致しまして・・

すべてスキーにお金を使っていたものでした。 それだけ計画性の全くなかった私・・行き当たりばったりの自分勝手な人生を歩んでいたのです。 しかし、その生き方に待ったをかけたのが現実の厳しさでした。

私は30代そのわがままな生き方、物の考え方が災いし天罰が下ります 私は辛さを与えられその試練を耐え生きてきました。 亡くなった父がよく言って教えてくれていた言葉・・

「人生は全て自分の選択・・ 自分の責任である  人を悪く言うは心の弱さ・・  何をするのも自分の勝手ではあるが責任は取らなければならない・・ それが社会である」

その言葉を残してくれた大好きな父・・ 今はもういません 私は、苦しくて誰かのせいにしたい弱い心と、自分がそれを言っては負けなのだという正義感との衝突を10年間耐えながら格闘して参りました。

その結果、心は疲れきり、時にパニックを起こしそうになったりします けれどもわかっているんです。 全てが自分の責任なのだと。 私の生き方、物の考え方の甘さが引き起こした源なのであります。

私の仲間がこんなことを教えてくれました。 ある詩人が残した詩だそうです。「過去は変えられないが、これからの未来や心は変えられる」 私は最近、数々の名所で三味線を弾き、人に聞いてもらっております。

なぜでしょう。 なぜ人に聞いてもらうのか 僕は三味線の音色を聞いて喜んでくれる人がきっといるからと、そう思っておりました。 でも、よく考えてみますとどうも違うんです。 僕は自分のもって行き場のない寂しさや辛さを三味線の音色に変え、人に聞いてもらうことで自分自身の心を癒したかったのだと思います。

この間、岡山でおばあちゃんに隠岐民謡を聞いてもらい→今度は広島の比治山公園にも行き三味線を弾いてきました。 そしたらダウン症の男の子とそのお母様が僕の目の前に聞きに来てくださいまして

私は嬉しかった 私は心で思ったんです この人達のために自分の持っているもの全てを音色に換えて全身全霊を持って伝えようと
そして、しげさ節を弾きながら唄いました。

いつもだったら、どう唄ったらうまく唄えるだろうとか・・ どこで力強く唄えば良くなるのだろうとか考えながら唄うのですが・・ その時ばかりは、こう思ったんです




どんなにヘタでもいいから一生懸命心を伝えよう


そう思いますと不思議 自分でも唄ったことのない自分ではない感じの素晴らしいしげさ節の唄と三味線になっておりました私は、その素晴らしい無心の唄と三味線に感動した

この演奏ができた力はどこから来るのでしょうか これは間違いなく、私よりきっと苦労を重ねて生きてきた男の子のパワーをもらったのだと今、思うのです体を揺らしながらリズムを取ってくれ、僕に何かいいたげな雰囲気でした 笑顔だったんです。

私は笑顔をくれた男の子を尊敬しております。 なぜなら僕の何倍も苦労を乗り越え生きてきたのだと思うから。 僕なんかよりずっとずっとキツイ修行を積まれて生きてこられたのだと思うから。 そのお母様もとっても素敵なオーラが出ていて感じの良い方でした。

私は、民謡CDを車から出し「聞いてみてください」とした。 これで民謡が少しでも広がればと願っています







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