和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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ゼッケンナンバー115番をお手本にしてくださっている方へ

2014-01-13 20:03:45 | 民謡大会
和楽の会民謡ファンのみなさまこんばんは 今夜は、私の動画の中で再生回数2000回を越えている 第5回音戸の舟唄全国大会 ゼッケンナンバー115番の唄い方についてお伝えしておきたい点がございますので、述べておこうと思っております  この動画は、唄がうまいわけでもないのに関東圏の音戸競技者の方から「関東で教えてくれる先生がいないので、あなたの動画を手本に練習させていただいておりますよ」との大変有難いお言葉をいただきましてですね  是非とも、この唄についての伝えたい注意点を私なりに解説させていただきたいと思いましたのでご説明させていただこうと思います。 どうぞ宜しくお願い致します

この唄い方を好んでくださる方がよくおっしゃるのは、この唄が民謡の節回しがあまりないので、手本として覚えやすいということでした。 私は第2回大会から出ておりますので、4回目の時で、まだ民謡らしくない唄い方だったように思いますね。
唄の本数は4本だったと思います。 この時、正直、自分自身ではよく唄えたように記憶しておりましたが、実は、この動画を何度も聞くうちに・・ 明らかに直さなければならない箇所を発見致しました それは

2012 1/29  第5回音戸の舟唄全国大会  ゼッケンナンバー 115番


1.ヤーレー 船頭 かわーアアー イー やあ  のところの イーの部分です このイーと伸ばす部分の音程が一定に保たれていないのです イーと伸ばす後半の音程は正しく修正されているのですが・・ 出だしの部分が低く入ってしまっているのです つまり、低く入ったことに尺八の音より低いのだと唄いながら気がついて→尺八の音の高さに後半になって修正をかけているのです。

ですので、この動画をお手本にして練習されていらっしゃる競技者の方がおられましたら イーの発音の出だしの音の高さを尺八の音の高さとピシャリと合うように練習をしておいてくださいませ この動画の唄い方を完全に真似てしまいますと、この部分で減点対象になってしまいます

あと、私が舞台で唄う時に注意する点をいくつかご紹介致します。 あくまで我流ですので参考になるのかどうかはわからないのですが・・ これは良いと感じたなら意識してチャレンジしてみていただければと思います。

1.まず自分が出す声の大きさについてですが・・ 尺八の音を掻き消さない音の大きさを大切に唄っております。 よく競技者の方で多いのは出だしを大きく迫力良く唄われる方が多いように思います。 ですが唄は2番までございますので、1番で大きく入ってしまいますと→2番で酸素が欠乏してしまい勢いが落ちる傾向が多いように思いますので注意が必要です。 ですので私の場合、尺八の音量と似たような音量で唄うように心がけているのでございます。 尺八の音量と似た音量というのには、ちゃんと狙いがあるのです。 尺八の音の高さを確認しながら、その音と同じ高さで唄うように調節、確認しながら唄っているのです。 唄いながら常に天秤を意識し、尺八さんとバランスを取っているのでございます。 自分勝手に唄っていたのでは、尺八の音程と一致しません よって音のハーモニーも生まれないため、審査委員さんの耳や心にも心地よく入って来ないと思うのです。 人の心に入り込む唄は、必ずと言っていいほど、伴奏と唄の音程は一致するものであると信じているのでございます

2.鏡を見ながらご自分の口の形を確認しておいてください。 力を入れすぎてしまいますと口の形が左右どちらかにねじれをよく起こしてしまいます。 これは発音が悪くなり減点対象になると考えられます。 口の形は左右が対象になっておりませんとおかしいと考えます。 なるべく無駄な力を入れすぎないように綺麗な発音、わかりやすい発音を心がけましょう。 あとは両手をどうするかです 私の場合、鏡を見ながら練習しておりますので両手を軽く握る感じで唄う最中になるべく動かさないように心がけております。 肩が動いたり手が大きく揺れたりされる方は、唄に無駄な力が入っている証拠となります。 正しい唄を唄えば、自然体の姿勢のまま唄うことができるものだと考えます。

3.1番よりも2番を大事に唄っております。 これはあくまでも意識の問題なのですが・・ 私の場合、1番は練習のつもりで唄い、2番で心をしっかり込めて唄っております。 1番も2番もどちらも大切なのですが、1番では力を少し抜いて唄い、2番で本番という意識で唄うことにより、1番での力みに警戒をしているのでございます。 1番で力んで入ってしまいますと・・ その時点でアウトとなるのです もう2番で修正は効きません(酸素欠乏になるのです) 極端に言いますと1番は2番よりも少し音量を押さえぎみで入ると唄いやすいように思います(私の場合) そうしますと2番の入りがスムーズに入れますよ 印象も良く残ることでございましょう 多くの競技者は1番に70%の力を注いでしまい→2番で失速しているように感じております

以前の大会でジュニアの部門で・・ すごく小さな声で唄を心を込めてうたった少女がおりました。 その時、私は、正直、そのような小さな声で競技になってないじゃないかと思っていたのでした・・ ところがその少女は準優勝でした 驚きました その少女のささやくような音戸の舟唄が審査委員さん達の心を捉えていた結果だと思いました。 私は、その時から考え方が変わったのでした。 民謡を小さな頃から習っていない素人の僕でもチャンスはあるんだと・・ 民謡らしい大きな張り上げる唄い方は鍛錬を長年されてきた方でないと出せないものですが・・ 民謡というジャンルは、決してそれだけではなかったのです。 音戸の審査委員さん達は、民謡に精通されている方ばかりの構成では決してなく、さまざまなジャンルの方からの構成されております。 もしかしたらですが、そのことも要因になっているのかもしれませんね。

つまり、音戸の舟唄をどのように伝えるのか 何が自分らしさなのか どこが音戸の舟唄らしさなのか そのような考えを舞台の上で発表する場だと私は信じるようになったのでした。 民謡らしく節回しが多く入って、張り上げる声が出せなくても・・ どなたでも優勝は目指せるのです それが音戸の舟唄全国大会の素晴らしさだと私は思っているのでございます。 私は去年、優秀賞を頂けました。 正直、自分の番号が呼ばれた時には何かの間違いではなかろうかと耳を疑いました 涙がポロポロ出て参りました この舞台の上で泣いたのは私が最初で最後でございましょう

我流で民謡を愛して5年が過ぎておりました・・ 自分の努力がやっと報われた気持ちになり感謝したものです。 今年は、堂々と予選落ちになると予想しておりますけれども それでも仲間と共に舞台に上がれるという 幸せを 一番表現したいと考えております 健康でないと舞台の上にも立てません あと2週間を切りましたが、今年はお陰様で今のところ健康体です どうか競技に参加されるファンの皆様、音戸で会えた際には、どうぞ一言、お声を掛けていただければ幸いでございます みんなで民謡を盛り上げ、いつの日かNHK紅白歌合戦に民謡日本一も出演できるように盛り上げましょうぞ 私は決して諦めません 紅白を救うのも日本を救うのも、民謡だからだと信じているからなのでございます

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追伸 もしもゆうさんの応援に駆けつけてみようと思ってくださっておりますファンの皆様にお伝え致します。

1月26日(日) 広島駅発 9:28発(安芸路ライナー 広行き 快速列車)→ 呉駅着 10:01着 
呉駅前ロータリーバス乗り場から 10:25発 鍋桟橋→昭和町経由、音戸、倉橋方面行き(広電バス)→ 音戸市民センター前 10:58着(降りてくださいませ)

私は予選53番ですので、予定時刻は午前11時20分~40分頃と予想しております。 ちょっとお腹が空いてきそうな時間帯ですので、あったかい飲み物でも準備しておこうかなと考えております。 私は腹が減っていたのでは唄えないタイプですので、何か食べるかもしれません。 競技者によってさまざまですよね。 お会いできますこと楽しみにしておりますね~




























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