和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

インターネットで民謡好きならどなたでも ネット民謡の会(和楽の会)情報交換、大会応援、交流会などを楽しみましょう♪

日本一の悩み

2018-03-05 10:33:28 | 日記
和楽民謡ファンのみなさま こんにちは  ゆうさん音戸の舟唄全国大会の翌日から風邪を引きましてね体調がなかなか改善されず、随分と回復は致しましたが全回復とはいかず、どうも去年のコンサート開催からの無理がたたって疲れが出た感じなんですよ  今日は江田島も雷と大雨です 今日のお題は  日本一の悩み と題しましてブログを書かせていただこうと思っております 

皆様、よーーーくご存知の通り 日本一ってのは私なんかじゃーあーりません 私は2位と3位止まりの人間ですのでご安心をーーー  この間、ある日本一になられた方からお話を伺うことが出来ました。 その中で、県外の競技者が日本一になりましてもね、地元の唄い方と違うのだ という噂を吹き込む方がどうもこの世にいるらしくて  私は日本一さんに伝えたんですよ 誰がなんと言っても 



     『あなたが真の日本一なんですよ



 どういう意味かと申しますと、誰がなんと言おうと、あなたが日本一なんです  ってことなんです。 厳正な優れた審査員さんが年にたった1度きりの全国大会にて最も高い得点を叩き出した方なんですよ  ということは、まさしく、紛れもなく日本一なのです  つまり、早い話が一番優れていたってことなのです(審査委員さんの中ではですが) どこの大会に出場しましてもですね、地元の方々は皆、口を揃えて言うものなんですよ



  『あの唄い方は地元の唄い方とは違っている』  いや 確かにそれはあると思います。 ですけれども、私、一個人が感じますのは、競技大会ってのは、優勝者を決めるイベントですので、優勝出来れば、それは素晴らしいことであり、まず、みんな称えるべきと私は考えております(私だけですが) 批判は不必要です  そもそも、県外の選手は地元の唄い方を直接習ったりは出来ません。 それでも遠方から駆けつけて高い交通費と時間、手間をかけ大会に臨んでおります。 それが、どれだけ素晴らしいことだか

唄が、どこが間違っているってのも大切なのかもしれませんが、まずは、わざわざ遠方より参加してくださっているということに感謝と敬意を持つべきだと私は考えるのです。 それに例え、一部分、間違っていたとしても、そんなに気にすることなんてありません(私個人の考え方です) アレがダメ、コレがダメと ダメばかり指摘するようでは、心が腐り、せっかくの楽しむべき民謡がガンジガラメに陥り、楽しくなくなってしまう危険が潜んでいるのです  人の言うことに心を落とす必要なんて全くないのです。 なぜなら、あなたが優勝者だからなのです  その年の王者なのだから、だからもっと自分自身に自信を持っていただきたいと私、素直に感じましたから。

あなた様の唄は、間違いなく、あの時、誰が聴いていても、ほとんどの人が優勝者であったと感じたことでしょう。 少し違うところがもし、あったとしても、それを差し引いてでも、あなたに肩を並べるほどの競技者はいませんでしたよ。 だから、あなたには、あなたらしく、堂々と唄い切る  それでいいのです  あまり悩まないでいただきたい。 悩みというものは、決して唄に良い影響を与えません。 それよりも、もっと、もっと民謡人生を楽しんでいこうじゃないですか。

人は色々なことを言ってくる生き物です  それでも  それに惑わされる  ことなく  自分の信じる民謡を貫いてゆく覚悟と努力の重なりから育つ自分らしさの民謡を、これからも全国の多くのファンのためにも、なによりご自身の為に、また素晴らしき民謡をご披露していただきたいと心より願うものでございます  これからも一生応援しておりますので、過去の優勝者の皆様、他の方からの助言に囚われることなどなく、自分らしさの表現、そして信じた技にて、独自の色を持つ 民謡  を育てあげていって  くださいませね  本日もご拝読、誠にありがとうございました 

                  人気ブログランキング


最新の画像もっと見る

コメントを投稿