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和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

インターネットで民謡好きならどなたでも ネット民謡の会(和楽の会)情報交換、大会応援、交流会などを楽しみましょう♪

和楽の会から日本一が誕生致しました

2012-09-29 12:32:58 | 民謡大会
100名もの和楽ファンの皆様  今日はおめでたい一日となりました  なんと 我が会より日本一が誕生致しました 


日曜日に岡山県で開催されました 下津井節全国大会で すみれさんが見事にグランプリ(総合優勝)に輝きました
誠におめでとうございます。  ただし和楽の会はネットの中の民謡会ですので  すみれさんは、ちゃんとした民謡会に所属してらっしゃるため、大きな声ではいえません



それでも、私は我が事のように嬉しいのです  同じ仲間がそれに続き 準優勝されまして  私は誇りに思います  そのような方々達と民謡を通じて仲間になっているということが・・  今でも信じられません   松江の治朗さんも、そして関東の仲間、北海道の仲間と  私にはかけがえのない素晴らしい民謡仲間がたくさんいてくれております



40歳になるまで正直、非常につらい人生を歩んで参りました   それは全てが自分の自らの責任であり、自分の弱さでありました  40前から民謡という世界と出会い・・  音戸の舟唄で目が見えない唄い手さんと出会い・・  三味線を覚えると唄が上手になるとアドバイスされ・・  理容組合長の助言を受けましての三味線購入が私の三味線人生の始まりでございました



三味線は、私の弱った心を救ってくれました  自分の娘だと思って弾いて参りました。  赤田先生との出会い  隠岐の夢先生へのあこがれ  そして和楽の仲間との出会い  私は今、幸せでいっぱいでございます。  ここでも、たくさんのファンの方々が見守ってくださっております 




本当にみなさまとの縁を感じております   誠に毎日、ご拝読ありがとうございます 







人気ブログランキングへ 日本一本当におめでとうございます でも本当に大変なのはここからだと思うのです 自分が表現したい民謡とはいったい何なのか 勝つことばかりを考えてた世界から  今度は人の心に響く唄がいったい何なのかを学ぶことではないでしょうか  唄に自分の人生を投影できるように頑張って参りましょう 












東京旅行の思い出 5話

2011-11-24 10:11:16 | 民謡大会

*このお写真は、隠岐の島の ローソク島の風景でございます(*サイトから借りております)



隠岐しげさ節コンクール東京大会がいよいよ開催されました

私は初めての東京大会に興奮を隠せなく・・ カメラをセットすること

すら忘れてしまいまして・・ な な なんとー せっかく 総合 3位に

なれた三味線の私の弾く姿を映せませんでした



その訳は・・ 豊島公開堂の地下の廊下にありました  同じ三味線に出場する競技者や・・

伴奏者の方達が・・ マイ三味線を出して・・  シャンシャンと・・

素晴らしい音色 を立て始めたからでした

 

三味線大好きな私にとって・・ それはもう・・ 金縛りに合うようなものでした
 
 ↑ 競技者であることさえ忘れてしまっていたのです~ 

私の先輩が弾いておりました三味線・・ 見た目はかなり年期が入っておりまして

 キズもたくさん付いておりましたぁ~・・ けれども・・



音色が違うんです・・ 何年弾かれているのかは、わかりま

せんが・・ なんともいえない素晴らしい奥の深い音色に・・

私は釘漬物になってしまいまして ← 和楽の会の仲間が・・

順番の回ってきた私を呼びに下まで降りてきてくれたのでした



三味線というのは・・ 弾いてゆく歴史まで音色に生まれ

変わるのだと・・いうことを初めて学びました・・

その先輩に私の三味線を弾いていただきましたが・・ 同じような音色には・・

ならなかったです・・



それはすべて先輩の努力の賜物であり、最強の相棒であったのだと感じました・・

私も大先生から、今お預かりしております大事な大事な三味線を・・ 毎日愛して

弾き込みまして・・ 一緒に年月を重ねてゆこうと思いました・・

そうしてゆかないと音色も育ちませんからね・・




それと一番伝えたいこと・・ それは、この大会の主催者であります、

小沢千月先生が・・ 色々な民謡を私達みんなのために熱唱してくださいました・・

何度も歌詞を忘れてしまうご様子を見て・・ 私は逆に感動したのです

先生は、隠岐の民謡を全国のみんなに伝えるために全精力を傾けて最大限努力

されたのだな~って思いますと・・ 私は頭の下がるばかりで・・ 今まで・・

そんなことなど考えたこともありませんでした。



誰かが支えてくださっていて・・ 我々競技者が競える訳であります。 そんな

ことも考えず、競技で上を目指すことばかり考えていました自分が恥ずかしいです。

小沢先生・・ 先生が歌詞を忘れてくださったお陰で一歩えらくなれました

先生のしげさ節コンクール東京大会・・ 又、本土での全国大会に傾ける熱い情熱・・

私は生涯忘れません 先生の人を思いやる心・・ 気配りする姿勢・・

とっても美しかったです



私もわずかでも先生のような男になれるよう、これから勤めて参ろうと思いました。

この東京で体験した経験は・・ 後に私の土台となってくれることだと信じて

おります。 これもすべて小沢先生や隠岐民謡協会、大会に関わった関係者、

すべての方々・・ そして競技者・・ 観覧者の方々のお陰であると喜びで一杯です



どうかこれからもお体の方、気をつけて戴きまして、しげさ節、隠岐発展のために

どうぞよろしくお願い申し上げます。 私も微力ながら・・ 広島で隠岐民謡を

弾き続けますし、大会へも挑んで参ります。 誠にありがとうございました




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第34回江差追分全国大会優勝者 卯子澤裕美(うねざわひろみ)さん

2011-11-23 21:28:19 | 民謡大会

卯子澤裕美さんの江差追分を今日、初めて聞きました・・ もうみんな会の人達が乾杯してからのご出場でしたので・・ 会場は話の盛り上がり時でして・・ そんな中、音響設備の良くない会場で・・ 真っ直ぐに立ち、プロとして立派に唄われているお姿を・・

私は正面5メートルほどから、ビデオ撮影をさせていただきながら・・ 眺めておりました・・ この瞬間をなるべく体全身で感じたくて・・ 一生懸命に聞いておりました。 でも思ったより、会場のざわつきが騒がしくて・・ コード付きの古いマイクは・・ 卯子澤さんの繊細に表現している声をキャッチできずにいました。

私は、どうも納得できずに家に帰りましてパソコンに繋げてイヤホンで一人聞きました。 確かに聞こえにくいです・・ しかし、よーく聞いてみると・・ 卯子澤さんの
あたたかく美しい声が聞こえました・・ 心の声が・・ 素敵なお声でした!!

僕は、卯子澤さんに聞いてみたのです・・ 「コンサートはされていませんでしょうか?」 どうしても良い環境での唄を聴きたかったのでした。 お話をすればするほど
やさしくて・・ だから人の心に染み入る素敵な民謡が唄えるのだと理解できました。

本当に民謡の世界の中には、素晴らしい方が多いですよね~ 大会でお会いした競技者でも、一声かければお友達みたいな感じになれまして・・ 1年後に再会して再びお話できた時の笑顔は忘れられないですね~

卯子澤さんとも・・ またどこかでお会いできますでしょうか? 私の大先生は、卯子澤さんともう9年ものお付き合いになるそうです・・ 私は大先生に・・ 「先生より卯子澤さんはどのくらいお上手なのですか?」って少しいじわるな質問をしますと・・

先生は「そりゃー 私なんか、足元にも及ばないわよ~」ってまじめに答えてくださいました。 西日本ではトップクラスの先生でさえ・・ そのような表現で答えられるのだから・・ 卯子澤さんはすごすぎると思いました。

そう知れば知るほど、本物の良い環境での卯子澤さんの江差追分を聞きたくて・・
でも、それは夢に取っておきまして・・ いつの日か自分に少しでも自信がつきましたら・・ 僕のつたない唄でも、卯子澤さんにチャンスがありましたら・・ 是非、聞いてほしいと無理な夢を描いております(笑)

僕っていう男は・・ どこまで夢ばかりを追うのだろうか・・ 親孝行なゆかりさん・・ 芯からやさしく素敵な卯子澤さん・・ そして私の心の大先生・・ 僕の周りにはたくさん届かないけれども・・ いっぱいいっぱい素晴らしい先生方(ただ心の中で思ってるだけですが)がいらっしゃいます!!

僕だって・・ 母を草津温泉に連れていってやりたいです!!(笑)←これは民謡通にしかわからない言葉です♪ とにかく、理想とする民謡の先生はたくさんいます^^
その先生方がカッコ良くって・・ あこがれて・・ 僕もあんなオーラを身につけたい! 歩いている・・ いや立っているだけで絵になってるんです!!

つまり・・ 人生の中で修行を重ね・・ その深みが魅力となり・・ 体から温泉の湯水のごとく・・ 魅力があふれているのです!! だから立っていても・・ 座っていてもカッコ良いのです。 僕は、その憧れの気持ちを大事にしてゆき・・ 練習する力へと変換を計ろうとたくらんでおります^^

皆さま・・ 本日はたくさん私のブログを疲れるほど読んでいただきまして、誠にありがとうございました。 でも・・ きっと全て読んでくださった方は、この日本の中にはいないでしょうね~ 私でさえ、読み返しませんから(笑) それではおやすみなさいませ★ あすは東京の思い出 5話の予定であります。





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第15回隠岐しげさ節コンクール東京大会 私が唄う前に行ったこと

2011-11-18 05:43:43 | 民謡大会
みなさまおはようございます きょうは昨日の三味線のことについての続きでして・・
唄の出番が来るまでのことを書き述べたいと思います。

唄う前にみなさんだったら・・ どんなことをされますか? これは競技であります・・ ひとつでも順位を上げるために・・ わずかでも自分の力を出したいためには
どうしたら良いのか?

しかも・・ 私は我流人ですので誰も教えてくれる人などいません・・ 全てを自分で考え実行し→①失敗する ②成功する ③効力があるのかないのかさえわからない
のどれかになります。

私は過去の経験において最も唄う前にしておくことが良いと思ったことを、東京で実行してみることに決めておりました。 過去にやって良かったと思う経験とはどんなことだったのでしょうか。

1.長距離を自転車に乗りサイクリング → 大量の汗をかき → 体が芯から温もり → 海岸で唄を唄うと・・ とっても声が楽に自在に唄えた。

2.カップラーメンやクラムチャウダーなどの温かく胃に負担の少ないものを食べた後
  は、喉があたたまり、声がスムースに出て唄が楽に唄えた。

この2点の経験を踏まえ、唄の出番前に準備しようと考えたのです。 私は自分の出番が来る2時間前になると・・ 外に飛び出し・・ 運動を開始しました・・ 豊島公会堂の表には小さな公園があります。

公園の中をぐるぐるランニングしました・・ 10周くらい走りました・・ 縦向き~横向き~ 足をクロスさせながらとか・・ とにかく体全体をリラックスさせながら・・ あたため続けました・・ 汗が充分に出てきましたので、ランニングは終了。

時間がもうお昼で、おなかが空いてきました・・ 食事を取ろうと考えていると、和楽の会の仲間(唄に出場したもう一人の仲間、計3人いました)が、唄う前には、食事はしない方が良いと教えてくれました。

食事をしておなかが一杯になってしまうと、声を出しにくいとのことだそうです。 しかし私は、おなかが空くのに弱い人間で、腹がへってはいくさは出来ないと判断し、コンビニに寄って・・ おなかに負担がなるべくないものを選んで購入しました(ウィダーインゼリーとクラムチャウダースープ)

それを持って、公会堂から徒歩1分の宿泊先のホテルへと行きました。 お部屋に入るとすぐにお風呂のお湯を張ります・・ その間にクラムチャウダーのお湯を沸かし・・ 沸かしている間にウィダーインゼリーを飲んでおきました・・(残り1時間20分くらい)

お湯が沸き、クラムチャウダーを作り・・ ゆっくりと食べてゆきます・・ あたたかいチャウダーが喉を通る度に喉さんがありがとう!と言ってくれてるように感じとれました(嬉) そして今度は走って出た汗を落とすためと更に体を本番前に向けて暖めておくためにお風呂につかります。

お風呂には、バブ(泡の出る入浴剤・・疲れも取ってくれます)を入れ、リラックス・・ ゆっくりと浸かりました・・ しげさ節を小さな声で唄い・・ イメージトレーニング♪♪ 体を隅々まで綺麗にし気持ちさっぱり!!(残り1時間くらい)

次は着物を着ました・・ 三味線の時には着物を着ていると膝が開けないので私服で挑みましたが、唄は着物が良いので着ます。 東京大会では驚いたのですが、私服を着ている人が非常に少なく・・ そういう面で言えば、みんな素晴らしい!!と感激致しました!!(残り40分くらい)

着物もビシッと着込み・・ いよいよ順番が迫って参りました~(少し緊張^^)・・
会場に戻ってみると・・ 隠岐の島で顔馴染みの三味線の若い男先生が話かけてくれました「島本さんの伴奏は、僕か由美子先生が担当できますが・・ どちらが良いですか?」

僕は内心・・ え!? 本当ですか!? ってビックリしてしまいましたー!! 由美子先生と言えば・・ あの民謡歌手のゆかりさんのお母様で・・ 隠岐では有名な民謡会の会主を勤められてる雲の上のお方でして・・ 私にとっては夢のまた夢の存在!!

隠岐の島では、絶対に三味線伴奏をしていただけることはございません!! なぜなら・・ 隠岐の島では、由美子先生の生徒さんの伴奏を全てこなすので、関係のない他の競技者まで手が回らないためなのです。

ですので、隠岐の島では・・ ただただ・・ あこがれの存在でしかありませんでした(涙)・・ それが・・ 東京では叶おうとしていました!! 僕は迷うことなく若先生に申し上げました「先生には申し訳ないのですが、由美子先生にお願いしていただいても構いませんか?自分の夢ですので」と頭を思いっきり下げると・・

若先生、笑顔で「もちろんいいですよ~^^ 僕から由美子先生に頼んでおきますから大丈夫です!」っておっしゃってくださいました。 僕は嬉しくて涙が出そうになった・・ はるばる無理をしてお店も5日間も閉め、この東京まで来て良かった!!

もう帰りに飛行機墜落しちゃってもいい! なんて少し思ってしまうほど嬉しかった!! 隠岐の大会では叶わない夢ですもの。 いよいよ出番が近くなったところで由美子先生に挨拶に控え室に入ると・・ 先生は笑顔で迎えてくれました・・ ユウ「先生、今日は、よろしくお願い致します」 すぐに唄合わせをしました。

しげさ節の1番、隠岐は絵の島~ と2番、舟は出てゆく~ と2つ唄って、由美子先生に、どちらが良いのか尋ねてみますと・・ 1番の、隠岐は絵の島~の方が高音が綺麗ですね・・ とおっしゃったので・・ 1番で唄うことを決意・・ 準備で体と喉をしっかりと暖め続けていたので、スムーズに唄うことができました!!(残り15分くらい)

私は、203番です・・ もう195番辺りでした・・ 心の中で・・ 冷静になれ!! 隠岐の島での失敗を生かせ!! 力を抜け!! と叫んでおりました!! 隠岐の島での失敗とは・・ 今年5月の唄部門の時に力みすぎて腕がフリコ時計のようになってしまい・・ みじめな唄になってしまったのでした(泣)

それが辛くて、私は母に訴えたのでした!! 母ちゃん!! 俺悔しすぎるから・・ 東京大会に出場させてくれ!! 俺、この悔しすぎる気持ちのまま1年間、黙って耐えることなんてできん!! 頼むから!! 母は当初、反対ぎみでした・・

島の人口は激減し、床屋のお客様は減る中・・ お年寄りの大切な常連客さま達が年間何人も天国に行かれていて・・ この大不況の中・・ 経営が苦しかったからでした・・ しかし、僕から民謡を外してしまったら・・ 糸の切れたタコ同然であり・・
抜け殻みたいなもの・・ 反対しきれず母は賛同してくれました。

そんなこんなを抱え・・ 夢の由美子先生とのジョイント唄出番がやって参りました!
「203番 島本雄司さんどうぞ」 観覧席では、大先輩、母、和楽の会の仲間が見守ってくれております!! 心の中で・・ 隠岐での失敗を糧にしてやるんだ!とやけに冷静な自分がそこに立っておりました。

由美子先生の伴奏が始まりました♪シャンシャン~  ユウ 「隠岐は~ 絵の島~ 花の島~ 磯にゃ~ 波の花咲く~ 里にゃ人情の花が咲く~♪」 自分としては、90点の出来!! 母も「あんたの力はすべて出ていた!良かったよ!」と褒めてくれました・・

結果は、178名中の17位入賞。 これが私の実力であります。 まだまだですが・・ 少しずつ着実には上がってはおります・・ それに・・ しげさ大会には、おもしろい親子がいるとの風のうわさも聞いております(笑) 母も頭が紫なので目立つからでしょうか・・

まぁ一度観たら・・ 半年は忘れられないかもー(笑) 僕もよくしゃべりますしね(笑) 先輩、母、そして和楽の会の仲間達・・ そしてブログを観てくださっている方々、皆さんのお陰で入賞することが出来ました。 どうもありがとうございました。

もし、こんな長文を最後まで読んでくださった方、いらっしゃいましたら・・ 是非、是非、観たよ! だけでも良いのでコメント入れてもらえると有難いです!! それに、皆さまのお陰で、ブログランキングも・・ 楽器部門で初の47位と、50位圏内に初めて入ることができました!! どうもありがとうございました!!

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隠岐しげさ節コンクール東京大会で私のしたことについて

2011-11-17 20:34:12 | 民謡大会
皆さまこんばんわ☆ 今日は、大会に出場する前に私のしたことについて思い出してみようと思います。

いつも民謡の大会に出場する時・・ 意外と出番が来るのがあっという間に感じられ・・ 気がついたらもう出番という感じでしたので・・ 今回の大会では、充分な準備を行おうと初めから思っておりました。

いつも思ってることなのですが、いきなり舞台に立っても・・ よい演奏や唄など無理です(汗・・ ですので、準備(練習)が必要です。 三味線は、出場時間が早いので、控え室に入ると、すぐに弾き始めるしかありません。

隠岐の島では、みんな控え室でシャンシャン♪と、入念に練習をしておりますが・・ 東京大会では意外でした・・ ほとんど弾いておりません(シーン・・ アレ!?
一生懸命に三味線を出して弾く準備してるのは・・

その控え室では私だけ・・ しかも・・ 同じお部屋の奥には、民謡歌手のゆかりさんや、そのお母さまなどの豪華なメンバーがお話や準備をしておりまして・・ 私は・・
頭の中で・・ 「おいおい・・ こんな静かなところで三味線鳴らしたら・・ えらい目立つやないか~(冷や汗・・」とつぶやいておりました。

しかも、その日、初めて会った和楽の会の仲間2人が応援にわざわざ近県から来てくれておりまして・・ 私は勇気を振り絞る思いで、その2人を控え室にと呼びました。

え~い! こうなったら・・ 弾くしかない!! 弾いてしまえ~~と 静かな控え室に私のしげさ節♪がシャンシャン♪と鳴り響き始めました!! 初めは、少しうるさそうな雰囲気を周りから感じ取りましたが・・

その日は、入賞を目指しておりましたので、恥ずかしがってなどおられません!! さすがの仲間も、2番くらいまで聞くと・・ 「観客席に戻っておくね」と言い残し・・ 控え室を後にしました・・ 私は一人孤独にシャンシャン弾いておりました♪

そしたら、先ほどの仲間の一人が慌てた形相でやってきまして・・ 「ゆうさんもう出番だと呼んでるよ!」 えええええええええ!!!!!!!!!----

私は、てっきりオープニングは、関係者の紹介や、ゲストの唄から始まるものだと勝手に思い込んでおりまして・・ 練習してる間に競技は始まってしまっていたのですー

急いで地下の控え室から三味線と撥を握り締め・・ 駆け上がり・・ 私が島本です!すみませんと一声! 私は7番で、舞台では5番の方が演奏しておりました! 私はすぐに調弦を開始・・ 素早く6本に調子を合わせ・・ すぐに自分の番になりました。

正直、頭の中はまだパニックぎみでして・・ 入賞は諦めなければならないなと開き直りました・・ 舞台にある長イスに腰掛けまして・・ まずは冷静に再度の調弦・・ なるべく小さな音で自分の耳を頼りに音を合わせます。

ここで妥協し、調弦が微妙にうまくいってないと・・ 演奏中にすぐに自分でわかりますので・・ 不快感が生じてしまい → 演奏する気が失せてしまうのです・・ ですから、ここが最も大事な時間です!!

私は、冷静に調弦を行いました・・ 当初は、8本という、女性の声の高さ(日本一が唄う声の高さのレベルです)高い音程で望む予定でした・・ けれども、控え室で聞いてくれた和楽のお二人が・・ 6本(少し低い)の方が音が安定していて聞きやすいと教えてくれたのでした・・

私は、仲間の助言の通りに決め・・ 6本で望むことにしました!! 後は観客席に戻って眺めてくれている大切な仲間の為、母の為、そして自分の為に日頃の練習通りに・・ 思い切って演奏をしました♪

難しい3連弾きが4度あるのですが・・ 本番では、半分の2回の成功となりました・・ それでも間合いと切れがあったお陰で、40人中、総合3位という好成績を収めることができました。 これも、大切な仲間のお蔭です!! 和楽のお二人さん・・

あなたたちのアドバイスは、一生涯忘れません!! どうもありがとうございました

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