平昌 呪術と踊り

平昌オリンピック

無事に終わってよかった。

私たちは
危険だから、
羽生選手には行って欲しく無いなんて言ってたんだけど

とんでもない

確実に平昌でメダルを取るために
なにもかも捨ててそこに賭けてきた羽生選手や他の選手たち、選手以外の開催に携わった人たちに
申し訳ない

いろいろゴタゴタあったけど、
本当に無事に、終わってよかった

呪術と踊りという題をつけたのは
羽生選手のSEIMEIという演目（？）を見ていていつも思うんだけど

あの、踊りは

なにか呪術的な意味合いがあるのだろうか
ということ。

昔から、踊りとか
お祭りだとか
そういうものには呪術的な意味合いがあったという。

野村萬斎さんに演技指導をしていただいた時の（２０１５年　NHK杯）神演技は
いまもネットでいろんな国の人がアップした動画が見られる

あの時の演技は野村萬斎さんの影響があったと思うけど

今回の平昌で演技したものは
もう羽生さんだけのものになっていたように思う

呪術的ないみあいを含んだ動作だったものが

より　フィギュアの演技に適した動きに洗練されていき

言葉的な呪術を超えて
祈りの動作になっていたにちがいない

魔物に助けられたと
羽生選手はいっていた

最終的には魔物と戦い倒すのではなく

魔物さえのみこみ　取り込んで一体化してしまうほど


大きな大きな　存在になっていく　ということなのかもしれない。

雨あがりのステップ

いろんな動画をアップしたり、写真をアップしてくれる人のおかげで

パラ駅伝の様子がわかった。

スポーツは脳に良いのでやった方が良い。
前向きになるし、気分転換になるし（これは『脳を鍛えるには運動しかない！』に詳しい・・）
やりすぎは良くないけど、
やらなすぎは　頭が退化するのでもっと良くない。

パラリンピックに出るほどではなくても、車椅子であったり、介助が必要でも運動するということが目標になるイベントは
もっと増えるといいのだろうと思う。

これからロボットが活躍するようになると仕事がなくなる業種も出て来るだろうから

人が人を援助して共に運動するコトが一つの常識になって行くと良いと思う。
（それにしても人手不足みたいですけどねえ）


「雨あがりのステップ」
動画が見られるということで、
地図のサイトに行って見た

ファンの方が動画をアップしてくれているものと比較しても
やっぱり生歌なんだなあと思って感慨深くみていた。

こんな清々しい歌を
４０代の大人が歌って　ハマるというのも不思議な気がした。
この人たちが、ジャニーズ事務所を出て、共演者も　テレビの出演も減るなかで
一つの賭けに出て
もしかしたら　失敗するかもしれない
もしかしたら　全てをなくすかもしれない
と
思いながら
それでも一歩踏み出したということが

こういう歌を　歌って違和感が無い　理由なのかもしれない。


人ってゼロ　あるいはマイナスになるかもしれない　ギリギリの挑戦をした時に
初めて　強い輝きを放つ
そういう賭けをしない限り逆に言えば　平凡な道を辿ることになり
どういうわけかお金もそんなに　入ってこない

命がけの賭け、どう転ぶかわからないという時に、想いだけで　飛んでみる　という行為こそが
人を輝かせるんだなあと　思った。