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中国・長江洪水の真の被害

2020-08-06 17:08:14 | 真実の究明

長江の洪水については三峡ダムの決壊について仰々しく伝えられましたが、ほぼ設計水位でも大丈夫だったので今回はセ-フでしたね。
ダムの決壊する条件は2ッあって、 ①水圧でダムが転倒する  ②水圧・土砂の堆積の圧力でダムが滑動(すべる) で洪水量は6万トン/秒で大騒ぎしていますがダムの背面の流下面積は大きいので接近流速は0.6m/秒程度でダムの安全に影響する程のことはありません。
放流状況の動画では限られた水門から3~6万トン/秒が放出されるので凄く見えます。
ただこの放流の振動でダムが共振する可能性のあるので、滑動にはマイナス要因です。
それより今後被害が露わになると思いますが、長江は流域が大きいので一旦上がった河川の水位はなかなか下がらず浸水被害は長引きと思います。そこが日本の河川と違うところです。 生活に直結する上下水道の被害は後を引きます。武漢などの大都市ではどうなるのでしょう。5千万人の糞尿と飲み水の問題です。衛生環境は最悪だと思います。
また本来は堤内を守るべき堤防を爆破して河川から洪水を導入して農地や町を遊水池とし長江の水位を下げて武漢や南京・上海の大都市を守る荒技を実行しています。
穀倉地帯の浸水ですから食料の問題もこれから明らかになるでしょう。
更にこれまでも土砂で川底が上がり大型船舶の運航に支障が出ていた重慶付近は今度の洪水で相当やられたと思います。(10年前に現地を見ています)何故かこれらの事はニュ-スに取り上げられておりません??

 


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