柄にも無く・西行について考える

西行と言えば「願わくは　花の下にて春死なむ　そのきさらぎの望月のころ」が有名だが、一説にはその時期を見定めて断食を行って見事に詩の通りに命を閉じたと言うのがある。どんな心境だったかは超凡人の私などには思いもつかないが、昨日の日経新聞に興味のある記事が出ていたので紹介します。
老人介護施設の医師に終末の状態を聞いたところアンケ－トに　約３０％の医師が　「飲食出来る状態なのにそれを拒否して逝った老人を看取った経験がある」と答えている。
現代には　西行法師が沢山いるのだなぁ・・と思いました。
でもこれを実行できるかは頭がボケていては出来ないよねぇ・・
私たち老人には「死に際に周りに迷惑をかけたくない」というのがコンセンサスになっています
死生観は静かに定まりつつあるように思います。

それにしても西部邁先生は強引だったねぇ・・もう少し年寄りを元気にして欲しかったのに・・

貴乃花親方の正当性が立証された春日野部屋事件

三年前の春日野部屋で起きた新弟子に対する暴力事件の真相が明らかになった。
要は協会に届け出ても、もみ消して無かった事にしてしまう体質が続いていたことだ。しかも春日野親方は「もう当事者は辞めてますから・・」とノ－テンキな事を言っている。これが広報部長（ナンバ－３）なのだ。ダメダァこりゃ　(T_T)

貴乃花親方はそれを知っているので、日馬冨士暴力事件を警察の調査に委ねたのだ。
その貴乃花親方を処罰したのは相撲協会の暗黒裁判だ。八角理事長・池坊バンザイ議長は即態度を明らかにすべきだ
貴乃花親方の正当性が証明された事件だ。

安部首相が平昌オリンピック開会式に行くんだぁ(T_T)

安部さんが平昌五輪の開会式に出席するらしい
がっかりだなぁ　韓国にその気持ちが通じないよ　反安部のデモで騒ぎにならなければいいが。
慰安婦問題での後でもこれじゃなめられるだけだ。
もうがっかりだぁ　(T_T)

日経２２５日足・今年再び 鎌首の兵法

　　　直近の日経２２５日足
暮れに嵐の前の静けさから一転して大発会で大陽線を引き（左下の円内）約千円上げて２４０００円台の値固めに入り、振幅の狭い保ち合い状態が続いていましたが今日又３００円の陽線を引きました。　再びの鎌首の兵法の出現となりました。（蛇が鎌首を上げた形・たびたび出る形では無い）
後は２５０００円目指して一直線　＃＄％＆！！！
こんな短期間に連続の鎌首は見たことがありません。相当につよい相場なんですねぇ
年初の評論家の今年の最高値は２５０００円がコンセンサスでしたから・・どうなっちゃうのかな？？

「言論は虚しい」と言って逝ってしまった西部邁先生

亡くなる前日に「西部邁ゼミナ－ル」（TOKYO　MX)で西部先生は若い頃文芸評論家の福田恆存先生から「君　言論は虚しいよ」と言われた思い出を語っていたが、僕も今までやってきたが世の中は変わらないねぇ・・僕のやってきたことなんか虚しいんだ・・と言っていた
後で映像をみると覚悟の様子が窺えるような気がします。
髭はいつもより長く伸びていて左手は黒い手袋でした。右手でチョ－クがつかめないので左手で右手の指に挟んでいました
奥さんの思い出を語っておられましたが、相当逝かれてしまったのが心に堪えたようでした。

あれだけの論客も奥さんには弱いねぇ　小さい声で言いますが・・と断りを入れて大きな声で問題を一刀両断に切り捨て後でにっこりと笑うお顔は少年のようでした、彼にかぎって自殺は似合わない　彼の美学からいって自死でしょう
西部先生が虚しかったらこっちとらどうすりゃ良いんですかねぇ　寂しくなりました