身体にいい日誌

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目の紫外線対策・・眩しさは蓄積が怖い

2009-05-25 19:40:31 | 健康(季節の悩み)
単発シリーズを一つだけ

日差しがきつくなると気になるのが、紫外線対策。今回は肌ではなく、目にも
よくない紫外線が認識され始めました。
しかし、日本のように太陽が高く昇る地域では、対策が不十分になりがちだと
専門家は指摘しています。そう皆さんは「眩しさ」を異様に感じたことはありませんか?


太陽から地表に届く紫外線のうち、人体への影響が問題になるのは、長波長のA波や中波長
のB波。
目には見えませんが、直射だけではなく、散乱や反射で浴びることも多いようです。
そして目にはB波の方がより有害とされています。

強い紫外線を短時間に浴びた場合は、充血や角膜炎、雪眼炎(いわゆる雪眼)など急性の
障害が出ます。
長年の蓄積では水晶体が濁る白内障のほか、白目が黒目に三角形状にかぶさり、進行すると
乱視や視力低下につながる「翼状片」(よくじょうへん)など、慢性の病気の原因になります。

「白内障や翼状片は発症までに長い年月を要します。加齢も影響するため、紫外線の
関与を実感しにくく、どれくらい浴びると発症するのかも不明なため、対策の必要性を
感じる人は少ない」と、医師。

この背景を探るべく、専門科チームは、経緯や環境の異なる沖縄県、金沢市、アイスランドレイキャビック市
の3地域で調査を実施。
目の部分などに紫外線センサーを埋め込んだ頭部のマネキンを屋外に設置し、目に入る
A波、B波両波の量を測定。
太陽高度なども調べました。
北半球では高緯度の地域ほど太陽は低い位置にしか上りません。
このため、一日の中で、もっとも高い位置に来た時の南中高度が34度(8月末)しかなかった
レイキャビックでは、光が直接目に入る時間が長いのです。太陽を正面にした場合に、目が
浴びる紫外線の一日の積算量(推定)は、日本の2地域よりもレイキャビックの方が
多かった。

一方、南中高度が82度(7月末)と非常に高い沖縄では、時間帯によっては太陽を背にして
も、正面にある時と同レベルの紫外線を浴びていました。

「天空の紫外線量が多く、反射や散乱によってあらゆる方向から目に入ります」という。

専門機関による過去の調査によると、50歳以上で翼状片が見られる人の割合は、沖縄県に
近い鹿児島県奄美地方では約27%。石川県で約7%。レイキャビックでは約0.2%と極端に
低いのです。

太陽を正面にした場合に浴びる紫外線量が決して少なくないレイキャビックで、有症率がこれだけ
低いのはなぜなのでしょうか。

理由の一つとして、「レイキャビックではサングラスや、より広い範囲を覆うゴーグルを
した人を街中で見かける。紫外線対策がしっかり行われているため」と言われています。
通常、人の視野に入るのは40~45度まで。
太陽がこれ以上上がれば眩しさを自覚しにくいですが、レイキャビックでは太陽がいつも、
眩しさを感じる低い位置にあるため、市民は必然的に対策を取るのだと言われています。

「眩しさを基準に紫外線対策を考えていると、思った以上に紫外線を浴び、若い人でも
20年後、30年後目の疾患に襲われることになります。」と。

特にこれから海に出る漁師をはじめ、日中のほとんどを屋外で過ごす仕事をお持ちの方は
直接、太陽を見たり、海の反射光に注意が必要です。
運転中に車の窓や車体に反射する光で眩しさを覚えたら、しばらく目を休めることも
大切です。最近はパチンコ台やゲーム機の点滅光も問題になっています。
すぐに眩さは快方に向かいますが、繰り返したり、無理をしていると目力
(視力だけではなく、視野力、動体視力、色力等)も落ちてきます。

そして、白内障や緑内障、視力障害、老眼、角膜炎、片頭痛等も加齢を含め、
早くやってきます。何よりも眼精疲労につながりますね。

特にPC画面は内側から光を出しますので、少しくらい薄暗くても、よく見えますよね。
この状態で、急に本を読むと、よく見えないことが多いです。

明るいところで本を読むに越したことはありませんが、目を紫外線や光で酷使していると
「とんでもないことになりますぞ!」とたけし風に。。。。。

   ・・・うーん。昼爽やかに暑くて、夜は涼しいくらいですね。

      今日がちょうどいい適温かな?  

   明日から残業ラッシュのため、またロー●&週末久々の飲み会が。
   また週末に来てくださいね   


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