[シンガポール 2日 ロイター] - お気持ちはありがたいが、中国への貿易戦争をちらつかされるとわれわれが数十億ドルの損失を被るので、そちらを止めて頂きたい──。ポンペオ米国務長官は今週、インド太平洋地域に1億1300万ドル相当を拠出する計画をひっさげて東南アジア諸国を訪問するが、各国の反応はこんな感じかもしれない。
国務長官は今週、この地域のハイテク、エネルギー、インフラの各分野に重点投資すると発表し、トランプ大統領が掲げてきた「インド太平洋」戦略の具体策を初めて示した。
しかしアナリストによると、東南アジア諸国は中国の輸出業者のサプライチェーンに組み込まれており、この案を売り込むのは難しいかもしれない。
シルクロード経済圏構想「一帯一路」を進める中国との緊張がさらに高まる恐れもある。
「東南アジア諸国は、1億1300万ドルの構想による恩恵の度合いより、米中貿易摩擦によるとばっちりの方を気にしている」と言うのは、東南アジア経済研究所(シンガポール)のシニアフェロー、マルコルム・クック氏だ。
ポンペオ氏はマレーシアのマハティール新首相と短い会談を行った後、貿易戦争によって最も大きな打撃を被る国のひとつ、シンガポールに飛んで東南アジア諸国連合(ASEAN)会合に出席する。
シンガポール最大手銀行DBSの試算では、米中間の貿易全体に15─25%の関税がかけられる「全面戦争」となった場合、来年のシンガポールの経済成長率は現状予想の2.7%から半分以下の1.2%に急減する。マレーシアの来年の成長率も5%から3.7%に下がる見通しだ。
以上、ロイター記事
中国の一帯一路という侵略行為を潰すのは今です。
既に戦争開始しているのです。
習近平は信用できません。嘘つきです。北朝鮮も同様です。
まずは経済戦争を開始しており、中国共産党を潰さないと日本にとっても大きな脅威です。
北朝鮮が非核化の約束を反故にしており、アメリカにとってはこの展開を読んでいたに違いありません。