とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

240年の歴史を刻む「早船狂言」船頭と艫取りの掛け合いにクライマックス

2018年09月12日 | 日記
総漆塗りの豪華なキリコで知られる珠洲市蛸島の「蛸島キリコ祭り」は好天に恵まれ11日県の無形民俗文化財「早船狂言」が演じられフィナーレを迎えた。

蛸島のキリコ祭りは担ぎ手が花模様のドテラ衣装を着て「動く工芸芸術品」とまで言われる豪華なキリコを賑やかな祭囃子を響かせ町内を練ります。




夕方の高倉彦神社と「早船狂言」が演じられる能舞台。舞台左側の飾ってある船は長さ4.5m、総朱と黒総漆塗りの見事な船です。船名は「人力丸」船上には船頭、水夫など木偶人形が飾ってあります。






日暮れ頃のキリコです。

境内にキリコが境内に集結する10時、いよいよキリコ祭りのクライマックスです


開演前に、記念写真撮影です。中央が船頭、右側・口上人。左側・艫取りです


二人の同級生が「早船狂言」の歴史を説明


口上人が裃姿で「早船由来口上書」を昔の言葉で恭しく奉読。


芸者「高尾・高崎」にうつつをぬかし船を出さない船頭・長右衛門


船の権限を任されてている「艫取り」が「東風の風、で船にもってこいの日だ」と船頭に詰め寄る


長い掛け合いが続く。舞台最前列に陣取った同級生が二人の熱演に紙吹雪を


掛け合いに負けた船頭は「艫取りに任せよう」となり幕は下りる


見物客から拍手を送られ挨拶する3人


この後同級生と記念写真。

10~11日と行われた高倉彦神社の秋祭りは終わり家路につきました。









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