とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

規模縮小だが威勢良く能登半島地震の被災地なれど復興を目指すかけ声響く

2024年07月29日 | 日記
27日、能登町松波「人形キリコ」が開催されるとの情報。熱中症警報があるなか松波へ行ってきました。
松波地区の各町内から出される9基のキリコの前面に人形を飾り、その出来栄えを競い合うことから「人形キリコ」として知られている夏祭り。




各町が担ぎ出すキリコの前面に手づくりの人形が飾られています。人形は、歴史上の人物や桃太郎の鬼退治など昔話の一場面、その年に話題になったものなどが飾られ、その出来栄えを競い合います。




お祭りの由来・・?の人形は、今年は2町が飾ったが、他は震災で山車保存屋が日谷尾を受け準備できず2基となりました。








8基のキリコが広場に勢揃い。 お祓いを受けて、地震の犠牲者に黙祷をささげ、コース縮小でキリコは夜の部へ。





とし坊はここで能登島へ向かう・・・?1日2カ所のお祭りは少しハードでした。

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大松明、能登半島地震被災の復興に燃えろと火柱が天高く炎上「向田の火祭」

2024年07月28日 | 日記
日本3大火祭りの一つ能登島の「向田の火祭」が27日夜ありました。
登島向田町に鎮座する伊夜比咩神社の夏祭で、毎年7月の最終土曜日に行われます。
石川県指定無形民俗文化財に指定され。約30メートルの松明は数多くの準備作業を経てはじめて巨大な火焔の柱を作り出すことができます。
高齢化や子供の減少、時代の変革に応じて、組織や作業内容も少しずつ変わりましたが、住人すべてが協力して伝統を維持していく姿勢は今も昔も変わり無いと世話役の方が話してくれました。








写真仲間の家で夕食をご馳走になり広場に行くと、登島向田町に鎮座する伊夜比咩神社から大松明の準備された広場まで神輿の渡御に大小5基のキリコがお供するが、
すでに、松明の回りを7周廻っておりました。


大松明の火種となる藁に点火されいよいよ始まり。






見物客も手に松明を大松明の周りを廻る。




やがて大松明はすごい火の粉を出しながら海側に倒れる。「豊漁!豊漁!」と拍手がでる。

農家にとっても稲作や麦作などに虫害・風害などを警戒する大切な時期で、各地で夏越(祓いの行事)の神事が行われておりますが「向田の火祭」もその一つ。
住民からは、お祭りの開催に賛否両論逢ったらしいが、「被災者に少しでも元気が出ればいい」と話してくれました。






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夏祭りで「東のおすずみ」とも言われる「祇園祭」がありました

2024年07月14日 | 日記
大地主神社の夏祭り「七尾祇園祭」は、疫病厄除けを願う祇園信仰が盛んだった平安時代、この地に京都祇園社の祭神を勧請し祇園会を行ったことが始まりだと伝えられている。
奉燈(キリコ)11基、郡町西部の奉燈(キリコ)が最も大きく高さ約12m、重量約1tの大奉燈(大キリコ)で約100人で担ぐ。その他10基は高さ5〜10mである。奉燈(キリコ)の正面には漢字3〜4文字文字を縦に墨字で、裏には勇壮な武者絵が描かれており、夜にはこれらに灯がともり浮かびあがる。囃し方は太鼓、横笛、鉦を使用し、奉燈の根元にある台に乗り音頭をとる。春の「デカ山」(青柏祭)に次ぐお祭りの一つです。




車かカメラを持ち、歩いて2分そこには「お仮宮」があり、先ずはお祓いを受ける。






囃し方は太鼓、横笛、鉦を使用し、奉燈の根元にある台に乗り音頭をとる。

祭りのクライマックスは夜。夕方、町内を巡行した奉燈は夕方、港の通りの仮宮に集まります。


キリコの左上の灯りは半月の月です






今までだと全基のキリコが揃うと港から花火が打ち上げられ、キリコと花火の競演ですが港の船着き場一帯が地震災害で危険とされ、今までの様な夜空を焦がす花火の打ち上げはありませんでした。


一発の花火、御祓いのあと、くじで決まった1番の町から神輿を先導して大地主神社へ。










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能登路に夏の訪れを告げる「あばれ祭り」

2024年07月08日 | 日記
コロナ騒動が終息に近づいたと喜び、お正月に今年のお祭りカレンダーを作っている途端、とし坊に生涯未曾有の大地震発生。
6か月経った今も復旧作業は進まず、「能登は立ち上がれるのか?」と悲観的な声も。

「能登のお祭りは不死身です!」と地域の世話役の皆さんの心意気が少しずつ立ち上がり、
地震被災に負けること無く「がんばろう!!」と、その先陣を切って能登町宇出津の「あばれ祭り」が5,6日の2日間ありました。






地震や津波で破損した「キリコ」の修復も終わり地震で中止の地域もある中「復興を祈願し、復興の象徴」にしたい執り行われました。


午後2時にそれぞれの集落から出発したキリコ。囃子の笛・太鼓にも笑顔が・・・・・。


今日の日に備えて立てられた「大松明」の前で厄払いの神事。






松明に火が点くとキリコが入場し、火の粉飛び散る大松明の回りを乱舞を展開。




火の粉に負けずに笛・太鼓の囃子に「能登は、がんばるぞう!」とキリコが担がれました。
「キリコが出てよかったねぇ~」と笛を吹く顔にも笑顔が見られました。

とし坊は、4月に宇出津の「ちょんこ山」を投稿しました。その後門前の黒島地区等を訪れ、あまりにも悲惨な街並を見るとカメラを向けることに抵抗感が起こり休稿状態でした。
これからは被災から立ち上がろうとする元気な笑顔のお祭りを見に行きたいです。









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