とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

「水なし 塩なし まったなし」唐戸山・神事相撲はコロナ発症以前に少しずつ元に戻りました。

2023年09月26日 | 日記
コロナが発症して、その感染防止から規模縮小や神事のみの「羽咋の法事」でありました。
4年ぶりに余興の協賛相撲などがとり行われ唐戸山と銀座通り(旭町商店街)は露店がつながり賑わいました。



とし坊は夕方の協賛相撲から見ることが出来ました。






中入りの内容は土俵いり、相撲甚句、神事太鼓が披露され神事相撲を盛り上げていました。






前弓には豪快な技などに加え、行事泣かせの微妙な勝負では審判員が「物言い」を付ける場面など唐戸山のすもうの見所がありました。




前弓、中弓と進み結びの一番で大関を決める奥弓、今年も両者胴体の勝負で審判員が土俵上で協議。
習わしにより判定は「胴体」で勝負は引き分け、下山、上山の二人は「大関」となる。




仲間の力士に担がれ羽咋神社へ。










拝殿では、二人の大関の確認、神社から贈られる目録などが披露され、授与式「神社幣帛授与祭」が執り行われる。
羽咋神社から「御大詔」(ごだいしょ、賞證、相撲由来書、目録)白絹の大幣帛、本念寺から「高張提燈」が贈られる。
大杯で御神酒を頂き授与差異がお開きとなる。




御幣を担ぎ二人は後援者達の待つ地元へ戻り祝杯を受ける。

今年は石川、富山県かr150人が集い、上山(かみやま=邑知潟を中心に越中と加賀方面)、下山(しもやま=能登方面)に分かれ結びの一番は
上山=山上さん(内灘町)、下山=杉原さん(七尾市中島町)が激戦を展開された。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露店並ぶ「羽咋の法事」で津軽三味線と和太鼓のコラボで盛り上がる商店街

2023年09月24日 | 日記
羽咋市の9月の行事と言えば「唐戸山・神事相撲」。本念寺の前から唐戸山相撲場に繋がる通りは露店が並び近郷近在の人で賑やかなるが、コロナでお休みしたこともあり、かっての賑わいがなく寂しい近年の「羽咋の法事」
でしたが、今年は神事相撲の内容も少し膨らみ沢山の人出が予想されていますが、「少しでも賑わいを!」をと商店街で食道を営む方の好意で津軽三味線と和太鼓の演奏会があり見てきました(写真は出演者の許可を得ております)


会場の前の通り、沢山の人出です。




津軽三味線奏者は菅野優斗さん、

菅野さんは、小学校 5 年生より津軽三味線家元である祖父の菅野孝山、父の二代目菅野孝山の勧めによ
り津軽三味線を始め、
 平成 21 年、津軽三味線日本一決定戦ジュニアの部にて優勝。
> 平成 24 年、津軽三味線日本一決定戦A級男性の部にて優勝。
> 平成 24 年、全国郷土民謡協会全国大会三味線グランプリにて初代グランプリ受賞。

津軽三味線日本一7冠王
津軽三味線の本場の青森県三大大会を総なめしたすごい奏者だ。今まで青森県の三大大会ですべて優勝した人はいないと言われて居るすごい演奏者です。






又、和太鼓の田村幸崇さんは10歳の頃からに和太鼓を始められ、 独自の和太鼓演奏スタイルで和太鼓の素晴らしさを伝えるため活動していいます。
伝統を守りつつ和太鼓の新しい形を追求。様々なジャンルとの共演、コンサートのプロデュース、楽曲作成、和太鼓チームの指導 等を行っていいます。

2016 年北海道 YOSAKOI ソーラン祭りオープニング演奏。 サッポロシティジャズ第1回 PARK JAZZ PAREDE オープニング演奏。
2017 年安平町日本ハムファイターズトークショー演奏。第一生命100周年演奏。
2018 年北海道 150 周年ウィークオープニング演奏。 NHK 北海道放送出演。スペインマドリード演奏。韓国演奏。
2019 年 Rugby World Cup Fan Zone Sapporo 出演。日露文化フェスティバルとしてロシアユジノサハリンスク演奏。美のカリスマIKKOクリスマスディナーショー出演されております。


息の合った二人は、客席の皆さんより自分たちが楽しんでいる用でした




太鼓のみならず、菅野さんは「こきりこ節」を独唱・・・?  

オープニングはオリジナルの作品。津軽三味線と言えば津軽三大民謡(津軽三ツ物)、および五大民謡(五ツ物)。三大民謡とは、「津軽じょんから節」「津軽よされ節」「津軽小原節」ですが、「津軽じょんから節」が力強く演奏。洋楽の「トルコ行進曲」の太鼓、津軽三味線の演奏は初めて聴きました。

予定の曲目が終わりアンコールは葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」。素晴らしいテーマ曲はたった一週間で作曲したと言われています。
ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんの演奏は何回も耳にしましたが、津軽三味線と和太鼓の演奏はとし坊この曲も初めて聴きました。

素晴らしい二人の演奏、久しぶりにルンルン気分で家路につきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4年ぶりの枠旗乱舞や島田くづしで中島の郷は熱気の歓声

2023年09月21日 | 日記
中島町の久麻加夫都阿良加志比古神社(熊甲神社)の大祭で、毎年9月20日に行われることから別名「二十日祭り」とも言われている「お熊甲祭」を見てきました。

五穀豊穰に感謝するお祭りですが、熊甲神社の祭神は朝鮮半島からの渡来神と言われています。


各神社の一行は早朝から熊甲神社に参集












19の末社から繰り出す神輿は、猿田彦の先導で、高さ20メートルばかりの深紅の大枠旗を従え、本社に参入し、猿田彦がかねや太鼓に合わせて境内いっぱいに乱舞します。
本来なら19本の枠旗なのですが、5末社が地域の事情により参加出来なかったようです。


神事が執り行われこの後、神社から700mほど離れた御旅所「加茂原」へ向かいます。




神事の後「加茂原」へ渡御される。


境内に居た見物客も「加茂原」へ場所移動






加茂原に到着すると、一行は広場を3周する。
このときに妙技の「島田くずし」などが披露される。祭は最高潮に達する。




14社の神輿が勢揃いすると神事が執り行われます。

この後、順番によりそれぞれの集落へ帰ります。
とし坊も此処で帰路に。なんとか雨にも降られず終わったことに感謝?

















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽咋神社の祭神(男神)、八幡神社の祭神(女神)と1年ぶりの逢瀬を楽しむ。

2023年09月17日 | 日記
羽咋神社の秋祭りは、長者川で御座船に揺られ八幡神社の祭神と暫しの逢瀬を楽しむことで知られる「羽咋の川渡し」が16日ありました。










羽咋神社から長者川の紺屋橋まで間は神輿は小獅子、大獅子、祇園囃子に先導されて進む。




紺屋橋のたもとでは御座船が神輿を慣れた担ぎ手で乗せられる。








御座船は、若衆の手松明の案内で進むが100mほどの間を進んだり戻ったりでなかなか八幡神社へ到着できません。




松明が燃えさかる鳥居前での神輿はなかなか八幡神社の女神さんに会えません。




御座船に乗せられてか約1時間半、無事八幡神社に到着できました。

逢瀬を楽しんだ羽咋神社の祭神は神事の後、静に御宿に戻られます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪華な漆塗りのキリコが集結の中、「早船狂言」が演じられる

2023年09月12日 | 日記
11日、珠洲市蛸島・早船狂言を見てきました。






コロナが少し治まったけれど、地震で大変な珠洲市。そんな中に蛸島の秋祭りが、地域若者の「やりたい!」と言う意気込みから今年の「早船狂言」が演じられました。


開演の前には記念写真コーナーなどがあり、沢山の方が集まる


開演に先立ち、「早船狂言」の由来、狂言の物語などが紹介される。
出演者は、地元の青年で、今年の新成人が演じるのが習わしで「蛸島早船狂言保存会」が指導します。


巻物を朗々と読み上げる口上は新成人山塚さんが勤める








舞台の最前列には同級生が陣取り、かけ声に紙吹雪で盛り上げる。蛇の目傘をさした船頭が登場。呼び出された艫取(ともとり)が、芸者にいれあげ、一向に出港しようとしない船頭を、説得して船出させる話で、両者の軽妙な掛け合いが見どころ。


船頭と艫取がの掛け合いが演じられ、船出を促し先導が折れて船出が出来二人は並んで退場する。


見事に演じた3人は皆の前で拍手、褒めのかけ声に一礼


同級生の皆さんと記念写真に納まる。

早船狂言は、いつの頃に起こったのかは、はっきりしないとのこと。漆塗の飾早船や口碑によると、今から約220年前と言われている。
狂言の内容は絶世の美男子=長右衛門という船頭が揚屋の芸者=高尾高崎にドント打込み、水夫たちの再三のすすめにも応ぜず、一向に船を出さないので、ある日とうとう艫取と掛合になると言う場面である。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする