とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

祭りの華「正院奴振り」、園児も若者も・正院キリコ祭り

2018年09月16日 | 日記
15日、朝起きると土砂降りの雨。今日は羽咋の「川渡し神事」に珠洲・正院奴振り」がどうなるのかとよそ事ながら心配・・・?

お昼頃から晴れてきました。珠洲の友人から「奴振りはやれるようだ!」との連絡から、車を走らせました。




須受(すず)八幡神社の境内に入ると、今日の主役?園児たちが沢山のカメラマンから記念写真を撮られておりました。


記念写真が終わると、拝殿委向かい一礼しお祓い。


拝殿内の神事が執り行われ、須受八幡神社の神はお神輿に乗せられる。


保存会の若者は、社務所前で演技の確認、本番OKです。


色鮮やかなドテラ衣装の若者30人が「シャンガ」と呼ばれる毛槍を「よいとさっさ!」の掛け声に合わせ毛槍を投げ渡す妙技が見せ場。


園児たちも、大人に負けじと頑張る。




街の大通りにでて沢山の見物客の中で妙技を披露。




大人の奴振りは、町内を狭い道路でも演技を披露し一巡しておりました。








神様のご招待は各家々ではなく、道路に簡易祭壇(机を置くだけ)を設け、お神酒、お米などの初穂を供え、祝詞を奏上して終わる。


若者はドテラ衣装の下に化粧前掛け(まわし・・・?)をつけている。鈴がつけられていて「シャンシャン シャンシャン」と体を動かすたびに鈴の音響き、賑やかかさも最高。
一人の若者は今年新調した(写真)とのことから聞くとなんと〇万円。刺繍が決め手で高額な物は○○万円もするとか・・・・・。




また、奴振りの進む道順に「悪い奴?」がいないかと鬼の面、天狗の面をつけ青竹で道をたたきながら先導する。幼い子の目に行くと子供が泣き出すなどのハプニングも・・・。

境内の一廓には能舞台があ江戸時代、須受八幡神社の神事で金沢から能の奉納があり、訪れた役者を歓迎するのに「奴振り」を演じ迎えたのが始まりとか。
珠洲には先週の蛸島・早船狂言など江戸時代から伝わるお祭りが今なお引き継がれておりサバらしいお祭りです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 240年の歴史を刻む「早船狂言... | トップ | 羽咋神社の男神と八幡神社の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事