とし坊のお祭り三昧

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日本三不動尊の一尊を奉る「倶利迦羅不動寺」は初夏の彩り

2021年05月08日 | 日記
8日、写真仲間が「倶利伽羅不動寺の藤棚の藤が見事だよ」との情報をもらい、私用で「倶利伽羅塾」行った帰り立ち寄ってきました。
倶利迦羅不動寺には、かつて七堂伽藍と十二ヶ寺が建立されており、平成10年にその伽藍の復興事業のひとつとして、西之坊鳳凰殿が建立された。
台湾檜を用いた左右75mもある壮大な木造建物で、平安時代の建築様式である寝殿造りを採り入れてあり、荘厳優雅な雰囲気が漂っています。
鳳凰殿の境内には、春になると、色とりどりのツツジやボタンの花が見事に咲き誇る庭園があります。また、裏山には弥生時代末期の七野墳墓群があります。




倶利伽羅不動寺は石川と富山の県境に位置し、倶利伽羅峠に日本三大不動尊の一つ「倶利伽羅山不動寺」があります。
さらにこの地域は源平の歴史的な戦地としても知られています。遠くは立山連峰まで望め「山頂本堂」、伽藍復興事業として再建された「西の坊鳳凰殿」があり古の歴史を感じるスポット。






不動寺は毎年4月下旬に、八重桜の名所として知られ倶利伽羅峠一帯で、「倶利迦羅さん八重桜まつり」が開催されます。


平成10年にその伽藍の復興事業のひとつとして、西之坊鳳凰殿が建立されました。
台湾檜を用いた左右75mもある壮大な木造建物で、平安時代の建築様式である寝殿造りを採り入れてあり、荘厳優雅な雰囲気が漂っています。
境内には、春になると、色とりどりのツツジやボタンの花が見事に咲き誇る庭園があり、藤棚の垂れ下がる藤の花も素晴らしい。
また、裏山には弥生時代末期の七野墳墓群があります。
毎年8月15日には、くりからさん万灯会が開催され、幻想的な仏の世界が夏の夜に浮かび上がります。














藤の花、ボタンのは満開過ぎたところでしたが、ツツジが品種により満開で、つぼみも多くこれからも楽しまれる裏山です。




平安時代の寝殿造りの様式を取り入れ、荘厳優雅な雰囲気を漂わせている西之坊鳳凰殿からパワーをもらい家路につきました。

倶利伽羅不動寺「念仏赤餅つき」という面白い法要があります。
 毎年4月下旬に、八重桜の名所として知られる倶利伽羅峠一帯で、「倶利迦羅さん八重桜まつり」が開催されます。期間中の4月28・29日には、倶利迦羅不動寺山頂境内で厄除け念仏赤餅つきが行われ、
古来より疫病の難から逃れられると言い伝えのあるつきたての念仏赤餅が参拝者に配られます。
 念仏赤餅つきのいわれは、その昔、倶利伽羅山頂で悪さをする猿たちに、そこを通る旅人たちはほとほと困っていました。ある日、和尚さんにお不動様からのお告げがあり、
赤く塗った餅を猿たちに与えたところ、猿たちはそれをおいしそうに食べ、それからというもの二度と悪さをしなくなったそうです。以来、このお餅はお不動様の霊験あらたかな「厄除けのお餅」とされ、
今日に受け継がれています。

また、西の坊鳳凰殿には「万灯会(まんとうえ)」があります。
 毎年8月15日には、先祖への供養として「万灯会」が営まれ、境内一杯に灯籠(とうろう)や灯明(とうみょう)が灯され、鳳凰殿全体が幻想的な世界に包まれます。




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