SSWの仕事で2校、と教委。教職員相談で2校と学校漬けの一日。
当県では今年度事業で県立学校教職員メンタルヘルス事業が開始されました。今年度は各校6回の巡回型相談をおこなっています。事業は県臨床心理士会が協力し、心理士の派遣を行っています。
スクールカウンセラーと異なり、成人が対象のため若い心理士の応募が少なく主にご老体の、失礼!元へ、主にベテランの心理士が担当しています。
これに刺激されて市町村教委が始めると人手がどうなるのか検討がつきません。最近は産業部門からの仕事も増えています。しかしこの不況下で「これから相談も増える」と思っていた企業のカウンセラーが真っ先にリストラに遭ったという報告があり、笑えない笑い話がありました。
それでも、この分野は確実に裾野が広がっていることも確かです。産業カウンセラー協会の活動分野に臨床心理士が入り、臨床心理士(スクールカウンセラー)の分野に社会福祉士(スクールソーシャルワーカー)が入り、今後色々な職種が競合するようになると思います。