佐野研二郎の2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムを
二つ合体したのが下
佐野本人も、両方のエンブレムに共通した
理念がある様な事を言っていた。
よく見ると、真ん中にナント、黒まる出現です。
こんなでっかい、黒まるなんて他に使った人や芸術家いるかな?
いました!!
大御所の作品に
映画「日本春歌考」(にほんしゅんかこう)で映像化された・黒い日の丸です。
「日本春歌考」は大島渚 監督による1967年の日本映画
大島渚監督 1932年岡山県生まれ2013年没
代表作品には「青春残酷物語」「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」などがある
「日本春歌考」も大島渚ファンにはかなり評価されているらしい
監督 大島渚
製作 中島正幸
脚本 田村孟 田島敏男 佐々木守 大島渚
撮影 高田昭
美術 戸田重昌
音楽 林光
出演
荒木一郎
岩淵孝次
串田和美
佐藤博
田島和子
伊丹一三
小山明子
宮本信子
益田ひろ子
吉田日出子
あらすじ
地方から大学受験のために上京した4人のノンポリ男子高校生たちが、
試験場で見かけた女子学生に対して抱いた性的な空想に関するエピソードを中心として、
1967年当時の日本社会における世代やイデオロギー、階級、民族、性別間の対立を
軍歌や革命歌、フォークソングや春歌などの様々な歌声の応酬として描き、
紀元節の復活と騎馬民族説の狭間で、
日本国家の起源という神話の観念性と戦後民主主義の虚妄を抉った異色の青春映画。
とここまでは佐野と同じくコピペ
1966年に紀元節の復活と言われる建国記念日・国民の祝日が
2月11日に決まり翌年の1967年から適用されました。
その紀元節復活に反対すべく、田村孟 田島敏男 佐々木守 大島渚 らが
短期間に作りあげた映画がこれ
日本人のルーツや歴史観、60年安保、戦争
当時のアメリカと日本の関係、世相などを
直接語らず、受験生の視点で空想や現実を行き来して話は進む
韓国や韓国人への思いみたいな物も見えてくる
大島渚監督を、左って単純にくくってはいけないと思う。
その思想はかなり複雑だ
さて、この映画に
建国記念日反対のデモのシーンが出てくる
雪の中行進する、旗を持ち
その時振られているのが、「黒い日の丸」である
大島渚監督達は日本の国家主義の復活に、怒りや不安を覚え
過去の戦争や、当時のベトナム戦争への怒りを
この黒幕や「黒い日の丸」 に込めたのだろう
私は、左でも右でもないがそう思う。
そして、話は佐野に戻すが
私は、2020エンブレム発表のその瞬間からこれが大嫌いだった
とにかく見ているとイヤ~~な気分になる
パクリ問題発覚してから、反対の声を挙げようと思った
ここまで来ても、取り下げない佐野や組織委員会
こりゃあ~
取り下げたくとも出来ないのでは?
デザインも、もしかしたら彼が考えた物ではなくて
「これで行くよ」「解っているね」「日本の・・・・だよ」なんて
合体版を逆さにしてみる
日の丸西に沈んじゃってるね