60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

,19 九州 北部( 2 )

2020年01月15日 | 九州
 05/11 7:20出発、晴。
 長崎はパスして天草に向かうつもり、キャンプ場を南に出て急勾配を喘ぎ上り
広域農道に出る、案内は無いが南下は右折のようなので右に下る、広いコースで
アップダウンは大きい、稜線付近を走り右手遥かに海が見える。交通量は皆無で
案内表示は右手のR202方面と直進の長崎のみ、現在の位置確認は出来ない。
途中で地図を確認すべきだったが、交差点の全てで前進に長崎の表示が有り無
条件で従ってしまう、しかしこのコースは東西南北に大きなカーブを描き
300m程のアップダウンも有る、どう考えてもコースや時間の短縮にはなって
いないと感じる、しかも半島の西側を進んでいるようだ。南下するに従い切り
通しが多くカーブは小さくなり前方は見えない、雪浦ダムへのコースと交差する
と前方長崎の表示は有るが道路の幅は二車線ギリギリになる。直進してすぐに
厳しい勾配が始まると、「この道路は林道、注意して走れ」の警告案内板、
コースは林間や切り通しで景観は全く駄目。かなりの勾配の長い登りで山腹を
巻いて走る、下りになるとカーブを繰り返す、ブラインドカーブのため速度は
出せない。苛立つコースにうんざりした頃、県民の森ゲートと朽ちかけた看板、
神浦からの横断道が近付いたようだ。しかし更に小さなカーブとアップダウンを
繰り返す、その上大きく左廻りに巻いて走らされる、途中で若いライダーと
すれ違う、走る人もいるんだと変に納得、しばらく走り広くなった谷間に下る
と停車中の同年輩ライダーを追い越しk57に出合う。ここも直進は長崎の表示、
しかしこれ以上のアップダウンは辞退したい、k57に左折するとすぐに神浦ダム
に上る。ダム湖に沿ってダラダラの長い登りをしばらく走ると県民の森の入り口
ここからk57は狭くなる、勾配はかなり厳しく小さなカーブが続く、時折対向車
が下って来るため速度は出せない、センターに膨らまないように慎重に走り
しばらく上ると交差点。R206に下るつもりだったが直進するk57の荒れた感じ
ではやはり下る気はしない、右折してk204に乗る、k204は稜線を穏やかな勾配
でカーブを繰り返して下る。左手の海は余り見えないが交通量はかなり少ない
快走路、しばらく走り砂利採取場が現れるとすぐに交通量の多い市道に出合う、
左折するとすぐR206に乗る。国道は狭いが交通量は多い、時津町に入り
しばらく進むと片側二車線になり走り易くなる、しかし信号も多い。時津市街を
通過してR207に乗り少し東に走り長与町に入るとすぐにT字交差点、左折は
R207で海沿いに多良見に向かうがコースは狭く遠回り、右折してk45を南下
するとすぐに長与町の中心。長与駅前からk33に乗り継ぎ東進、交通量の多い
県道を少し走ると再びk45に右折して南下。急勾配で山間を行く、交通量は多く
勾配はかなり厳しい、しばらく走ると長崎バイパスにぶつかる。大半の車両は
右折して長崎市街に向かう、左折してバイパスに沿ってk45を東に向かう、
かなりの勾配を大きなアップダウンと小さなカーブで進む、交通量は少ない。
峠を越えて大きく下りバイパスを跨ぎ南下する、間ノ瀬ICを降りた車両が
加わり交通量が一気に増加、流れに従い更に下るとR34に出合い右折して乗り
換える。R34の流れは悪いがすぐに矢上に到りR251に乗り換える。左折すると
すぐに急勾配を上り峠を越えて戸石町に下る、ここでR251バイパスと合流して
交通量が多くなる。段丘上の田畑を東進、小さなアップダウンを繰り返し進む、
交通量が多く脇見は出来ないが海もほとんど見えない。しばらく海岸沿いを
走ったり内陸に入ったりしながら行くと、R57と合流して南下する、かなりの
勾配を狭いコースで小カーブを繰り返し下ると海岸沿いに出てすぐに小浜市街
に到る。大半の車がR57で雲仙方面に向かうためR251は交通量がかなり少なく
なる、海に沿ったフラットを海岸の曲線に従う大小のカーブで快走、右手に続く
海は靄が広がり長崎方面は薄いシルエット。しばらく快走して東向きにコースを
変える、右手に天草のシルエットを眺め更に快走、口ノ津に到る。土曜日の
せいかフェリー乗り場には観光客の車両が結構駐車している、20分程度待って
乗船、バイクは1台だが車は満車、30分の船旅は穏やかだが遠望は利かない。
鬼池に上陸するとすぐにR324で下島を反時計廻りに走る、海に沿ったフラット
で交通量は少ない、穏やかなカーブの快走路。気温は高く暑いくらい、苓北から
南に向かう、ガスが気になるが下田温泉までは充分のはず。快走して下田温泉に
到るがGSは国道沿いに無い、温泉街には有るかもしれないがパスして更に南下、
鬼海ヶ浦トンネルを抜けて下った下田南にJASSが有り給油、職員に訊くと下田
温泉街にやはりGSは有るとのこと。下田南からすぐに高浜に到り国道は内陸に
向かう、少し走り大江トンネルを抜けると右手下に大江教会が見える、大江の集
落に下り丘の上の教会に寄る。

大江教会


大江教会


 再びR324に戻り東に走るとすぐに崎津集落、道の駅から教会へ向けて多くの
観光客が国道を渡って行く、教会に行くと敷地内には観光客が一杯、見学は
パスして国道に戻る。国道を少し走ると案内に従い左折、国道と変わらぬ規格の
県道、フラット直線で小集落を繋いで田園を北上、このままの道路状況なら山間
部でも楽勝と快走して山際に到る。突然コースが狭くなり1.5車線で急勾配と
なる、交通量は皆無だが小カーブを繰り返して上り速度は出せない、左右から
山が迫り案内は無くかなり不安になる。小カーブとヘアピンで急勾配を上り続け
ると峠で広域農道と交差、そこからは急勾配の下り、コースは狭いままで小
カープの連続で下り、谷が広がり勾配が緩くなった処に福連木のキャンプ場。
キャンプ場は芝の快適サイト、集落は更に少し下ったk24との出合、Aコープと
JASSが有る。しかし弁当・おにぎりは無い、下田温泉まで下れば入手できそう
だが往復30分は面倒、飲み物のみ購入してサイトに戻り寛ぐ。千葉№の少し
年少のライダーと二人、オートサイトには3組程の家族連れ、今夜は長袖
Tシャツと靴下を追加して寝る、快眠。

福連木のキャンプ場


 05/12 7:20出発、晴。
 k35からk24に乗り福連木トンネルを抜けてR266に乗る、日曜日のためか
交通量は少ない。R266を緩い下りで北上、田園地帯に出て本渡市街を走り抜け
瀬戸大橋を渡り、R266に右折して少し走ると案内に従い広域農道オレンジ
ロードに乗る。上島中央部の稜線を走る農道でコースは広く交通量はほとんど
無い、カーブは穏やかで勾配の緩い大きなアップダウンで行く、もちろん信号は
無く快走路、しかしGSはおろか人家も無い、はたして携帯の電波は届いている
のだろうか。快走路だが海は余り見えない、脊梁を快走して知十に下りR324に
乗る。少し交通量が有る国道を走り合津・松島を経て天草五橋を渡る、交通量
はかなり多く大矢野島では右左折車と信号で走り辛くなる。三角に渡ると
R266に右折して三角市街を通過、R266の交通量はR57に比較して遥かに
少ない、右手に八代湾を眺めながら海岸フラットを快走。速度オーバーと後方
チェックに注意してしばらく快走すると道の駅不知火で休憩、温泉施設の開館を
待つ人達で駐車場はほぼ満杯。再びR266に乗り東進、少し進むと新幹線の高架
を潜り鹿児島本線を跨ぎ宇城市街に入る、少し迷走して道の駅宇城前でR3を
渡りR218に乗る。R218は走り易いコースで今日は日曜日のためか交通量は
少ない、田園地帯を東に快走して美里町に入る。日曜日でガスが心配なので早め
に給油、しかしその後数キロごとにGSが開いており杞憂だった。給油後更に
東進して山間に入り穏やかな勾配を進む、しばらく走ると砥用に到りk153に
右折して乗り換える。田園地帯を少し走ると山際のコースとなり緑川ダム湖に
沿って小カーブを繰り返し走る、以前に比べてかなりコースが荒れているようだ、
交通量はほとんど皆無。

k153


 厳しいアップダウンを繰り返し幾つも沢を渡り進む、久し振りに走るコース
なのにコースチェックを怠っていた、道なりに進みダム湖畔に下り大福橋に出る。
引き返すのはかなり大変このまま右岸から内大臣橋に向かうことにする、急勾配
を上り山腹の水田地帯に到る、大井早の集落らしい。田起こしをしている男性に
コースを尋ねる、この道路は旧県道でバイクなら5分程で橋に到るとのこと。
山腹を東にしばらく走ると右手遥か下に内大臣橋が見える、更に少し進むと右手
に下る道路に内大臣橋の案内板、案内に従い小カーブを繰り返し薄暗い林間を
下る、案内板が無ければコースは見落としていたかも。橋に下り左岸に渡る、
緑川に下ると再び右岸に渡り津留の集落に到る、水田の一部しか水が張られて
いない、やはり此処も少し早過ぎたようだ。緑川を遡り鮎ノ瀬大橋に向かう、
この付近でもk153はかなり荒れており落石も有る、工事個所を迂回して鮎ノ瀬
大橋に上る。

内大臣橋


内大臣橋


内大臣橋


鮎ノ瀬大橋


 橋を渡り農道を北上、左右に続く棚田は田起こし前で残念、ここは2週間以上
早過ぎたようだ。山都町の中心でR218に乗り東に向かう、交通量は少なく走り
易いが物凄く暑い、馬見原を経て服掛松Cに到る、久し振りだがやはり心安らぐ
キャンプ場。大宰府のピンク№の若いライダーと一緒、かなり慣れたキャンパー
らしい。寝入り端にバイクの音と数人の話声が聞こえる、近所の若者が来た
ようなので無視して寝る。

 05/13 7:05出発、晴。
 昨夜は長袖Tシャツと靴下着用で寝たが寒さで未明に目覚める、内陸の山間で
は不十分だった。炊事棟に行くと大型バイクが2台駐車している、更にベンチに
は二人が寝袋で寝ている、昨夜やって来たのは彼らだったのかと納得。鹿児島№
の中年ライダー、一人は大阪からの転勤者で関西弁が懐かしいのかしきりに話し
かけられる。今日は高千穂から大分に向かう予定だったが、変更して日田で郷土
食材のタラオサを探すことにする、コースは何度も走っており走り易いコースで
問題はない。馬見原からR265に乗り北上、交通量は少なく若干速度オーバー
気味になる、快走していると後方からライトが迫って来る。左端に寄りペースを
維持して走っていると山都№の原チャが追い越して行く、南阿蘇の高校生の
ようだ、そこそこの速度の私を置き去りにして行く、すぐに姿は見えなくなる。
高森峠を越えるとヘアピンと小カーブで下る、前方には阿蘇が見えるがこの時間
から既に靄が広がり不鮮明。高森に下ると西方にR325が分かれて行く、
R265は阿蘇東山麓を北上する、交通量は少なく勾配も穏やかで左手に根子岳を
眺めて行く快走路。しばらく快走して箱石峠に到る、草原の彼方に阿蘇高岳が
聳える、阿蘇で最も好きな眺め。

根子岳


阿蘇


箱石峠


箱石峠


箱石峠


 小カーブとヘアピンで峠を下り草原を少し北上して坂梨でR57に出合う、国
道を渡りk213に直進。k213はほとんど狭く軽トラが精一杯の農道並みのコース、
小集落を繋ぎ山際の水田を行く、拡張工事を行なっているが完成まで程遠い
ようだ。山裾でk11に出合い乗り換える、交通量はまだかなり少ない、小カーブ
とヘアピンで急勾配を上ると城山展望台に到る、岐阜№の若いライダーがいる。
展望台からの眺めは靄が広がり不鮮明、眼下には水が張られた水田が広がり
美しい時期なのに残念。

城山展望台より


 再びk11に乗り穏やかなアップダウンで草原を走る、すぐに大観峰の案内に
従いk45に左折、草原をしばらく西進する、大観峰は眺めが期待できないため
パスしてR212に乗り北上。緩やかな下りを快走、交通量は少し多くなって来た
ようだが気になるほどではない。南小国・小国と快走して杖突川沿いに谷間を
北上、松本ダムからは大山川に沿ったコース、狭い国道でカーブも多く交通量は
少ないが流れは良くない。道の駅大山を通過してしばらく走ると日田市街の案内
に従い右折する、ほとんどの車両が右折して来る、少し北上すると豊後三芳駅前
でR210に出合う。左折してR210を進むとすぐに日田市街に入る、駅前の観光
案内所で郷土食材タラオサの入手方法を尋ねるが今の季節では無理とのこと。
市街を西に少し走ると給油してR212に乗る、北上して大分道の高架を潜ると
すぐにk671、左折して山麓を西進。少し農地を進むと厳しい勾配で峠を越えて
大鶴に下りR211に乗り換え北上、すぐに福岡県に入り宝珠山でk52に乗り
換える、時間的には国道を走る方が早いが途中の棚田が楽しみ。穏やかな勾配の
広い県道を快走するが親水公園から狭くなる、1.5車線で進むと岩屋から勾配が
厳しくなる、棚田の中を小さなヘアピンで上る県道は以前より荒れた感じ、交通
量は少ないが走り辛い。棚田は田起こしが終わったところで田植えにはまだ日数
が有りそう。棚田の竹地区を過ぎると杉林の急勾配となりヘアピンを繰り返し
薄暗い林間を上る、もちろん交通量は皆無、砥石峠付近では部分的にコースは
広くなるがやはり荒れた印象が強い、一昨年の豪雨の影響が残っているようで
JRは不通のままだし棚田も傷んでいる。再び1.5車線になると小カーブを繰り
返し急勾配の杉林を下る、深倉川に下り少し北上してR500に出合う、国道を
少し東に進み再びk52を北上。k52は狭いが二車線となり交通量も有る、麦秋の
田園地帯をほぼ直線に北上して道の駅ひこさんで休憩。道の駅からk52で大塔・
香春を経て新門司への定番コースを北上、新門司FTは予定よりかなり早く到着、
待合室で寛ぐ。17:40乗船、今日も二等は左舷の4室、相部屋は五島に里帰り
した同年配の夫婦、バイクは3台。

 05/14 7:20出発、曇。
 7:05車両甲板へ。下船して六甲大橋を渡る、何時もながら大型トラックに
囲まれて走るのは緊張する、久し振りに平日の帰宅で表六甲を走る。海抜ゼロ
メートルから標高差750mを上るのはかなり厳しい、海岸からすぐに上りが
始まりエンジンが温まる余裕が無いまま急勾配に掛かる、喘ぐように上り裏六甲
を下り帰宅。