60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

九州 北部 2016 秋(1)

2016年12月11日 | 九州


 10/26 15:30出発、曇。
 この季節とは思えないほど蒸し暑い、出発準備で汗ばむ。小雨がパラつく中を出発、気
温が高いためエンジンは快調、いつもの県道k95に乗り裏六甲を登る。前回のツーリング
から10日しか経っていないため調子良く登り小カーブをこなして行く、対向車と数台出会
い後続は1台、勾配の緩いところで後続に進路を譲りマイペースで走る。頂上のコースで
は小雨が降っており、見下ろす市街地も雨に煙っている、雨は路面が濡れるほどではない
が小カーブが続く急勾配、ブレーキを利かせて慎重に表六甲を下る。六甲ケーブル下に
下ると雨は強くなりシールドが見え辛くなるが雨具を着るほどではない、信号が多いため
速度はセーブして慎重に進む。k95も港湾道も何時もより若干交通量は少なく六甲大橋も緊
張なく渡れる。乗船手続き後フェリーターミナル2Fの待合室で乗船待ち、年配の団体が騒々
しく閉口する、乗船は18時過ぎと聞かされていたが17:30に駐車場に出る。駐輪場には熊
本№の中型バイクと福岡№の大型が8台、係員に雨が降る前に乗船させてほしいと言って
みると17:40に乗船、船室は珍しく他に4人が同室、「やまと」は予定通り18:30に出航。

 10/27 7:10出発、晴。
 日の出は6:30頃で入港直前まで外は真っ暗、予定通りに入港して7:10に下船、下船時は
バイクが2台増加している。下船すると快晴に近い空模様、気温もかなり高くツーリング
日和のようだ、FTからすぐにカニ・カキロードに乗る。大型トラックやトレーラーに挟ま
れて走る、恒見に到ると流れは右折してk25に向かうがこのまま大型車に囲まれて走るの
は辛い、左折してカニ・カキロードを行く。海岸沿いのコースで交通量は少ないが通勤時
間帯に入ったためか対向車は多い、井ノ浦を通過してしばらく走るとk25の旧道と出合い
乗り換える、新道との合流点まで2km足らずの距離だがこのコースは狭く毎度渋滞して
進めない、今朝は通勤時間帯早目のためか比較的流れが良い。k25新道に乗ると流れに従い
下曽根の陸橋を渡る、半数近くの車両が陸橋を渡るが九州道を潜る頃にはほとんど居なく
なる、しかし代わりに周囲の住宅から出てきた通勤者の乗用車が加わる。R322を渡り長行
の住宅団地を通り抜けk61に乗る、k61は今日も結構交通量が有る、地元車の他に福岡方
面に向かう車両が加わる。田園地帯を九州道に沿って西に向かい山際に到ると深い竹林の
続く山腹を小カーブの繰り返しで上る、このコースの厳しいカーブには番号が付けられ
№11が峠になっている、峠を越え八幡東区に入ると少し下って小集落を通過して再び竹林
の山腹を小カーブの連続で上る、カーブ№10の畑トンネルで峠を越えると八幡西区に入り
急勾配を小カーブとヘアピンで下る、交通量は少ないが対向車に注意して慎重に下る、
カーブの数字は減少して行く。九州道を潜ると勾配はかなり穏やかになり畑ダムの貯水池
に沿ってしばらく走るとR211に出合う、左折して乗り換えるとすぐにバイパスに続く
R200を渡る、大半の車両は左折してバイパスに向かう。しかしR211の交通量は地元車が
加わって来てそれほど減らず大型車も走る、しかし流れは良くスムーズに直方市街地に
入る。直方駅前から市街地を更に南下して南直方の少し南で再びR211に出合う、国道に
乗るとすぐに筑豊鉄道の踏切を渡り遠賀川左岸堤防上を走る、北九州から南下する多くの
車両は東のバイパスを行くためR211は地元の車が行き交うのみ。左右に広がる筑豊平野の
風景を眺めながら堤防上の快走路をのんびりと南下、小竹町を通過して飯塚に入ると地元
の車が加わって来て交通量が多くなる。飯塚市街地の北部で再びR200と出合い乗り換える、
R200は飯塚市街地西側を巻いて南下するバイパスで交通量がかなり多く大型車も多い。
しばらく流れのままに南下してR201バイパスとの合流点北側からk60に乗り換え西に
向かう、八木山バイパスに沿って少し走ると田園地帯に出る。コースは左にカーブして
バイパスの高架を潜り少し走ると再び西にしばらく進み山間に到る、交通量は若干有る。
高田の集落を通過すると篠栗線の線路に沿って進み高田越えと名付けられた長い峠越えに
差し掛かる、大小のカーブで九郎原の峠を越えると高原状の農村を走り抜け再び小カーブ
を繰り返しショウケ越の峠に上る。峠からは急勾配を小カーブ・ヘアピン等多くのカーブ
を繰り返し下る、須恵ダムを通過し更に小カーブを続けて田園地帯に下るとカーブ№は57。
穏やかになったコースを西進してk91が福岡空港方面に分かれて行くとすぐにk60は分岐
する、直進して宇美市街地を通過するコースと市街地の南をパスするバイパスに。南の
コースで住宅団地を走り抜け九州道を潜る、すぐに新しいバイパスに乗り継ぎ福岡南バイ
パス下のR3を渡り春日市街に入る、福岡から南に向かう道路が集中する地点で交通量も信
号も多く走り辛い。南福岡駅前からk49に乗る、コースは狭く交通量は多く右左折車も
多く信号はスムーズに通過出来ない、地元の原チャリは50kmぐらいの速度で車列の脇を
抜けて行くが真似は出来ない。遅々とした流れに従い西進、油山への案内を見た処から地
元の原チャリに従い走ると環状道路の福大トンネル東口近くに出る、k49を走るより2km
ほど西で環状道路に出合ったようだ。環状道路に出る手前にk49の案内が有る、環状道に
乗りすぐに左折するがk49への入り口は不明。環状道路に戻り福大トンネルを抜けた処で
左折するとすぐにk49に出合い右折して西進、k49は相変わらず狭く交通量も多い。流れ
に乗り市街地を進み野芥でR263を渡り歯科大の前を通過するとk49は左折、少し南下
すると案内に従い右折して再び西進、ここからは今までと異なり山間コース。ゆるい勾配
を穏やかなカーブで上り日向峠を越え糸島市に入ると大小のカーブを続けて田園地帯に
下る、この付近ではさすがに交通量は少ない、遥か前方に玄界灘が広がり左右に小さな丘
が連なる長閑な風景を快走。しばらく走るとR202バイパスを渡り筑肥線の踏切を越え深江
市街でR202に出合い乗り換える。この国道は海沿いの気持ちの良いコース、トラックなど
の通過車両はバイパスから二丈浜玉道路を走るためR202は極僅かな地元車が行き交う
のみ。深江や姉子浜の白砂の海岸を眺め鹿家を経て浜玉に到る、浜玉の集落に入り三本松
キャンプ場に寄る、キャンプ場は閉鎖したとの唐津市の告示、便利なサイトなのに残念。

姉子浜

姉子浜より姫島

 浜玉からk347に乗り虹ノ松原を走り抜け東唐津から唐津城を経て唐津市街に入る、給油
後市街地を走り佐志川を渡るとk23に乗る。山間のコースを少し北上するとk340に乗り
継ぎ更に北上、呼子の入口で農道に乗り換え持山の信号でR204を渡りR382に乗り継ぎ
再び北上、国民宿舎の横から呼子港に下る。北風が冷たく雲が広がり景観は期待出来ない
ため早々に唐津に引き返す、海岸線を戻ることにしてR204に乗る、内陸の田園地帯を東に
向かい七ツ釜への入り口を通過して少し下ると海岸に到る。断崖上の景観の素晴らしい
コース、内陸コースと比較するとかなり遠回りとなるため交通量は少ない、左前方に立神
岩や神集島(かしわじま)を眺めながら快走。

唐津 立上岩付近

 湊町の市街に下ると地元の車両が加わり交通量が増える、海岸線を南下して相賀・鳩川
の集落を走り抜け唐津市街に戻る、市役所横のスーパーで食料を調達して駅前のBH千歳
に宿泊。

 10/28 雨天停滞。
 この停滞は素晴らしいヒントを得られた、佐賀市内で世界バルーン大会が開催され150
もの熱気球が集っている、すでに公式練習が行われているとTVのニースが報道している、
明日からの予定を変更して佐賀に向かうプランを立てる。

 10/29 7:30出発、曇り。
 雲は多いが晴れ間も見える、風は無く寒さを感じないため今朝は暖かいのかと思って
走り出すと気温は17℃、三週間前には寒いと感じた気温だが身体が寒さに慣れて来たのか。
駅前を東に進み川沿いを北上し千鳥橋・三ノ丸辰巳櫓を見て唐津城に到る、土曜日のはず
だが高校生が通学している。城の南を東に向かう、通勤時間帯で市街地の交通量は多いが
ロイヤルホテルの前からk347に乗ると少なくなる、しかしどの車もかなりの速度を出して
いる。樹間から差し込む朝日が眩しい虹の松原を行く、浜玉からR323に乗り換え東に向う、
R323は改良されて広く路面状況良好な走り易いコース。交通量はそれほど多くないが通常
なのか土曜日の朝のためか不明、田園地帯を走り山際に到ると蜜柑畑が左右に続く、山間
に入ると玉島川に沿って谷間を行く。穏やかな上りとカーブで山の小集落を幾つか走り
抜ける、七山の中心藤川を通過すると勾配は5%を超え山はいよいよ深くなる、時々後続車
が数台固まって追い越して行くが交通量は少なくマイペースで走れる。勾配は7~8%に
なることも有るがカーブは緩やかでエンジンの回転を落とすことなくこなして行ける。山
間の集落が尽きると9~10%の勾配で観音峠を越え佐賀市に入る、峠から少しきつい勾配で
下り麻那古の集落を通過して3kmほど走ると北天グリーンロードの分岐、ここからR323
は南下する、大きなカーブで下るとダム湖に沿って走る。富士バイパスと名付けられた湖
畔の国道は快走路、嘉瀬川ダムで休憩して景色を眺める、雲が広がり景観は今一つだが黄
葉時期は素晴らしいと思われる。

嘉瀬川ダム

嘉瀬川ダムから古湯温泉

 ダムからかなり厳しい勾配を下ると古湯温泉、寂れた印象の温泉街の脇を通過して少し
下るとk44の出合い。k44に乗り換えるといきなり7~8%の勾配を上る、小カーブを繰り
返していると後続車が来る、コースを譲ると回転が戻らずその後はローで喘ぎ上る。柚木
の小集落を通過すると勾配は少し穏やかになる、コース左右には小さな田圃が連なり1.5車
線の上りは続く、交通量は皆無で人影も無い。小カーブを繰り返し走ると小さな峠を越え
小城市に入る。峠からの下りは切り通しや林が続き景色は全く駄目、時々見える下界は
遥か下に佐賀平野が広がる。

k44から小城方面

 下り勾配は9~10%ぐらい、カーブは小さく落ち葉の敷き詰められた路面は濡れている、
速度は30kmが精いっぱい、対向車は全く来ないがブラインドカーブの連続で無理は出来
ない。清水の滝附近に下るとカーブは穏やかになり勾配も5%程度で走り易くなる。蜜柑畑
の中を下ると集落の手前でk267が左手に分岐して行く、k44は大きなヘアピンで清水川に
下ると川に沿って走る、長崎道の高架を潜ると小城の市街に入って行く。吉野ヶ里方面に
向かうk48を渡るとすぐにR203に出合う、国道を渡りk42に乗り継ぎ南下、市街地を
少し走ると小城駅にぶつかり左折して唐津線の踏切を渡る。住宅地帯を南下してR34を
渡り更に少し走ると牛津駅前でR207にぶつかり左折して乗り換える、国道で長崎本線を
渡るとすぐの信号で右折、しかしk43では無く別の道路を南下していた。道なりに進み田
園地帯に出ると突き当たりを左折、少し東に進むと交通量の多い道路に出合う、k43のよう
なので右折して南下するとk43の道路標示。田園地帯をしばらく南下、東方の空を何度も
見るが気球は全く浮かんでいない、今日は少々風が強いようだ。R444に乗り継ぎ更に南下
すると干潟体験施設の案内に従い農道に左折、小集落を抜けた処に物産販売所が有り
キャンプ場受付の案内、駐車場で少し年配の男性から「神戸からですか、実にうらやまし
い」と声をかけられる、彼と少し話した後、サイトの様子を見に行く。サイトは昨日の雨
で水浸し、福岡№のワンボックスの同年輩の男性が設営作業中、今夜は連れがいるので
ここでの幕営には乗り気。気球大会の会場を訪れることにして農地を走りクリーク沿いを
北上、R444に出合うと乗り換え東進、すぐにk48に左折して北上、少し走ると森林公園の
案内に従い右折して東に向かう。すぐに嘉瀬川の堤防に到る、交通整理のガードマンに気
球大会の案内パンフを貰うとk48に戻り北上、久保田駅前のスーパーで食料を調達して
キャンプ場に戻る。土曜日なので夕方前には家族連れなどのキャンピングカーが5台ほど。
北風が強く寒いが田園地帯のサイトでは風を避ける場所も無い、水場の陰で風を避けて
寛ぐ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿