05/24 7:55 出発、曇。
心配した雨は夜の内に上がっている、ゆっくりと発つつもりでいたが7時過ぎから荷物
の積み込みをして、朝食を摂ると出発。市街地を西に走り港湾地帯の手前から北上して
k7に乗る、k7は海沿いを行く1.5車線の県道で交通量はほとんど無い、厚い雲が垂れ込め
折角の海の景観は残念。黒崎鼻の付け根から内陸を北上して深浦湾の垣内からk298に乗り
換える、深浦湾に沿ってしばらく走り深浦の集落に到る、ここで海沿いは行き止まり。
集落の入口から山間に入り小さなトンネルを越えると南レク大森山に到る。k34の入口を
探し南レクの施設内を迷走して、先程のトンネルまで戻ると住宅街の細道にk34の標識。
k34は住宅地を抜けると山の中腹を行く、南レクの西側に出た処で出合った細いコースに
乗り海辺に下る、下った所は古月の小集落。古月・日土・松島と小集落を繋いで海岸沿い
の1.5車線を行く、もちろん車も人にも出会わず久良に到る。久良は水産加工会社なども
有る漁村、元のk34に戻るコースが見つからないし尋ねる人も見当たらない。漁村内の
細い道を迷走してk34へのコースを探す、三人ほどの老人に尋ねるが会話が成立しない、
やっと見つけた作業中の同年輩の男性に尋ねて解決。集落の東に少し戻った所からk34に
登る、天嶬鼻に向かうk297の分岐のすぐ東からk34に乗る。半島中腹のコースを走ると
眺めは美しい、交通量の少ない県道を走り船越で半島の北側に渡る、断崖沿いの1.5車線
コースを走り外泊を経て高茂岬に到る、広い海が美しい処だが今日は雲が広がり海の色は
今一つ。
深浦、垣内港
久良、弓立鼻
高茂岬から
高茂岬からk300に乗り半島を反時計回りに走る、崖の中腹を行くコースは海の眺めが
抜群、交通量はほとんど無い快走コース。半島中腹のコースで福浦湾に沿って湾一杯に
広がる養殖筏を眺めながら走る。再び船越に到り元西海道路だった尾根上のk34に乗る、
こちらの道路は観光客の乗用車など多少の交通量が有る、走り易い快適コースだが景観は
今一。案内に従い紫電改展示室に寄る、日曜日のためか観光客は結構居る、駐車場で
和泉№の中年男性ライダーと話す。
福浦湾
見学後再び西海道路を走りR56に乗る、国道に出ると御荘は祭の最中で人出が多い、
御荘公園でイベントがあるようで国道は双方向とも大渋滞、ガードマンが誘導するが駐車
場に入る順番待ちの車と横断する歩行者でほとんど進めない。それでもジリジリと進み
御荘公園を通過すると流れはスムーズになる、市街地を抜け内陸をしばらく走り峠に
掛かると後方にライトが光る。追い越す様子もなく付いて来るので同じようなタイプの
バイクらしい、様子を見ていると峠の下りで追い越して行く、湯河原№のカブで少し
大きな車種らしくピンク№。少し走ると先程のバイクが国道横の小公園に停止している、
傍に停車して話す。同年輩の男性でハンターカブにキャンプ装備を積み湯河原から陸路で
廻っているとか、すぐに追い越さなかったのはエンジン不調で騙し騙し走らせており、
明後日に修理部品が届くため松山に向かっているとか。彼は公園などに宿泊して廻って
いるようだ、装備やコースなどの情報交換をした後、これから昼食を摂ると言う彼と別れ
てR56を再び北上。交通量も少なくカーブやアップダウンも穏やかなコース、海岸線を
走り小さな半島を横切り宇和海の景観を楽しみながら走る。鳥越トンネルの手前から
k292に乗り由良半島に向かい狭い半島の南岸を走る、雲が薄くなり一部には青空も広がり
海が美しい。船越運河で引き返すことにして北岸のk318に乗る、海岸の出入りのままに
小さなカーブを続けて走り、鳥越トンネルの北側で再びR56に乗る。
船越運河
少し海沿いを走り内陸に入ると津島に向けて北上、津島の南部まで宇和島道が延伸して
おり国道と直結している、津島市街へは右折して旧道に乗り継ぐ。津島で給油してk37に
乗る、南レク南楽園のショウブが最盛期のようで、日曜日の今日はイベントが行われて
おり観光客で溢れている、南楽園を過ぎると交通量はほとんど無くなる、途中の南レクの
オートキャンプ場を覗くが料金が高すぎる。再びk37に乗る、幾つもの小さな漁村を
繋いで海沿いを快走、青空が広がり海は美しいが海上に靄が漂う。牛の浦から小さな半島
を越え福浦トンネルを抜け半島の中腹を走ると半島西端の福浦。福浦から狩津へと海沿い
を快走、海上には大小の島が散らばり美しい景色が広がる、日振島も見えるはずだが区別
が付かない。半島を廻り穏やかな湾に沿って進むと結出漁港、湾の尻を廻り東でk346に
乗り換え水ヶ浦に向かう。
佐治ヶ浦附近から
狩津附近から
結出港から
k346で湾に沿って走ると遊子で小さなトンネルを抜け狭い半島を横断、北岸を少し北上
した魚泊の集落では学校の運動会で路駐の車が並び横断する人々で走り辛い。魚泊から
段丘に登ると案内に従い水ヶ浦へのコースに乗る、小さな湾の向こうに石積みの段々畑が
見える。段丘から海辺に下り海に沿って走るとすぐに水ヶ浦、だんだん茶屋前の駐車場は
観光客の車が一杯、大型観光バスも停車しており、周囲は観光客で賑わう。
水が浦
水が浦 石積みの段々畑
k37豊浦附近
早々に退散、往路を戻り今度は北岸のk345に乗り明越で小さなトンネルを抜け半島を
横断、東でk37に乗り新辰野トンネルを経て半島北岸に戻る、海沿いの走り易い快走路を
楽しみ豊浦を通過すると養殖筏が浮かぶ静かな湾に沿って北上、三浦東で内陸に向かい
長い無月トンネルを抜けるとR56に戻る。R56を北上して宇和島市街に入る、今日の宿は
未定のため駅前に向かう、駅前は閑散としており商店街は日曜の午後にもかかわらず
ほとんど人影は無い。観光案内所で地図を貰い近くのBH寿に宿泊。
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