60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

信越 2016秋 ( 1 )

2017年05月05日 | 中日本


 10/07 7:05出発、晴。
 先月、途中リタイアした東日本縦断の続きで南東北から信越を走るリベンジツーリング、
県道(k) 51に乗り有馬から船坂へ向かう、少し早いためか交通量はやや少ない、しかしどの
車もかなり速度を出している。船坂からも交通量は少なく生瀬での国道への乗り換えも
信号一回で通過、生瀬ではどの道路もかなりの車列、通勤時間帯に入ったようだ、生瀬橋
を渡りk33に乗り急勾配を上る、走り始めでまだバイクの調子が上がらない。k324から
k68に乗るがまともに通勤時間にぶつかったようで一車線のコースはすれ違いが大変、
ほとんどの車はこのコースの常連のようで上手に譲り合っている。日生中央から一庫を
経ておなじみのコースを北上、気温は20℃前後でツーリング日和、大阪府から京都府に
入り八木駅で休憩。八木からR477で周山を目指す、もう少しでバイクは10万kmを突破
する、メーターをチェックしながら走る。旭町の集落を通過すると清流の渓谷に沿って
穏やかな勾配とカーブで快走、神吉の集落を過ぎるとコースは北山杉林の一車線となり薄
暗い林間を行く、台風の影響か路上には小枝が散乱し水が流れ込んでいる。京都市に入り
1kmほど進むとメーターは10万kmを越える、更に1.5kmほど走ると中地の集落に到り
R477は広くなる、快走して周山を経て花背に向かう。

R477京都市境内1km地点日吉橋2km手前

還暦


 走り易いが退屈なコースを進むと大布施からは1.5車線、広河原の手前からf11に乗る。
このコースもやはり小枝が散乱している、珍しく3台の車と出会い能見峠に喘ぎ上る、峠
から急勾配を慎重に下る、車一台とバイク一台に出会う、やはり珍しい。慎重に走りR367
に出合い乗り換える、R367の今日は交通量が多い、大型車は少ないが地元車に交じり行楽
客の車が多い、ライダーの姿もかなり目に付く。安曇川沿いを快走、京都上のピンク№の
カブ110が挨拶をして追い越して行く、釣道具を装備している、しばらく進むと道の駅朽
木で休憩。先ほどのカブが停車しており隣に停める、すぐに別の110がやって来て並んで
停車、同年代のライダー達で少し話す、後輪の摩滅を指摘される。道の駅から少し走ると
R303に出合い右折して乗り換える、R303の交通量はやや少ない、しばらく東進して今津
市街に入る。ルートは湖岸道路を行くことにしてk54に直進する、湖岸にぶつかると左折
してk54で北上、交通量も信号も少なく走り易いコース。しばらく快走してR161に合流、
R161の交通量は多く大型車も多い、その上かなりの速度で流れている、すぐにコースは
広くなり走り易くなる、道の駅追坂峠を通過してすぐにR303に右折して東進して道の駅塩
津で休憩。道の駅からR8に乗る、交通量は何時もより少なくほとんど追い越されることも
なく木之本に到る、市街地の南で給油してR303に右折してループ橋でR8を跨ぎ東進。大
型車など半数がR303に右折するが、少し進みR365が関ヶ原方面に分離して行くとほとん
どの車両が流れて行く、R303は何時も通りの交通量の少ない走り易い道路になる。快調に
田園地帯から山間へと走ると、八草トンネル手前で土倉鉱山跡の小さな案内板を見つける、
何度か走っているが初めて気付いた、機会が有れば立ち寄ってみたい。今日のR303はライ
ダーが多く数人に出会い3人に追い越される、県境を越えて岐阜を下り道の駅坂内で休憩。
ダム湖に沿ったカーブを走り横山ダムから南下、道の駅藤橋を経て長い久瀬トンネルを
抜け乙原からk40に乗り東進、谷汲山大橋で根尾川を渡りR157に乗り北上。交通量は何
時も通り少なく地元の車が行き交うのみ、快走して樽見に到る、相変わらずほとんどの店
は閉まり人の気配は無い、酒屋も大将が入院したとかで開いていない、樽見もついに食料
も酒も買えない町になってしまった、住吉屋に投宿。

 10/08 8:15出発、雨。
 夜半から雨の音がする、起床後も中途半端な雨が降り続く、もう少し強いと停滞だが決
心するほどではない、しかも予報では内陸の長野方面の降水確率は低い、思い切って出発
することにして松本のBHに電話するが満室、幸先が悪い。少し強くなった雨の中を出発、
R418はやはり交通量皆無、強くは無いが降り続く雨で路面は濡れている、ヘアピンや小
カーブの勾配を慎重に上る、かなり効率の悪い走りだが安全第一に徹する、尾並坂峠を
越えると小カーブとヘアピンで急勾配を下る、何度も走ったコースだが念入りの慎重で
下る。塩後の集落に下ると雨はほとんど降っていない、小集落を幾つも通過して美山に
到ると美山大橋が通行止め、迂回路の案内に従い右折して川を渡りk200に乗る、何台かの
車とすれ違うと再び案内に従い左折して川を渡り佐野の集落に到る。ここからのR418は
初めてのコース、少し進むとR256と交差して交通量が多くなる、コースは広くなり穏やか
なカーブを描いてフラットを走る、長良川を渡り関市街に入ると車の流れに乗り進む、市
街で案内に従いR248で東に向かう、市街地を走り抜け坂祝町を通過すると美濃太田市街地
に入り新太田橋手前からR41に乗り換え北上。交通量は多いがほとんど地元車、川辺町に
入り飛騨川右岸を北上、交通量は少なくなり独走することも多くなる、この付近では路面
は乾いている。七宋町に入ると薄日が差している、道の駅七宋を通過するとコースは左岸
に移る、左手は飛騨川が断崖に挟まれた飛水峡の渓谷が続く、飛水峡を通過した頃から後
続車が増えて来る、ほとんどが他府県№、朝に出発した行楽客が追いついて来たようだ。
車の流れに乗り狭い谷間の快走路をしばらく走ると白川口の信号、右折してすぐに小さな
トンネルを抜けると白川町の中心市街を進むと再び右折、河岐トンネルを通過して赤川に
沿ってk68を行く。少し走ると三川の集落で案内に従いk70に乗り換える、広く走り易い
コースだが茶畑の広がる小集落を通過すると1.5車線になり黒川に沿って小カーブの連続
で走る。見通しの悪い小カーブで対向車も来るため慎重に進む、雨が降っておればかなり
走り辛いコース、しばらく川沿いを行くと小さな盆地に広がる農地に出る、黒川の集落で
k70は2車線に戻り茶畑と稲田の中を行く、大きな集落で周辺にも人家が点在する。中新
田の小集落で再び1.5車線になり勾配が厳しくなる、小カーブの繰り返しで上る急勾配の
狭いコースは対向車は来ないが思うように走れない、ローギアを頻繁に使い喘ぎ上る。峠
の手前でガス欠、予備に切り替えて切越峠を越えて中津川市に入る、下りも厳しい勾配、
ヘアピンと小カーブで下る、路面が濡れている時は絶対に走りたくないコース。こちら側
は稲刈りがまだで黄金の棚田が美しい、斜面に点在する新田の小集落を小カーブを描いて
下る、この斜面中腹の小集落には商店は見当たらないが造り酒屋が有る、見晴らしは良く
天気の良い日に再度訪れたい魅力を感じる。

k70新田付近


 棚田を下ると2車線のコースとなる、しかし1.5車線の部分が多く油断は出来ない、川
沿いにしばらく下り付知川を渡ると下野の集落、川には多くの鮎師が立つ、1.5車線で集落
を抜けると2車線で急勾配の登り、小カーブを数度繰り返すとR257出合の信号、給油の
ため右折して福岡に向かい南下するとすぐにGSが在る。給油して宿泊施設を尋ねる、親切
に対応してくれて下野には宿泊施設は無いと検索してくれる、紹介してくれた苗木温泉は
満室、キャンプ場のバンガローをと福岡のキャンプ場を教示してくれる。教わったキャン
プ場はやはり予約で満杯、あきらめて下野に戻りR256に乗り東進。下野からは1.5車線の
急勾配と小カーブで小集落を進み康申堂の前を上ると高原状の農地が広がる、国道は2車
線の改良済み道路となる、農地を快走して糀ノ花湖沿いを走る、対岸にキャンプ場が在る
が利便性が良くなさそうでパス、すぐに下りとなり坂下への林道の案内、2車線のコース
をカーブの連続で下ると坂下、木曽川傍の道の駅坂下で休憩。道の駅の案内所にスタッフ
が居ないため市街地を廻るが宿舎は見つからない、GSで尋ねると坂下市街に宿舎は無い、
南木曽なら民宿が有るとのこと。R19に乗り北上、交通量は結構有り大型車やライダーも
かなり走るが大半は他県№、南木曽に到り国道から市街地に入り宿舎を探すが見つから
ない、郵便配達員に尋ねても分からない。あきらめて再びR19を北上、木曽川左岸を行く
快走路だが空模様が怪しくなりシールドが濡れだす、時間はまだ早いが夕暮れのような空
気が漂う、須原・寝覚の床と通過して 駄目もとで上松市街に左折して向かう、すぐに見つ
けた民宿の看板にTELすると営業していないとの返事、無人の市街に入り最初に在る左手
の旅館を訪ねる、玄関で声をかけても応答は無い。更に進むとすぐ右手に旅館田政が在り
投宿、駅がすぐ傍で由緒ありそうな旅館、明日は赤沢自然林で森林浴のイベントが有る
ようで、今日は宿泊者が多いとのこと、強い雨に出会う前に投宿出来たのは幸運、塩尻か
松本郊外で宿泊出来ればと思っていたのだが。同年輩のハイカーグループで賑わっている、
食事で一緒になったのは三重の街道歩きの男性で72歳、明日は鳥居峠を越えるとのこと、
連休のため下諏訪で宿が取れず和田峠を越えるのに苦労しているとのこと。

 10/09 8:25出発、雨。
 夜半より強い雨音が聞こえる、予報では10時頃には上がるようだ、8時過ぎから出発準
備して完全雨装備で出発、気温は15℃。上松市街を出てR19に乗ると雨は小降りとなる、
もう30分遅く出発していれば雨具は上着だけでよかったかも、R19の交通量は朝から多い、
ほとんどが他県№。木曽川に沿った穏やかでフラットかと思われるコース、福島を通過
すると雨は上がり雲は高くなる、快調に走り宮の越・藪原と通過して鳥居峠をトンネルで
越えると緩やかに下る。雨は完全に上がり薄日まで差す、奈良井を通過して平沢の集落を
過ぎた道の駅楢川で休憩、昨日街道歩き人と話したので注意して歩道を見ると結構歩いて
いる、出発してから老若男女数人見かける。雨具を脱いで身軽になりR19を快走、贄川・
日出塩と通過して本山宿を過ぎると2kmほどで分岐点、牧野の信号でk304に乗り換え洗
馬の集落に入るとk293に乗り少し走ると朝日・山形の案内に従い左折。またコースを間
違った、k293を北上して道の駅今井の北からk25に乗るはずだったが、つい弾みで左折
してしまった、k292に乗り朝日村に向かい新田の信号でk298に乗り北上。少し進むと農
道に乗り換え西進しk291に出合うと右折、少し北上してやっとk25に乗ることが出来た、
完全に迷走している。道なりにk25を進み波田の市街を抜け松電の線路とR158を渡り北
上、梓川橋を渡るとk278と合流して右折、集落内を進むと左折して急勾配を上る、野菜畑
の中を走ると日本アルプスサラダ街道の案内に従い右折、地元車の半数も右折する。赤い
実がたわわに付いたリンゴ畑の直線路を走る、k25を道なりに走るよりは若干のショート
カット、サラダ街道の案内を頼りに進むと三郷で再びk25に乗る、交通量は結構有り地元
№に混じり他県№も多い。穂高・大町のペンション地帯は行楽客の車両で溢れている、木
崎湖・青木湖と行楽客の流れに乗りR148を北上、佐野の峠から眺める北安曇野は雲が垂れ
込め寒々とした風景が広がり北風が吹く、道端の気温表示は15℃でかなり厳しい。飯森の
知人を訪ねた後白馬の民宿に予約、GSでバイク屋を尋ねて訪れるが日曜日で休業、大町に
引き返しここもGSで尋ねて2軒のバイク屋を訪れるがやはり休業日、あきらめて白馬に
戻り民宿「やまきち」に投宿して寛ぐ。

 10/10 7:40出発、曇。
 今日は全国的に好天の予報だが白馬は曇天、二股まで走り山を眺めるつもりだったが断
念して出発。R406に乗り白沢峠に向かう、曇天で気温は低く風が冷たい、通勤時間帯だが
休日で交通量はほとんど無い、峰方を通過してかなり厳しい勾配を上る、ヘアピンと小
カーブを連続して走るがこのコースは最近メンテナンスが行われていないようで荒れた印
象。途中で1台のワンボックスとすれ違い白沢峠に到る、軽自動車が一台停車しており老
夫婦が景色を眺めている、峠からの後立山連峰は白い雲に包まれ残念。トンネルを抜けて
峠を越えると小カーブの連続で川沿いに下る、センターラインの無いやや荒れたコースを
北上、西京から裾花川に沿って適度のカーブ描き小集落を繋いで走ると鬼無里に到る。k36
に乗り換えて小さな山里を繋ぎ北上、1.5車線をしばらく進むと勾配はきつくなり小カーブ
の連続するコースをローギアで喘ぎ上る、オーバーヒート寸前で1,050mの大望峠に辿り
着く。峠から急勾配を下り上楠川の集落に到る、今日のk36は珍しく何台もの車やバイク
に出会う、上楠川から再びきつい勾配を上ると戸隠宝光社、k76に乗り換え中社に向かう。
交通量は少ないが観光客が散策を始めているので慎重に走る、7~8%の勾配でみやげ物店の
間を進むと10%を超える勾配になる、我々にとっては毎度戸隠最大の難所、ローギアで
這うようにして辿り着いた所が戸隠中社前。上りの途中で交通規制の案内が気になって
いた、中社前で停車して確認、10月の土日祝は中社から奥社入口までの間は一般車両通行
止で時間は9:00~16:30の案内、引き返さねばならないのか、長野を迂回では辛い、戸隠に
入って交通量が少なく不思議だったがこの規制のためだったのだと納得。念のため時計を
見ると9:00まであと5分有る、慌てて出発、森林植物園入口前が東側の規制点、駐車場に
は既にかなりの車が停まっている。シラカバやカラマツなどの林間コースを進みキャンプ
場や牧場前を通過すると快走路を黒姫に向かって下る。左手に見えるはずの黒姫山は雲の
中、黒姫市街地を通り抜け野尻湖畔に到る、反時計廻りに湖畔道に走る、休日で散策する
家族連れなどが多く慎重に走る、湖畔道は湖の出入りに沿ったカーブやアップダウンが
続き距離は長くなる。少し広い道路と出合い左折して湖畔沿いを少し進むとk96の道路標
示、反対方向に走ってしまった、このまま進むと斑尾高原を越えて行かねばならない、長
野の県道はどこも道路標示が少ない、交差点で案内していないので本当に走り辛い。先
ほどの交差点に引き返し2車線となったk96を行きかなりの勾配で丘陵から下る、田園地
帯に下ると2車線の立派な道路と出合う、案内に従い左折してk96で東進、k360を走って
来ておれば距離も時間も半分で済んだかも。田園地帯の農村を幾つも通過して緩い勾配を
進む、1.5車線になり山間に入ると小さな峠を越えて飯山市に入る、7~9%の勾配を
小カーブの連続で下り涌井の集落からk96は2車線の路面状況良好なコースとなる、谷筋
の緩急の勾配を下ると対向車が結構やって来て斑尾方面に向かう、しばらく谷間を下ると
上信越道を潜った所でR117バイパスに乗り換え北上。バイパスに乗り進むと蓮の北方で
R292と合流して更に北上、飯山市街南端でR117は右にカーブして市街の東を流れる千曲
川に沿って北上するが、R117と別れると直進して飯山市街に入る。飯山市街は交通量が
少なく人の気配も薄い、商店も閉まっている方が多いようだ、静かな市街を通過して北飯
山で再びR117に乗り千曲川左岸を行く。交通量はかなり多く他県№の車やライダー
グループが行き交う、走り易い国道を快走して十日町に到る、郊外のバイク屋「ろーど
まん」で後輪タイヤとオイルを交換して駅前のBHニュー十日町に投宿。駅近くの
スーパーで食料を購入して寛ぐ。

十日町駅




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