60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

北海道 2016 ( 1 )

2017年01月29日 | 北日本
 6/08 14:00出発、曇。
 雨が何時降り出しても不思議でない空模様、蒸し暑い中を出発。新名神工事事故のため
いつものコースを走れない、住宅団地の中を北上して塩田から例年のコースに乗る。ほと
んど陽射しは無いが蒸し暑く走っていても汗ばむ、今回はヘルメットをフルフェイスに
したため特に暑く感じる、三田郊外では26℃の気温表示。装備が多く少し重いが順調に
走り篠山からR173を北上、交通量は少なく大型車はほとんど走っていない。道の駅瑞穂で
休憩して綾部から府道f1に乗る、この付近の気温は28℃、これで陽射しが有れば何度に
なるのか、時折薄日が差すと物凄く暑い。f51に乗り換え北上して菅坂峠を越えて舞鶴市に
下る頃から気温は24℃になり涼しく感じる。東舞鶴市街地もスムーズに走り何時ものスー
パーで飲み物を購入してフェリーターミナルに、駐車場は閑散としている、乗船手続きを
してバイクに戻るとライダーが一人居る、神戸№の1300ccでかなりの軽装備、少し話して
2Fの待合室で寛ぐ。しばらくして先程のライダーN氏がやって来て乗船まで話して過ごす。
22時過ぎにバイクを待機場所に回す、キャンピングカーの年配男性と話す、彼は北海道
13年目で毎年5月~10月まで過ごすとのこと。いつの間にか駐車場は満杯になっており
キャンピングカーも数台いる、バイクは珍しく我々2台のみ。今日の乗船はバイクが先頭、
船室には既に4人入っており今日は利用者が多いようだ、出航まで寛ぎ就寝。

 6/09 20:50下船、曇。
 航海中は午前に時々凄い雨が降り終日曇天。乗船者は多いようでビンゴ大会には100名
以上が参加、ほとんどがツアー客の70~80代男女。20:30車両甲板への案内放送、積み
込み作業が終わり待機するが20:45になってもゲートが開かない。N氏がゲート前に進む
のに追従、20:50ゲートが開き先頭で下船、係員の指示に従わずに下船したのは初めて。
N氏をリードして運河沿いを走り小樽駅へのコースに乗る、N氏にホテルの位置を指示し
て別れローソンで食料を購入してBH大幸に宿泊。

 6/10  7:45出発、曇。
 気付かなかったが未明に雨が降ったようだ、バイクにタオルケットが掛けられている、
本日の天気予報は好天だが見渡す周囲は曇天、山の方に雲が懸かっている。気温は低く
アンダーに長袖のTシャツを着用して出発準備をするが汗ばむことも無い。出発すると
道々d454に出て給油、給油後d454を南下して小樽駅前からR5に乗る、このコースは信
号が多く走り辛く通常は絶対に乗らないがR393を乗るには判り易い。奥沢十字街の信号
からR393に乗り南下、天神の交差点で左折して登り勾配を行く、大きなカーブを繰り返す
登りコースは通勤時間帯でかなりの交通量。少し上るとd956が朝里方面に分岐して大半の
車両はd956に流れて行く、しかし国道を直進する車両も結構有る。ワインギャラリーを
通過すると霧が濃くなり視界は100m程度となる、更に小カーブを繰り返して上り毛無山
展望台に到るがこの付近では視界が20mとなる、展望台はパスして進むが後続車が気に
なり緊張する、今日はなぜか交通量が多い。毛無峠を越えると視界は再び100m前後に
戻るがシールドは水滴で曇る、キロロへの入り口を通過すると霧は消えるが曇天は続き
寒い。田植え準備の進む水田が現れるとすぐに道の駅赤井川、気温は相当低いようでかな
り寒い。休憩後再びR393に乗り南下、シラカバやカエデの新緑が美しいが周囲の山は霧に
包まれ残念、樺立トンネル抜けると羊蹄山が美しいが今日は全く駄目、コースの視界は良
好だが景観は白いベールに包まれ残念。シールドは水滴に曇り、単調なコースは眠気を
誘い何時の間にか蛇行している、停車して5分程目を閉じる。再び走り出すとR276に乗り
換え倶知安に到る、スーパーで食料を調達してR5を少し南下して尻別川を渡るとすぐに
d438に乗る、気温は低く寒い。羊蹄山の北を走り京極からR276に乗る、羊蹄山が美しい
コースだが白いベールの中をひたすら走る。喜茂別を通過して交通量はほとんど無くなる、
広島峠を越えると青空が現れ日差し時々現れる、R453と合流して道の駅大滝で休憩。道の
駅は荒れた印象で駐車場には2・3台しか停まっていない、休館日かと思ったが灯りが点い
ているので入る、施設の一部は閉鎖して商品もかなり少ない、施設も傷みが目立ち全体的
に閉館寸前のような佇まい。再びR276に乗る、交通量はそれほど多くはないが半数は大型
トラックやトレーラーでかなりの速度で追い越して行く、いつもながら緊張するコース。
絶えずミラーを睨みながら走り美笛峠のトンネルを抜けると右手には樹海の彼方に樽前山
が鮮やか、雨上がりで日が差し始めた時で靄も懸からず鮮明、美笛峠周囲にはまだ雪を
残した山も見える。峠を下り湖畔を走ると樹間越しの支笏湖の青が美しい、少し雪を被る
が恵庭岳も鮮明、樽前荘に到着すると既に薄い靄が広がり風景に鮮明さは無い、樽前荘の
周辺ではセミがにぎやかに鳴く。

樽前荘より支笏湖

樽前荘より支笏湖


 同宿は同年輩の函館の男性T氏、若い横浜のライダーO氏、韓国の若いチャリダ―ミン・
キョンミン、飲みながら話す。

 6/11  7:15出発、曇。
 芳しい天気ではないが初日から停滞は避けたい、曇天で走り出すとかなり寒い。土曜日
の朝で交通量は少ないがd16はどの車もかなりの速度を出している、千歳に到ると道端の
気温表示は13℃で神戸の3月上旬並み。富良野に向かうが今回はいつもと違うコースを
行くことにする、千歳からR36に乗り南下、R36は広いコースで交通量はかなり少なく
走り易い。空港を通過して少し南下するとd10の案内に従い左折、d10は二車線の広い道々
で交通量は少なくすぐに丘陵に上る、牧場や畑作地のほぼ直進路を東に向かう。

千歳南方d10


 早来に入り郵便局を探すがコースを間違ったのか見つけられない、少し探し回るが
小さな街なのに見つけられない、諦めて北進からd10に乗り整備された広い二車線で林間
コースを行く。交通量は結構有りどの車もかなりの速度を出している、市境の峠を下ると
農地が広がり田植えを終えたばかりの水田も現れる。薄日が差したりして気温は19℃で
暖かくなる。厚真を通過して樹林帯の緩い登り快走路を走る、交通量は少ないが凄い速度
を出している、ミラーのチェックは頻繁に行っているが気付くとすぐ後ろに車がいて驚く
ことも何度か。標高130mの似湾峠を小さなトンネルで越えるとむかわ町に入る、緩い
下りコースが続き変化の無い風景に眠気をもよおす、快走して農地が現れると仁和に到る。
ガス欠で不安は有るが予定のd74を北上、鵡川に沿った穏やかな登りを河畔の柳を眺め
ながら進む、ほとんどアップダウンは無く風景に変化も無い、人家は点在しておりトラブ
ルへの不安は無いがガスの残量に気遣いながら走り穂別の町に到る。市街に入る橋の袂に
GSが有り給油、市街はパスして鵡川沿いのd131を進む、川沿いには小さな水田と牧草地
が続く、大きなカーブを描きながらほとんどフラットコースを行く。富内の集落も鵡川対
岸のためパスして更にd131を進む、すぐに登り坂になり樹林の中を上り町境を越えると林間から農地に下りすぐにR237に出合う。

富内東方d131


 R237の交通量はそれほど多くは無いが毎度大型トラックやトレーラーがかなりの速度
で行き交う、ミラーのチェックは怠れない緊張するコース。正面の糠平山らしき山々に
残る多く雪を眺めながら新緑の中を行く快走路、走り易く追い越すトラックもマナーが
良く緊張はするが不安感は無い。日高からは交通量はほとんど無くなりトラックも走ら
ない、深い山間の長い勾配を日高峠へ向かい快走、峠を下ると道の駅占冠で休憩、道の駅
は昼時で大型バスが何台も停まり観光客で溢れている。占冠から緩い登りで北上して金山
峠をトンネルで越え急勾配を下る、ほとんど独走で樹海の中を走り金山に到る。金山から
穏やかなコースを空知川に沿って北上しR38と合流して西に向かう、正面には雪をたく
さん残した芦別岳が鮮やか、頂上付近の一部に雲が懸かっているのが残念。

芦別岳R38


 国道を富良野まで走り食料を調達する、山沿いのd981で太陽の里まで走り設営、土曜日
でキャンパーは多い。