60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

四国 西部 2015 初夏 (4)

2016年01月17日 | 四国


 05/23 7:10 出発、曇。
 太郎川からR197を東に向かう、計画では近くに在る千枚田に寄る予定だったが曇天では
景観は期待できない、今回も断念。天忠トンネルを抜けた所で案内に従いR439に乗り
換える、こちらは旧道で狭いコース、100mほど東には改良された新道の交差点が見える。
旧道は一車線で1kmほど進むと新道と合流する、2車線の新道も1km程度走ると旧道に
戻り1~1.5車線で北川に沿って南下、川と道路の間には二三枚の小さな水田が続く。

R439に乗り換えて直後

R439沿いの水田


 小さな集落を幾つか走り抜けると山間に入り郷麓温泉を通過すると山は深くなる、川
沿いのコースは小さなカーブが続く、時折対向車が来るため速度は出せない。延々と狭い
谷間のコースをカーブを繰り返して走る、短い中平トンネルを抜けると谷間が開けR439は
改良区間となる。小さな盆地の新しい2車線を快走して少し大きな松原集落の外縁を通過
する、コースは再び狭くなり川沿いの谷間を走る。川の流れに従って三回ほど大きく
小さくカーブを廻ると四万十町に入る、道標に下津井の地名を見てめがね橋に近付いた
ことを知る。

下津井附近


 めがね橋の在る下津井温泉を目指して走る、下津井地区に入り梼原川に沿ってしばらく
走るが人家は全く見えない、枝道を見落としたかと思っていると突然2車線の新しい道路
と交差する。右に向かう広いコースは橋を渡って行くが下津井温泉の案内は見当たらない、
国道は数軒の民家の間を行く前方の狭い道路のようなので前進、民家の一つに旅館の看板
が掲げられている、ここが下津井温泉かもと思ったが先に進む。その後人家は現れず地名
も変わる、やはり先程の集落で橋を渡った先が下津井温泉だったようだ。ダム湖に沿って
大小のカーブを繰り返して南下すると津賀ダムに到る。ダムの下流から谷間が広くなり
小集落が現れる、コースも広がりオートキャンプ場を通過するとすぐにR381と出合う。
合流して少し南下すると大正、案内に従い中心市街に進み大正駅で休憩。再び国道に戻り
南下、すぐに道の駅が在りR439はここで東に向かうR381と別れて南下する。R439は
入口から狭いコース、すぐに山間に入り一車線となる、暗い杉林の勾配を登る。小カーブ
が続き中央にはコケが生えている、対向車が稀に現れるため速度は出せない、軽自動車と
行き違う場合でも停車しなければならず、かなり神経を使うコース。杓子峠を越えると
四万十市に入る、しばらく等高線に沿った杉林のコースを進むと明るい谷間の下りとなる、
谷に下り川に沿って大小のカーブを走ると住次郎の集落、ここからコースは広くなり谷間
は更に広がり左右に水田も現れる。しばらく快走しやや大きい大用の集落を通過して更に
南下すると突然の通行止、迂回路はと周囲を見回すと右手の河原の方へ細い道が下って
いる。その細道を下ると川の両側に続く狭い水田地帯に出る、右岸に渡り川沿いの農道の
ような一車線に乗る、小集落を繋いでしばらく南下すると再び国道に戻る。国道は広く
交通量の少ない快走路、水田の中の集落を次々と通過して行くと安並で水車の里の案内。
国道から少し西に入り水田の中の水車を見た後再びR439を南下、すぐに中村の市街地に
到る。

安並の水車


 市街地に入ると市街東側を南下して下田分岐信号でR56を渡りk20に乗る、四万十川
左岸を南下するコースの交通量は多い、少し南下して四万十大橋を渡りR321に乗る。四万
十川に沿って南下し河口付近からk343に乗り換える、R321は山の中を南下するため海岸
沿いの県道を走る、しかしこちらも山間コース、地図のガイドに「思ったほど海の景色は
広がらない」と書かれていたが全くその通り。再び国道に戻り海岸の高台を走る、見晴ら
しの良いコースだが今日は曇天で景観は今一つ、以布利から半島を横切り清水に到る。
計画では足摺岬を回り清水で宿泊の予定にしていたが景色が期待できないため宿毛を目指
す、今夜から明日に掛けては雨の予報が出ており幕営は困難。清水で給油して海沿いの
快走路を走る、竜串海中公園の爪白キャンプ場を覗くと芝の広いサイトで料金300円、
天気が良ければ利用したい快適サイト。変化に富んだ竜串海岸を大小のトンネルで通過
する、天気が良ければ海岸に沿って行く旧道を走りたいところだが、大津大橋・叶崎と
通過して才角から内陸部に入る。しばらく山間部を走り樫西海岸の案内に従い左折する、
丘陵地のような山間を走ると樫西海岸、島と奇岩が織り成す海岸が美しい、ここの
キャンプ場も快適サイト。

大津大橋

叶崎灯台

樫西海岸


 樫西海岸に沿って北上し山間に入るとすぐにk43に出合う、宿舎も確定しており充分
余裕がある、柏島から海岸線を北上することにする。k43は半島の山頂部を行く新設道路、
長い大堂トンネルを抜けると一切、小さな岬に上がると展望台、眼下には柏島と周囲に
広がる養殖用の筏や生簀が美しい。しばらく展望台からの眺めを楽しみ往路を引き返す、
大堂トンネルを抜けた所で安満地への案内に従い農道に乗り換えると、長いトンネルを
抜け山間コースを走り安満地の海岸に下る。

一切湾

柏島


 安満地からk357に乗り養殖筏が浮かぶ小さな入り江を繋いで走る、ほとんど車の
走らない県道で入り江毎に小さな半島を越えて行く、小カーブやヘアピンの繰り返しで
時間は掛かるがカーブを曲る毎に変化する海の眺めが素晴らしいコース。泊浦から
地道に乗り弘見でR321に戻り宿毛に向かう。R321をしばらく北上して宿毛湾沿いを行く、
松田川大橋を渡り宿毛駅前に到り給油してまなべ旅館に宿泊。