54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

「火星年代記」レイ・ブラッドベリ

2006年04月24日 | 読書感想文
火星年代記レイ・ブラッドベリ

SFの古典的名作、レイ・ブラッドベリの最高傑作、ということで読んでみました。

火星を舞台にした短編集といった感じで、1話が短いのでさっくり読みやすかった。

テレパシーを使う火星人、火星人の幽霊、火星を侵略しに来る地球人、まあいろいろ。いろんなアイデアがあっておもしろかったです。

火星に残った一人の男と一人の女の話がおもしろかった。
火星でたったひとりぽっちになってしまった男のもとに電話がかかってくる。男は一人じゃないと気づく。しかも電話の相手は美しい女性の声だった。しかし十分に話もできずに電話線が切れてしまう、、それで探しに探し回ってみつけるわけです。運命の女性を!
火星に残ったたった一人の女性は肥え太った女性だった。男はがっくりする。でも目を閉じると美しい女性の声、、
現実はドラマよりも残酷です。葛藤があります。理想と現実の。極限状態での現実の葛藤に悩む男が下した決断とは、、
おもしろかった。

火星に行きますか。。

一日一冊読むのも厳しくなってきたよ、、ペース落ちてきてます。
あとどれくらい続くだろうか。
でも短編小説のアイデアはいくつかでてきて、、
それ書いてるから読む時間がないんか。。

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2 コメント

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火星年代記 (ホワイトバンド)
2006-04-25 06:31:28
絶対読まない分野です。地元図書館蔵書検索 有り



連休に読んでみます。



それと ダダくん11の不思議 を じっくりと。



それに プロセスアイを定番に。
返信する
Unknown (54)
2006-04-25 07:17:57
絶対読まない分野、、、

たとえば演歌は聴かないみたいな。

好き嫌いせず何でも食べれるようになりたいとは思うけれど、なかなか、、、

広く浅くを融合することで深化できたらいいなと思うのです。。
返信する

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