54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

身体を変えたい

2006年06月07日 | 心の探求
最近思うこと。

身体を変えたい。

つまり、この性格というか性質が嫌なのです。

外交的でない部分や、女々しい部分、そしてときおり訪れるディープブルー、、そのすべてが嫌なのです。

人間の性質、性格というものは身体によって決まってくる。身体感覚というものがまずはじめにあり、それをもとに思考回路は形成されていく。
まず身体ありきなのだ。

それは進化の歴史を見ても明らかである。
身体がはじめにあり、その後の進化によって脳が生まれ、思考が生まれたのだ。

たとえば、背が低いことや筋肉が弱いことは行動に影響を与え、思考に影響を与える。
体格や顔つきなどの外見、身体的特徴によってある程度性格が予測できるのは身体が性格を形成するということの表れである。

そんなわけで、私のくそったれな性格はこのくそったれの身体のせいなのだ。
だから身体を変えたいのだ。

私の意識、魂がどこから来たのかはわからないが、たとえば宇宙から来たとしよう。宇宙からやってきた私の魂はたまたま偶然にこの身体に宿った。それがすべてのはじまり。
60億分の1の確率でこの身体と融合してしまった。
たしかに、日本という豊かで平和な国に生まれついたのは幸せなことだと思う。
しかし、この身体は決して恵まれているとはいえない。
五体満足なのは幸いなことではあるけど、でもダメダメな部分が多すぎる。
もっとマシな身体に生まれつきたかった。

しかし60億分の1の選択をやり直すことは二度とできない。
私は結局この身体から逃げ出すことはできないのだ。死ぬ瞬間までは。

この身体に生まれついてしまった以上、私はこのあまりにも不完全な身体と折り合いをつけて生きていかなければいけないのだ。
この身体は嫌だけど、身体を変えることはできないのだから、この身体を使ってできる最良の性格を生み出すしかない。
あるいは、心理学や脳科学といったものが、性格を変える手助けになるかもしれない。

よりよい自己を求めて。。

進退を決めたい。。

身体を変えることはできなくても、身体感覚を変えることは可能である。
たとえば、姿勢やしぐさを変えるだけでも全然違う。
だらだらした姿勢はだらだらした心境を生み出し、背筋を伸ばししゃきっとした姿勢にすれば集中が生まれしゃきっとした心境が生まれる。
また、私は「ブラック・レイン」の松田優作のしぐさが印象に残っていて真似していたので、まさに「佐藤」のような狂気が生まれていた。
動物のような姿勢をとれば、動物的な感覚が生まれてくるだろうし、自動車を運転している人にとっては自動車が身体の延長として知覚される。

人は外見で判断してはいけないというが、外見が内面を形作るのだから、外見は重要である。

ギターをはじめるやつが、衣装まで用意して、「まずは見た目から入んないとな」というのは、実は効果的なのだ。

まずは見た目からはじめよう。。

>>「死にたい衝動」 >>「無意識の支配」


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すみません (無名)
2006-06-07 20:30:41
先のコメント  身体を変えたい へです。



すみません。
返信する
ぶどう (54)
2006-06-08 07:13:56
武道はどうでしょうか。

いんじゃないですか。

たしかに身体が変わりますね。

筋肉がつくし、よい姿勢が身につく。

精神も変わるでしょう。

強くなります。。
返信する

コメントを投稿