54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

「あらゆる場所に花束が・・・・・・」中原昌也

2006年05月01日 | 読書感想文
月曜5限は中原さんの「メディアと芸術E」。
せっかくなので読んでみた中原さんの小説。

あらゆる場所に花束が…中原昌也

なんか、わけわかんないですよ。ありえない出来事が起こるし、事件の流れがわかんないし、脈絡がないし、わかんなかったです。
暴力的だし不条理だし、後に残ったのは何だこれ?って感じだけ。

これが三島由紀夫賞を受賞したというのだからわからない。三島由紀夫を読んだことないからわかんないけど。私の知らない世界よ。

これじゃあんまりなので印象に残った部分を。
最初から書き込まれたノートなんて存在しない。自分自身の手で白いノートに字を書き込むのだ。待っているだけでは、充実した内容のノートを入手できないのだから。

一冊のノートがゴミ捨て場に置かれていて、それを手にしなければ何が書かれているのか誰にもわからないという状況。
中学生や浮浪者が近づくけど結局中身を見ないという、、

確かにノートに何が書いてあるかは興味深いかもしれない。どこかに捨ててあるノートを読んでみたいと思った。
ちなみに私のノートは字が汚くて読めません。高校生のときのノート読んでみたら、自分でも読めなくてびっくりした。あのときは読めたのに、、考古学者のような気分になったよ、、、

リアルデスノート。。

今日のヘビーローテーションは東京事変「大人(アダルト)」です。
まさに大人なロックです。椎名林檎さんみたいな人はなかなかいないですよ。かっこいい。タイトルがシンメトリーになっているのも特徴。
名曲「透明人間」が別アレンジになってる。「Dynamite out」でのパフォーマンスがすごかったので少し残念な気もするが、椎名さんらしいということでしょうね。
「スーパースター」「ブラックアウト」が好き。

「手紙」の詞が好き。
 祈っているよ。貴方の色が、どんなに酷く澱んだって変わらないさ。伝えたこと、遥か遠くで方位を失っても、どうか憶えていて。
 私はずっと唄っている。
 願っているよ。貴方の夢は、どんなに濁る世界だって壊せないさ。望んだ侭、突き進んで居て方位を誤ったら、そっと思い出して。




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