中電電気料金値上げ！

　中部電力が電気料金の値上げを政府に申請しました。

　電気料金の値上げ分と増税による値上げを足すと、一般家庭で約５００円の値上げになるそうです。

　なんでもかんでも値上げです。

　中電は浜岡原発が止まっていて、火力発電のための燃料費が膨れ上がって３年間も赤字が続いていることを理由に値上げを申請したそうです。

　原発の停止状態がこれからもズゥ～と続くと言うならこの値上げも仕方ないと思いますが、中電では４号機を１６年に、３号機を１７年に再稼働させる計画らしく、だったらその時値下げするんだよねという話です（そんなことする訳ないか）。

　巷では小泉元首相が「原発を直ちにゼロにする計画を立てるべきだ」という内容の講演を各地で行っています。

　じいちゃんも賛成です。

　しかし、利権で雁字搦めにされている自民党議員たちは、ああだこうだと言って原発を再稼働させようとしています。

　福島第一の原発事故だってこれからどうやって廃炉して行くのかさえ決まってないのに、今再稼働の話を持ち出されても国民が納得する訳ありません。

　「安全だ！安全だ！」と叫んでいて安全じゃなく事故を起こしちゃったんだから、誰も信用しないのは当たり前で、小泉さんが言ってることがあたかも悪いことのように「議員を辞めた人が何を言おうが関係ない」とほざくのは国民に背中を向けた言動と言われても仕方ないんじゃないかと思います。

　以前も書きましたが、最近の安倍政権は随分と国民をないがしろにするような政策ばかりを行っています。

　自民党の票を支える多くのお金持ちたちや大企業、そして議員たち自身が得するような政策ばかりを出して、一億人の庶民はおいてきぼりです。

　というより負担ばっかり増やされてもはや虫の息と言ってもいいでしょう。

　かく言うじいちゃんも毎週ゴルフやっていいご身分と言われそうですが、若い間に何十年も睡眠を削って人の倍ぐらい働いてきたんだから、もうゆっくりしてもええやろうという感じです。

　風前の灯の貯金を取り崩しながら、あと何年もつんだろう？？

　死ぬ前に貯金が全部なくなったらどうするんだろうとばかり考えています。

　以前は５５歳で定年、みんな年金生活をしてました。

　寿命が長くなってみんな元気だからもっと働けと言われても、元気なのは気持ちだけで体はやっぱりガタが来ていますから、後何年あるか分からない余生を楽しみたいと願っている中高年のおじさんやおばさんがいっぱいいることを忘れないでほしいと思います。