翁長沖縄県知事が亡くなって…

　普天間基地の県内移設に反対を訴えて当選を果たした翁長沖縄県知事が膵臓癌で亡くなりました。

　同じ膵臓の疾患があるじいちゃんにとって、この話題は他人ごとではありません。

　勿論病気に関してもそうなんですが、辺野古基地の埋め立てを承認しないとしてきた翁長知事が亡くなったことにより、安倍さんなんかはほくそ笑んでいるのではないかと思うのです。

　普天間基地は世界で最も危険な基地と言われ、基地移転は政権にとって長きに渡る念願でもあります。

　普天間から辺野古への移転が決まって、すでに２０年近く？経っていますが、地元住民の反対もあり、中々事業が進んでいません。

　自民党政権から民主党政権に移って、あの鳩ポッポ首相が辺野古移転を覆すようなことを言ってましたが、結局は何も変わらず、沖縄は本土の国民から見放されたような状態が続いています。

　日本の政権がアメリカの核の傘に守られることを続ける限り、北朝鮮や中国ばかりでなく東南アジア、中東への最前線基地としてアメリカが沖縄を手放すことを良しとしないでしょう。

　翁長知事が亡くなり、次の選挙で辺野古移転賛成派の候補者が当選すれば辺野古移転は一気に進んでしまうでしょうね。

　本土でノウノウと暮らしている私たちは、そんな沖縄のことを考えもせず、ＴＶの前で「高校野球」を観戦しているのが関の山…。

　安倍さんは、そんな国民を横目で見ながら、虎視眈々と辺野古移設賛成派の候補に大枚？の援助をしていることでしょう。

　沖縄がアメリカの軍事基地のままなのか、それとも多少の抵抗を示すのかは、次の知事の選挙に掛っていることは間違いありません。

　話は変わりますが、今日の高校野球第１試合で東愛知代表の愛産大三河高校が０-７という大差で横浜高校に敗れてしまいました。

　あまりの力の差に、ある意味気持ちのいい負け方をしてくれた愛産大三河の選手たちにエールを送りたいと思います。