★小雪・カンナ・ひなた・珊瑚・小雨のcogi-log★

先天性巨大食道症とリウマチと闘い、お空へと旅立った小雪さん&その娘カンナさんの思い出と、新入り小雨さんのコギ日記です。

辛酸。

2009-06-27 23:52:49 | ●巨大食道症●
【辛酸】→ つらい思い。苦しみ。


前回の記事で、【追記】しました状況の続きと現在の状態を
お伝えしたいと思います。

6月26日(金)のa.m.0:30から吐出が始まりました。
小雪さんは何度も何度も吐出し、a.m.3:00までに10回以上も吐いてしまい
見ているのが苦しくなるほどの状況でした…。
a.m.4:00過ぎになると、なんとか吐出は治まってくれましたが
小雪さんは歯茎も白くなり、鼻も乾いてしまい、とても呼吸が荒く
横になっていることも、寝ることもできない状態でした。
何度も何度も病院へと電話をかけました。
呼び出し音は鳴りますが、留守電になってしまいます。
最後にかけた電話で留守電にメッセージを入れて、開院時間がやってくる
朝を待つしかありませんでした…。
一緒の部屋にいるカンナ&ひなた&珊瑚さんたちも一睡もすることなく
ジッと小雪さんの様子を見守ってくれているかのようでした。
もう1時間は経っただろうと思って時計を何度も何度も見ては、
まだ10分しか経ってない…そんなことの繰り返し。
外が少しずつ明るくなってきて、小鳥の声が聞こえてきたときには
あともう少しだからね、あともう少しだからね…と小雪さんに伝えていました。
寝ていればあっという間にやってくる朝ですが、このときの時間の長さは
言葉には表せないくらいの長さと怖さでした。

ようやく、ようやく外が明るくなり、a.m.7:00になりました。
留守電を聞いた獣医さんから電話があり、a.m.8:00には診察できるということで
カンナ&ひなた&珊瑚さんに朝ゴハンをあげ、急いで小雪さんを車に乗せて
病院へと向かいました。
我が家がお世話になっている病院には、院長先生+4人の先生がいらっしゃって
その中で病院の近くに住んでいらっしゃる方が、緊急時の当番のときには
電話が転送される仕組みになっているようです。
今回は、深夜ということもあって、気づいていただけませんでした…。

病院に到着すると、すぐに院長先生に診察をしていただくことができました。
体温を計り、呼吸音を聞き、経緯と状態をお話して治療開始です。
小雪さんの体重は、約6時間で10.9kg→10.2kg(-700g)にまで
減少してしまっていました…。
とてもゴハンを食べること、お水を飲めるような状態ではありません。
すぐに皮下点滴をしていただき、6本の注射を点滴と一緒に入れていきました。
『咳止め』の注射の副作用で眠くなる成分が入っているので、
体力を消耗した小雪さんは、ゆっくりと体を休めてもらいました。
お薬の効果が切れて、咳や吐出が出てしまったときには夕方に再診ということで
病院をあとにしました。

p.m.6:00頃になり、小雪さんが動ける状態になると、ちょっとしたタイミングや
体勢の状態で咳が出始めてしまったので、夜中の吐出を絶対に防ぐためにも
再診していただくことにしました。
p.m.7:30に病院へと到着し、診察していただけたのがp.m.8:30でした。
再診では『咳止め』の注射を打っていただき、翌日の朝に食欲がありそうなら
食べられるように『Hill's ヒルズ a/d缶』をいただいてきました。

夜中も吐出することもなく、無事に朝を迎えることができました。
小雪さん自身も食欲があって、病院でいただいたa/d缶の1/4を食べ
2時間後に再び1/4を食べることができました。
まだ小雪さんは咳が少し出ているので、午後に病院へ行ってきました。



小雪さんの体重は減ったままで、お水を飲むことはまだ吐出の危険性が高いので
今日も皮下点滴に6本の注射を打っていただきました。
打っていただいた注射は、咳止め、気管支拡張剤、胃粘膜保護剤、ステロイド…
などと思われます。
病院からの帰宅後は、a/d缶を1/4を食べて寝ていました。
吠えたりすると、まだ食道がゴボゴボという音が聞こえていますが
どうか、どうか吐かずに無事に朝を迎えてほしい…。

こんな文字ばかりで読みにくい長文を最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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3 コメント

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Unknown (ジャイママ)
2009-06-28 17:24:13
小雪ちゃんどうしたかな?
と心配していました。
少しは落ち着いたようでよかったです。
ジッと耐えて、小雪ちゃん頑張ったね!
早く良くなって欲しい。

minaさんも一人で大丈夫ですか?
近かったら交代で私も見ていてあげたい。
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Unknown (2コギ&ダックスママ)
2009-06-29 00:11:17
本当に心配ですね
毎日ブログ拝見させてもらってますが、minaさんの気持ちとても不安でいっぱいと思います。
少しずつ落ち着いてくれるといいですね
同じワンコの親として気持ちわかります
 早く小雪さん水も飲めて元気になりますように願います。
返信する
Unknown (mina)
2009-07-01 22:29:58
★ジャイママさん★
いつも温かいコメントを本当にありがとうございます<(_ _*)>
なんとか荒い呼吸も治まってくれたので、少しホッとしています。
小雪は酷い吐出のあとは、体調が落ち着くのに時間がかかるので
なんとか吐出のないまま体調を元に戻せたらいいなと思っています。
小雪は本当に苦しかったでしょうね…。
見ていて胸が詰まって、何度も泣きそうになりましたが
一番辛いのは小雪ですもんね。グッと堪えました。

本当なら、主人がいないので実家の母に頼りたいとも思いますが
『しょがないだよ。年のせいもあるだよ。』って言われるのも
やっぱり聞きたくないですし、母はとても強い人なので
この不安な気持ちや怖さをわかってはもらえないんですよね…。
だったら一人で踏ん張るしかないって思っていて…。
こういうのって、なかなかわかってはもらえないんですよね。


★2コギ&ダックスママさん★
小雪のこと、そして私のことまでご心配していただき
本当にありがとうございます<(_ _*)>
自分の家族が苦しい状況のとき、不安と怖さでいっぱいになります。
このままもう笑ってくれないんじゃないか…
一緒にいることはできないんじゃないか…
そんな気持ちでいっぱいになってしまいます。
これだけ苦しい思いをたくさんしてきた小雪さんには、それ以上に
楽しいこと、みんなでの一緒の時間を過ごさせてあげたいんです。
だから、こんなことに負けてなんていられないんですよね。
小雪には、こんな苦しいことが最後であってほしいと願うばかりです。


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