松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

今こそ、表現の自由を守れ!

2013年12月03日 00時21分33秒 | 文化・芸術
表現の自由は、民主主義の進化と人類文化発展の礎となるものであり、

その表現を破壊するものは、歴史を否定するものである。

(松瀬 徹)

表現人の会(特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会)

https://www.facebook.com/?ref=tn_tnmn#!/tohru.matsuse.7
より転載


去る11月26日に衆議院で可決された「特定秘密保護法案」は、表現の自由や思想・信条の自由、さらには、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義といった憲法の骨格をなす原理原則に反する法案であり、自律的な市民生活を脅かす怖れがきわめて大きなものです。そして、平和で民主的な社会を基盤として成り立つ、音楽・芸能、美術、文学、映画、写真などの創造的な営みや、出版・報道・放送など、さまざまな表現活動の自由を損なうものです。
 国連人権理事会や海外のメディア・人権団体からも強い懸念が表明されているこの法案は、さらに、以下のような見過ごすことのできない多くの問題と欠点を抱えています。

・「特定秘密」の範囲が不明確であること
・政府の裁量・権限が大きすぎ、恣意的な運用が可能であること
・独立した第三者機関によるチェック体制がないこと
・将来の情報開示について義務規定がなく、情報公開の流れに逆行していること
...・罰が重すぎること
・立法の趣旨には現行法で対応できること
・国会で十分な議論がなされていないこと
・国民の広範な反対の声を無視していること

以上の理由により、私たちは同法の衆議院における強行採決に強く抗議するとともに、すみやかに廃案とすることをすべての国会議員に求めます。

 2013年12月2日
「特定秘密保護法案に反対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会(略称:表現人の会)」

<発起人代表>
浅田彰(京都造形芸術大学教授)
伊藤銀次(音楽家)
岩井俊二(映画監督)
上野耕路(作曲家)
大友良英(音楽家)
大貫妙子(音楽家)
鴻上尚史(作家/演出家)
國分功一郎(哲学者)
後藤正文(ミュージシャン)
小沼純一(批評家)
坂本龍一(音楽家)
島本脩二(編集者)
信藤三雄(アートディレクター/映像ディレクター)
杉山知之(デジタルハリウッド大学学長)
高野寛(音楽家)
高橋靖子(スタイリスト)
高橋幸宏(音楽家)
田島一成(写真家)
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
中沢新一(哲学者、思想家、人類学者、宗教学者)
中島英樹(グラフィック・デザイナー)
奈良美智(美術家)
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
堀潤(ジャーナリスト)
巻上公一(音楽家)
三輪眞弘(作曲家/情報科学芸術大学院大学教授)
村上龍(作家)
森達也(作家/映画監督/明治大学特任教授)
安田登(能楽師)
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