かまがやライフ

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亡くなったお父さんの名前でいまでも手紙が届く。悲しみの乗り越え方は、人それぞれ。

2012-10-03 | 独り言
昨日のお話。

一人暮らしの70歳代の女性が訪ねてきました。

いつもお手紙を送ってくれてありがとう。
お父さんの名前で手紙が届くと嬉しくてねえ。

まだ一緒に暮らしているような気持ちになるのよね。
お父さんが亡くなってから、毎日寂しくて・・・
だから、これからもそのまま名前は変えずに送ってくださいね。

亡くなったご主人の名前で手紙が届く。
それが嬉しいと話していました。

悲しみの乗り越え方は、人それぞれです。
ご主人への深い愛情、優しい思いが伝わってきました。
お話を聞いていて、感動しました。
涙が出そうになりました。

当社では年に何回かお客様にお手紙をお送りしています。
古くからのお客様の中には、既に亡くなられた方もいるかと思います。
それは、当方ではわかりません。

当然「父はもう亡くなりました」「名前を変えて下さい」とか、
今後はもう送らなくて結構ですから・・・
というご連絡を頂くことがあります。

そんな中、今回のようなお話があったのです。

亡くなった方の名前で手紙が届く。
それがいい場合も悪い場合もあるということ。

今回のお話は、とても素敵なお話だと感じました。

もしかしたら、お父さんが天国から送ってくれたような。
そんな気持ちにも感じられるのではないでしょうか。


■お客様へ
お名前の変更があれば、遠慮なく言って頂きたいと思います。
当社の「大野新聞」、いつも読んでくださってありがとうございます。

たった1ページの「大野新聞」。
頑張って作って、ずっとお届けしようと思っています。