何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

神とともに

2021-12-01 00:00:01 | ニュース

12月1日 神様の使者が集う冬の鹿寄せが始まるという。

先日 所用で奈良公園にでかけ、春日大社と飛火野を歩いた。
コロナ禍で観光客げ減り鹿煎餅がもらえず痩せてしまった鹿さんが奈良町を心細げにあるいている、というニュースは度々目にしていたが、確かに鹿さんは少し痩せていたように思う。
だが、ここへきて少し戻ってきた人出が嬉しいのか、コロナ禍で二年近く人が絶え本来の姿を取り戻したのか、初めて鹿の鳴き声を聞いた。
そんな鹿さんの優しそうな賢そうな目を見ていて、12月1日は敬宮愛子内親王殿下の二十歳のお誕生日だと思ったのは、鹿さんが天照大神の御使いだからかもしれない。

その昔 天照大神が、常陸の国鹿島神宮の祭神・武甕槌命(タケミカヅチノミコト)に、「香取神社の祭神 経津主命(フツヌシノミコト)と共に出雲へ行き、大国主命に、出雲国を天照大神に譲るように説得してきなさい」という使者を送った。この時、天照大神の使者を務めたのが、鹿の神・天迦久神(アメノカグノカミ)。その甲斐あり、武甕槌命と経津主命は出雲国に出向いて強談判の末、大国主命に「国譲り」をさせることに成功したという。
これにちなみ、鹿島神宮の神使は鹿とされるようになった。
そんな鹿さんが、飛火野を闊歩なさるようになったのは、春日大社社伝によると、称徳天皇の頃という。
称徳天皇は(767年)、平城京鎮護のため、鹿島神宮の武甕槌命を春日大社の祭神に勧請されたそうだが、この時 武甕槌命は白鹿に乗って三笠山に来られたことから、春日大社は鹿を神鹿として保護敬愛しているという。

であれば、優しく賢そうな鹿さんの目を見て、天照大神の御子孫 令和唯一のお姫様を想うのは当然のことかもしれない。

敬宮愛子内親王殿下 二十歳のお誕生日 おめでとうございます

愛人者人恒愛之
敬人者人恒敬之
人を愛する者は他人も常にその人を愛し
人を敬う者は他人も常にその人を敬う

<愛子さま、黒田清子さんのティアラ借りて成年行事…宝冠大綬章の授与を閣議決定>
読売新聞2021/11/16 12:21配信より引用
12月1日に20歳の成年になられる天皇、皇后両陛下の長女愛子さまに同日付で宝冠大綬章が授与されることが16日の閣議で決まった。宝冠章は女性のみに贈られる勲章で、大綬章はその最高位。
宮内庁によると、愛子さまの成年行事は大学の授業などに配慮し、平日の12月1日と日曜日の同5日に分けて行われる。1日は夕方に皇居・御所で宮内庁長官らから祝賀を受け、夜は両陛下と祝いの御膳を囲まれる。5日は宮中三殿を参拝した後、宮殿で天皇陛下から勲章が授与される。続いて皇族方や三権の長らから祝賀を受けられる。
成年になった女性皇族にはティアラが新調されるが、コロナ禍で多くの国民が苦労している状況を考慮し、愛子さま用のティアラは制作されていない。このため愛子さまは、陛下の妹の黒田清子さんのものを借りて成年行事に臨まれる。コロナ禍のため祝宴や茶会も開催しない。


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