郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

新聞記事から考える−21(グレそう)

2021年04月28日 | 日記


東京新聞
4/28付「本音のコラム」の今日の担当は文芸評論家の斎藤美奈子さん。

 

「グレそう」って、どんな草花?と思いきや、ブラック校則に縛られた学校が舞台らしい。

いやいや、本当の舞台はこの国の社会における話なんですが、あまりに学校に似ているからだ。

 

斉藤さんは次のように比喩している。

①「校長や教師」首相を先頭とした政府

②「体育祭」オリンピック・パラリンピック

③「生徒」国民

 

①教師は生徒に対して「なになにしなさい」と要求しかせず、他方で検査体制も十分ではなくワクチンも確保できない。さらに、生徒に禁じた会食はしまくり

②生徒たちの部活は大幅に制限するのに対し、「体育祭」=オリパラは開催すると意気込んでいる。

③「生徒」=国民は、楽しみを失い、そして仕事を失い露頭に迷う

 

これらが、一方的に「生徒」=国民の身に降りかかってくる。

政府の無能さに翻弄されっ放しの国民は生徒に例えて、「私たちはもうグレそう」だという話である。

 

ここまでブラックな学校体制にあって、生徒が黙っていると思うなよ。

今までは、こんなもんだろう、仕方ない、と何とか耐えてきたけど、もうボクらは我慢しない。

校長や教師なんぞの言いなりになんかならんぞ。

もう、グレてやる!

 

まあ、そんな具合に読み取った。

 

ところで、リアル社会の現実で見てみると、グレてやるのも一定のショックを与えることは出来るだろうが、直接的には器や体制を変えることはできない。

生徒会で組織的に運動したり、有志のグループをいくつも作って学校当局にプレッシャーをかけたり要求を突きつけることも大切だ。

 

と、ここまで来て考えた。

これって、優等生の動き方か⁉︎

やっぱり、まず素直に感情を表すのが先かもしれない。

「グレてやる!」

そうだ! そこからだ‼︎

 

 

-S.S-

 

 


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