郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

妖精発見⁉︎ 〜1-2学級だより「ぴいたあぱん」より〜

2017年11月16日 | 日記
子どもたちは、とても楽しいニュースを聞かせてくれます。  

先日も何人かの女の子たちが、朝、登校するなり、「先生、さっき、お花の中に人の顔があったんだよ!」
とさけんでいました。
私は思わず「それは妖精だと思うよ。」
と言ってしまいました。

それは、こんな一文を思い出したからです。



「・・・近ごろでは、妖精なんかただの一度も見たことなんかないと言いはる子どもがいるという話ではありませんか。
そういう子どもがケンジントン公園でそんなせりふを吐くとしたら、どうでしょう・・・。
その子は、目の前に妖精がいるのに気がつかないのだということになりそうですね。
なぜ気がつかなのかというと、妖精は、なにかほかのもののふりをしているからです。
 
これは彼らがいちばんよく使う手のひとつです。
たいていは花のふりをしているのです・・・。
妖精たちは花とすっかり同じ服を着て、季節ごとに、百合が咲くときは白、釣鐘草が咲くときは青、というぐあいに着がえるのです・・・。

妖精たちは、誰も見ていないとわかると、なかなか元気にはねまわっているのですが、人間が見ると、かくれるひまがないといけないので、
花のふりをしてじっと息をころして立っています。


・・・馬蹄草がすっかり生い茂っていて、そのあちこちに花が咲いています。
そのほとんどはほんものの花ですが、何本かは妖精なんですよ。
なかなか見わけはつきませんが、ひとつ、いいやり方を教えましょうか。まず、そっぽを向いて歩いていきます。
そして急にパッとふり向くんです・・・。」

 (新書館刊「ピーターパン」より部分抜粋)



-M.N-

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