郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

旧聞ですが、死刑制度を考えてみます。

2022年11月27日 | 日記

みなさん。

やや旧聞ですが、先日法務大臣の方が失言により、辞任されたのは覚えていらっしゃると思います。

私は、その元大臣に同情する気はありません。

しかし、立場として

「死刑執行の承認をしたときくらいしか注目されない。」(主旨)

には、心情が理解できるような気がしました。

だからこそ、この発言を機に「死刑制度を見直す」ということに、行かなかったのが残念です。

いつも思うのですが、死刑を承認する大臣、執行を行う刑務官だけでなく、死刑制度が存在する国においては、老若男女全ての「国民」(あまり使いたくない言葉ですが)に、その責任があるということです。

言い換えると、執行する刑務官が押すであろう「ボタン」には、この国の国民1億数千万人分の「責任」があるということです。

大臣としての「自覚」を問うのもいいですが、野党もマスコミも

「では、そもそも死刑制度とは?」

と、ならなかったのは本当に残念に思いました。

 

 

-K.O-


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