フランス🇫🇷は新型コロナの感染が未だに収束へとは向かっていない。
それどころか、イギリス型の変異株の感染が75%に達して重症化リスクも高まっている。
そして、パリ首都圏をはじめ16県が、3/19〜4/18迄のロックダウンが決められた。
今まで午後6時から午前6時までは外出禁止令が出ていたが、3/28(日)から夏時間に切り替わるため、午後7時からに改められた。
フランスの夏季の日没は遅いから、午後7時でもまだ明るい状態だ。
そんな中、娘一家は住み慣れたオルレアンから南仏ニースへ引っ越した。
コロナ禍だということもあるだろうが、引っ越しも日本の様にはいかない。
信じられないが、約1週間は要するのだ。
業者は決して急いだりはしない。
それだけ労働者は余裕を持って働いているのだろうか…。
今回の引っ越しは、娘の連れ合いが事業所内での転勤をしたからだ。
この国では単身赴任などということは、ほとんど考えられない。
当然のように家族ぐるみで動くのだ。
ところが、1週間は新居には文字通り何もない。
仕方なく、アパートホテルを借りたようだ。
一足先に現地に行っていた娘の連れ合いが、孫っ子たちの長旅の終着点で待っていたという。
なにしろ、それまでの自宅を出たのが午前11時頃で、パリでTGVに乗り換えて6時間余りかかって、現地へ着いたのが午後8時頃だったという。
孫っ子は慣れない電車で体調を崩してしまったようだ。
しかし、私が最も心配していた飼い猫(シュピネット)は、カゴの中でおとなしくしていたという。
現地に着いてパパの出迎えを受けた孫娘は、安心したのかすぐ元気回復したようだ。
早速パパに連れられ、ニースの海岸へ向かった。
この日は風が強く、さすがに南仏とはいえ寒かったようだ。
コロナ禍真っ只中で娘家族は新しい生活を開始する。
数々の不安もあるだろう…。
そして孫娘は、現地の新しい学校での生活が始まる。
全く新たな環境と人間関係の中で、果たしてどの様な動きが見られるか、心配しつつも楽しみにしている私である。
-S.S-