郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

ある女性との会話

2021年03月07日 | 日記

毎月末に新聞代の集金に女性が来る。

少しおしゃべりをして帰る。

 

コロナで集金数がだいぶ減った。

何度か行かないと払ってくれない人も多い。

私はこのほかに老人介護ヘルパーをしていて月に23万円くらいにはなる。

老人のなかには、生活保護受給者もいる。

病院代はタダだし、みんなお任せで気楽でいい。

生活保護受給者の中には、パチンコばかりしている人やヤクザもいる。

 

(生活保護費は一人暮らしで10万円くらいだから、食事を抜いても毎日パチンコはできないでしょう) 

それはそうですね。

 

(ヤクザが受給で問題になったから今はほとんどいないのでは。毎月抜き打ちで贅沢をしていないか見にくる。かなり厳しいことも言われる。屈辱的な思いもする)

などと話してみたが、「一応」しか納得しない。

 

「生活保護者はズルをしている」という思い込み。

このコロナ状況で、円が紙くずになったら、お互い明日は我が身かもと言うと、私は夫が元船員で年金もちゃんとあるから大丈夫だけれどという。

内部にあるコンプレックスと不安。

人を見下さないと安心できないナサケナいヤツだと思うが。

 

 

養老孟司の「バカの壁」を思い出す。

人は受け入れる余地がないと、いくら正しい理屈をのべても受け入れない。

これをどうしたものか。

関係を作っていくことと繰り返して語る、くらいしか今は思いつかないが。

 

 

-K.M-


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