郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

庭の植物ー1(サボテン・青王丸)

2020年06月08日 | 日記

このサボテンは、もう20年以上前に伊豆のサボテン公園へ行った際に購入したものだ。

ピンポン球くらいのものが、どんどん成長して数年後には花を咲かせるようになっていった。

でも、毎年というわけではなく、咲かない年もあった。

 

やがて、部屋から外に出したまま、気がついたら時々水を与えてきた。

そして、花が咲きそうな時だけ部屋に取り込んで眺めていたものだ。

 

そうしてる間にも成長は続き、大きくなった株が子株を付けるようになっていった。

鉢も次第に大きな物に変わっていった。

 

引越しして今の住まいに来た頃には、他の植物に目が行きサボテンのことはすっかり忘れていることが多かった。

 

そんなある日、けっこう大きかったサボテンが、どいうわけか根元の方から枯れているのを発見した。

辛うじて上の方の小さな丸いかたまりが生きていたので、切断してその部分だけを鉢に植え替えた。

 

大変申し訳ないことをしたように思った。

どうして枯れるまで気が付かなかったのか⁉︎

 

後で分かったことだが、「砂漠の植物だから水は時々やれば良い」という考えがまずかったようだ。

特に冬場の晴れた日の管理は大切だと思わされた。

 

しかし、有難いことに生き残った小さな株が土に根付いてスクスク成長していったのだ。

 

そして今、初めて花を咲かせてくれた。

黄色い花の中央付近が赤くなったそれは、まるで氷菓のようだ。

瑞々しさが漂い、食べてしまいたくなるほどだ。

 

もう、二度と枯らすことのないように大切にしたいと思う。

 

 

-S.S-

 

 


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