
今日は朝から曇りがちの日
ほんの少しだけ湿度を感じる気候だ。どうも今年の秋は湿っぽい。午後から雨かもしれない。
朝からせっせと、音源や、メールや、色々の整理作業をパソコンでする。そのあとはパッと着替えてまた、家を飛び出した。予定というのは重なるか連続になるかどっちか。
うまく振り分けたいところだか、相手の都合もあるのでなかなかそうもいかない。
今日は恒例となった元バイト仲間達と会う日。バイト仲間のひとりが、東京都庭園美術館が10月いっぱいでリニューアルの為にいったん閉館になるので、
見に行っておかないか・・と提案してきた。
それならば皆で見に行ってランチでもしようと話がまとまった。
この美術館は朝香宮邸として昭和8年に建てられたそうだ。

アール・デコの装飾が建物のあちらこちらになされている
とても落ち着いた雰囲気の御屋敷だ。ゴテゴテしていなく、今見ても新鮮なデザインの照明やステンドグラスが使われている。


庭園美術館と言われるだけに御庭もとても凝っていて、西洋的な雰囲気の庭と池泉廻遊式の日本庭園とが、

巧みなデザインで配置されていて敷地をとても贅沢につかっている庭園だった。
御屋敷じたいは歩きまわるのにくたびれはてるほどの広さ・・というわけでもなく広いことは広いが、
殿下や妃殿下の寝室は我々庶民の広さの感覚ともそう違和感のないほどほどの広さ。インテリアも落ち着いた色で、なんだか親近感を持ってしまったくらい。
でもさすが御屋敷、この庭には白いクジャクが放たれていたらしく庭園内のテニスコート

御屋敷の中を見たあとは芝生のこの凝った庭園を散策、優雅な気分に浸ったまま、ランチへと向かう。
ランチ会場はだいたい私が決めるのが恒例

庭園から歩いて10分ほどのところに京料理を出すお店があったので予約。お値段もお昼のおまかせランチが1600円とお手軽価格。他には2500円や
3500円のコースもあるらしいが、今回はこれにしておく。
表通りに面したところでなく、白金から目黒方面に歩いて、住宅街の中に入ったあたりにあるそのお店・・外観はカフェのような感じで中も洋風。
その中で京料理を食べる。関西人の私には嬉しいお味だ。
薄味の優しい味が口いっぱいに広がる。なによりも盛り付けがとても綺麗・・。食べるのがもったいないくらい。

京都で元、芸子さんだったおかみさんの巧みな話術と素敵なルックスでますます優雅な気分


出る頃には少し雨が降ってきたが気持ちよくお仲間と別れる。
私はここから神保町へ出て、お茶の水にむかう。スチールの脚のアィディア探しだ。例会で教えて頂いたお店を探しに通りを歩く。
迷ってMズノスポーツの隣のトナリビルの上にあったアコースティック楽器のお店に入ってしまった。ウン十万というクラスのギターばかり

カマカの金ラベルもあるらしい。マーチンもある。迷って入った店とはいえ
あぁ、こういうお店は体に毒・・。お金はないがウクはやはり魅力的。お店の人にスチールギターの脚・・をと半分照れながら尋ねると、ああ、それならウッドマ○さんですね、ここですよ、と親切にもパソコンで検索してプリントアウトして下さった。
親切なお店だギターGさんだったか・・。
お礼を述べながら目的のお店へ。ちょっとわかりにくいところだが、ここもなんやらお宝的なギターやフェンダーのスチールギターだとか並んでいる。
脚が・・と話すと脚だけはやはり売ってなかったが、キーボードスタンドにスチールギターを載せて代用する方法もある、と教えて下さった。
ここでもパソコンで検索して、こんな感じのものですよとみせて下さった。
お店の方の話によるとそもそも昔のフェンダーなどについているあの太くて重いピカピカの脚、あれはスチールギター用の脚でなくもともとはキーボード用だったらしい。
それがそのまま、スチールの脚として通用しているらしい。
なるほどなぁ・・。なんだかそんな話を聞いて納得してしまった
そのお店を出て歩くと、さっきお店を教えて下さった親切な店員さんにまた会う。あれれ・・と。立ち話でスチールギターの話を少しする。
帰りはいつもの楽器屋さんに少しだけ顔出しをして急いで家路を急いだ日だった。