子供達は今日あたりから、いよいよ夏休みの宿題がラストスパートに入るころだろうか・・それとも
まだまだエンジンがかからない子もいるかな・・
私も子供の頃はギリギリにならないとやる気にならない方だった。オバサンになった今でも
それは一緒だ
計画的に物事を進めるクセをつけていたらきっと違う人生だったろうに・・なんて
今頃思っても仕方ない。それなりに幸せだから、それでOKと思うことにした。
香港日記もいい加減に終わらせないと。今日は2日分書いて〆なきゃ。
旅もいよいよ5日目、実質今日がまる一日過ごせる最後の日だ。昨夜は高いところから夜景を楽しみ終了したが、何回か香港へ行っていてまだまだ行けてない所は沢山ある。
よく、オプショナルツァーなどでもついてくる場所のひとつにスターンレー(赤柱)というところがある。
ここは、監獄・・がある場所らしく、暗いイメージがかつてはあったらしいが、ここの明るい景色が欧米人に愛され、彼らが住みつきはじめてからは、
欧米人村のイメージの方が強くなった。とガイドブックにも書かれているところ。
いわゆるスタンレーマーケットとして、欧米人好みのお土産さやんが沢山ある、ところでもある。という認識だったので、
今まで正直、積極的に行こうと思わなかったが、今回は行ってみることに。
朝はホテル近くのチャーシュー屋さんで朝食。
このお店は昨夜ホテルに帰ってきた時に夜遅くだったのに
地元の人が沢山並んでいて評判そうだったところだ。朝、入ってみることに。チャーシューご飯セットを食べた。
スープが大きい丼サイズで出てくる。
味は豚がジューシーで、味はさっぱり目ながらスパイスもほどほどに効いていて、なかなか美味しい。ご飯にピッタリ。だけど多すぎて食べきれなかった。お店の入り口では
な鶏もぶら下がっている。
そこからタクシーでセントラルに出る、あ、違う!!今思い出しました
。訂正。昨日はフェリーの出発時刻があったので、タクシーに乗ってセントラルに出たのだった。
今日が、その優しい運転士さんの運転の市電に乗った日だった。
そしてその運転士さんと短い会話を交わしてからセントラルのバスセンターへ向かう。
セントラル(中環)は国際都市香港の世界中から集まってくる企業のありとあらゆるビルが沢山建っているオフィス街でもあってバスセンターと一口に言ってもすぐに行けない・・。東京の新宿をちょっと思い出した。標識を見ながらなんとかバス乗り場に着く。ちょうどタイミングよくスタンレー行きのバスが出発間際だった。冷暖房完備のバスに乗り込む。
欧米人好みの街行きらしく、ドイツ人ファミリーが乗っていたり・・
バスは街の中を横切って、途中からグッと右折すると山あいの中を走る。途中、レパレスベイのビーチ(ここもツァーでよく行くところ)などに止まりながら向かう。
この山の上はどうやら、高所得層や欧米人の住処らしく、大きな家や立派なマンションが沢山建っている。レパレスベイも以前に行ったことがあるが、バスから見るとなんとなく、小奇麗になって白い砂浜のイイ感じのビーチが見えた。アレ、今度はあそこで日光浴もいいかもなぁ・・なんて思ったり(笑)
またしばらく走ると、
な、景色が目に飛び込んでくる。
なるほどなぁ・・。この感じは欧米人好みの景色かも。そういう自分もなんだかこの海の青さと空の青さに、ハワイを少し思いだしたり(ちょっと無理があるかな)そのくらいに、明るい風景だ。
バスはセントラルから30分ほどで街に着いた。近いなあ。こんな近くにこんなに明るい風景のところがあるんだ・・と島へ行くのとはまた別の海の景色を見る事が出来る喜びに浸る・・。
街の入り口は
な感じで、簡単なお土産街といえど、ちょっと垢ぬけた雰囲気。メインストリートは
な感じで、
欧米人が入りそうな雰囲気のお店が並んでいる。
パラソルのある出店で一休み。遠くには
と、日系企業のタンカー船が見える。
欧米の匂いのする街にきて、横文字の看板等を見ると別な意味でホッとする自分があるのも不思議なような。日本って、自分が思っている以上に欧米化した国なのよね。・・なんて今さらながら思ったりもした。
お土産街は香港の街中のものより少しだけおしゃれな雰囲気の欧米人が着そうな洋服を売っていたり、レース小物のお店などもありなかなか見ていて楽しい。
奥の方には、マックや香港有名ブランドなども入った立派な御土産店もあったり。
忘れてならないのが、このスターレーの地で復元された歴史的建物、美利樓(メイレイラウ)があることだ。
この建物はもともと植民地時セントラルに建てられ、軍営や政府のオフィスだったり、日本軍が司令部として接収していた時期もある建物らしい。
時代の流れで1982年には解体されたが、その時に石に番号をふって、香港島の山奥に人知れず保存されていたそうだ。それがココで蘇った。
私が行ったときは工事中だったが、歴史資料などを展示するコーナーもあり、他におしゃれな感じのレストランもあったりの建物だ。
ここで、カップルが結婚の記念撮影などもしていた。
お幸せに・・
こうして、香港、実質最後の日のお出かけは終了。あとは宿泊ホテルのレストランで最後の食事をとることに。その前に私はホテル近くで見つけた足のマッサージ店に行った。もしかするとセントラルやチムサァチョイの中心街より安いかも・・。
1時間少しほどで、1000円ほど。安いなぁ。日本だと足のマッサージでも3千円とかもっとする・・4千円とか・・。
今回はトライ出来なかったのだが、足にペディキュアをするように綺麗に爪を整え、マッサージやらかかとのケァなどもしてくれるコースもそう高くなかった・・。
今度行ったら手も足も身体もマッサージにトライしてみよう。
こうして最後は色々と注文してひたすら食べる(笑)ここのお店はミシュランでも何か賞をとったお店らしく、このメニューがそうだ・・とお店の人が自慢げに指差すので、注文。
ニンジンの甘みのあるムースと青菜のムースと卵の白身のムースと3重ムース。蒸し料理だが見た目にも美しい。味は薄味で日本の茶碗蒸しの味が少し変化したような感じだ。
他には冬瓜の煮物
など・・。最後だと思ってちょっと注文しすぎた(笑)ひたすら無言で食べた・・(笑)でもお野菜料理が多いのでなんとか完食
楽しかった旅行もこれでおしまい。部屋にもどり荷造りをする。明日の朝は早い。
旅行6日目。
眠い目をこすりながら冷蔵庫にストックしておいたパンを少したべ、街でみかけた果物屋さんで買った桃をむいて食べる。
今回も大きな買い物はしないで、ひさしぶりな香港を確認にきたような旅だった・・。
街は少し綺麗になってきていたが、中心街を離れると以前と同じ人々の生活も見られた。きっとこの街も変わっていくのだろうけど。
街が変わるように回りも自分もすこしずつ変わっていきながら時代は過ぎていくだな・・と思いながら、空港行きのバスに揺られる。
ホテルを出発した時は暗かったが、空港近くになると夜が明けて朝焼けが綺麗だ。バスが空港のあるランタオ島へと渡った。
以前旅行に行っていた前半の時期は街中に空港があって、到着の時や離陸の後は
街の車や建物がいっぱい見える景色が機内から見えたが、新空港が出来てからはそうでなくなったなぁ・・
などと以前の景色がちょっぴり懐かしかったり。時代の流れも色々と感じた旅だった。
なによりこうして、旅出来る色々な事に感謝。
日々の生き方をちょっぴり考えさせられた旅行でもあった。
2012香港旅行 空港行きのバスからの景色
香港の空港はホントに立派。
帰りの飛行機での食事(笑)
成田空港に着いたときに、いつも嬉しいことばがある。
おかえりなさい、とエスカレーターのところから見えるのだが、美しい日本語だと思った。ウエルカム・・ともちょっと違う。
おかえりなさい・・なんだよね。とそんな事を思いながら旅は終了。
長らくの旅日記
へのお付き合いどうもありがとうございました~